♪音の広場♪ サウンドジムあしかがはアマチュアプレイヤーのプラットホームです。

各楽器のスクール、貸スタジオ、コンサートホールの運営を通して、音楽を楽しむ方のための交流スペースとなってます。

ベストパフォーマンスのために・・・

2023年03月17日 19時50分59秒 | 生徒さんへのアドバイスから

こんなことはやっておきましょう。

1 チューニングをしましょう。

しっかり、確実にチューニングをしましょう。
注意すべきは、チューナーの周波数設定のA=440の確認です。
いくら針が真ん中にあっていてもダメです。
A=440が設定できてないと、いくら演奏で頑張っても周りと合いません。
つまり、演奏が成立しません・・・演奏する資格がないということです。
そのまま強引に演奏したら、これは、「失格」ものです。

チューナーは、たいがい、周波数設定ができるようになっています。
私たちの演奏では、A=440 つまり、ラ(A)の音は440Hzでチューニングされることが
ほとんどですので、チューナーを使う時の必須確認事項です。

クリップ式のチューナーでは、背面にいくつかのボタンスイッチがあり、
ついつい、感で押してしまい、周波数の変更ボタンを押してしまうことがあります。
来れには注意すべきです。

チューニングが合ってない場合は、「戦わずして負け」です。あしからず・・。

2 ウォーミングアップをしましょう。

チューニングが終わったら、ウォーミングアップをしましょう。
端的に言えば、自分の演奏曲を弾くことです。
BandSquareでは、客席で待つことになりますが、
エレキギターの生音ならその場で弾いていても演奏の妨げには
ならないと思います。ただ、アコースティックギターの場合は、
曲間で目立ってしまいます。また、エレキギターも曲に合わせて練習したいとか
アコギの方も本格的に練習したい場合は、スタジオをご利用ください。

ウォーミングアップをせずに、ステージに上がることは
体を温めずに、いきなり100m競争で激走するようなものです。
体にもよくないし、良い記録は望めません。

苦手部分の確認や曲進行の確認、そして大切なのは、
まず曲のスタート部分です。「左手はどこ、右手はどこ」です。
スタートアップで失敗しますと、モチベーションが下がりやすく、
そして、修正するのも一苦労。また、その尾をひいたまま最後まで行かなくてはなりませんので。

3 ステージにあがって・・・
いよいよ演奏です。
まず、一緒に演奏するメンバーにあいさつをすることです。
礼儀を立てることは、心のゆとりにもつながります。
それは、周囲への配慮であり、自分のわきまえを言葉にして表すことで、
緊張の中の自分をすこしでも冷静に、客観的にみてあげることにもつながるからです。

アンプへの接続、セッティングは、スタッフが手伝ってくれますが、
もし、ほかの場所で演奏する場合は、スタッフのサポートはないものと思っていて
ください。
ならば・・・ 「自分でやってみる」ということを行動に移していただいて
結構なのです。その結果を、スタッフに確認を求めることも大切です。
身勝手な動きとは誰も思いませんから、積極的に動いてみてください。

セッティングができたら、ギターの音を出してみましょう。
その時に、ギターのボリューム、トーンのつまみが全開になっている・・
つまり「10」になっていることも確認してください。
(あらかじめボリュームを抑えて始まる方もいますのでなにがなんでも10ではないですけど)

そして、その時に無造作に弦をかき鳴らすのではなく、
もちろん弾こうとする曲の「出だし」を弾くのです。

歌を歌う方は、マイクのセッティングにも注意してください。
高さを調節し、マイクの音がでているか、実際にマイクに向かって
「あああ」とか「テスト」とか・・・声を出してください。
モニター(足元の二つのスピーカー)から、ご自分の声が
聴こえてくることを確認します。もし出ていなかったら、
PAの方に(フロアで音響の調整をしているスタッフ)に、
モニターに返してもらえるように伝えてください。

そして、左手、右手のポジションを定め、
いつカウントが入ってもいいように待ち構えていてください。

そして演奏です。演奏中では、とにかくメンタル面が大切です。
練習したプレイを思いっきり演奏しましょう。
失敗しても止まらない、めげない・・・。

その時のために「失敗も演奏の一部」「人前で堂々と失敗してこそ立派な演奏」であることを
レッスンで培ってきたわけです。

演奏が終わったら、アンプの電源をオフにして、シールドを
抜きます。メンバーに挨拶をして客席へ戻ります。

お互いの演奏をリスペクトし合っていただきたいです。
拍手で結構です。もちろん、「良かったよ!!」の声掛けなどもいいですね。


アンプの使い方などは、以前も、別途スポット講座でフォローしてきましたので、
復活させたいと思います。

まだまだ、伝えたいことがありますが、まずは、このようなことを
ひとつでもいいですから実践に移してみてください。

BandSquareは、実践練習の場です。
経験ありきですね。





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