私の場合、基本は応用ありきで始まってますね。
スケール練習にしても、リズムトレーニングにしても、
それで物事が解決するわけではありません。
培った基本基礎をベースに、応用に移していくことが大切です。
むしろ、応用。・・つまり曲を弾いていて、どうしてもできない・・
そんなところから、「それ実は基本」に気付くことが多いようです。
左手のフィンガーフォーメーション・・・ 例えば、小指が使えてるか?・・とか
右手のピッキング・・・ ダウンアップが出来てるか?・・とか
無論、基本的なことなのに、あえて、基本を覆して弾かれてる場合もあります。
ただ、一元でそれだけを目標にしてしまっては、考察が浅いかな・・と。
Boowyのベースを良く弾きますが、Boowyの常松さんは、
スピーディーな曲も、ダウンピッキングだけで弾いているようです。
ダウンアップで弾けばもっとらくなのに・・・思ってました。
なのに、ルート弾きをダウンピッキングだけで攻めまくっています。
つまり、ダウンピッキングでなければ、出せないノリがあるのです。
ダウンアップよりダウンピッキングだけの場合の方が、
倍工程がかかるのです。 つまり、8ビートでも、16工程かかるのです。
そう・・ ダウン8回+音を出さないアップ8回なんです。
ロックンロールでよくみられるリフもですね。
弾き比べてみて、そのせわしさとゆったりさがはっきり出てきます。
ダウンストロークだけですと、「忙しい」のです。
その忙しさが前に突き進もうとする前ノリ感になります。
つまりノリが違うのです。
私は、どらも必要かと思います。
ピッキングはダウンとアップしかありません。
この順列で、方や「縦」方や「横」になるのです。
ぜひ、知っておきたいことですね。
ちょっと、基本と応用の話から逸れました。
基本は大切です。それと、応用ならではの訳ありの弾き方。
どちらも大切なことです。