♪音の広場♪ サウンドジムあしかがはアマチュアプレイヤーのプラットホームです。

各楽器のスクール、貸スタジオ、コンサートホールの運営を通して、音楽を楽しむ方のための交流スペースとなってます。

チューニングで気を付けること・・・

2021年04月05日 23時18分36秒 | 生徒さんへのアドバイスから

と・・・ 大前提のことです。

クリップチューナーは安価で、手軽にチューニングでき便利にグッズです。
ただし、このチューナーも使い方、または、チューニングそのものの
注意しなければならないことがあります。

1 ペグ・・糸巻を回す場合は、必ず巻き上げながら合わせることです。
 緩めながら合わせますと、ナット当接触部分にたわみができ、演奏中に
 それが緩んでチューニングが下がってしまうことがあるからです。

2 チューニングは1回あわせたのではだめです。6弦からあわせて、1弦まで
 合せ終わると6弦が下がっていることがあります。1本ずつ順次あわせて
 いきますので、ブリッジのバランスが動いていくためです。特に、ストラト
 キャスターでトレモロユニットがついているものなどは顕著です。
 となると、2回目で 修正、そして、3回目・・ 最低3回は必要ですね。

3 調音する音は1回のピッキングで十分です。矢継ぎ早に何度もピッキング
 する必要はありません。何度もピッキングしても機械も困ってしまうかもです。
 しっかり1回ピッキングして、反応しなかったらもう1回。そして、ピッキングの
 インパクト時よりも伸びる音の様子をチューナーの色表示なり、針なりで確認
 すべきです。 さらには、その状態のまま、ペグを回して、上がり下がりを
 みながら合わせるべきでしょう。ただ、ギターの調整やチューナーの感度により
 この時に、表示か消えてとまうこともあります。その時は再度ピッキングを
 してください。
  結構ここまでの動作は、とてもゆっくりです。あわててやっても良いことがない
 作業ですので。

4 私はペダル式。。つまり、エフェクタータイプのものを使っています。
 ライブやスタジオ練習では、他の楽器の音がなっていると、クリップ式では
 反応しない場合があります。ペダル式ならば、シールドを差し込んであり、
 ギターからの入力が間違いなく届き、外部にからの影響を受けないメリットが
 あります。ただし・・ あわてていてギターのボリュームを上げ忘れないように。

5 高性能、多機能なものほど、操作に戸惑うことがあります。HZピッチ設定に始まり
 メトロノームがついていたり、楽器の選択設定、さらには、半音~上げ下げの設定とか。
 よくあるのは、440HzつまりA=ラの設定が、ボタンが小さいうえに、それが裏側にあったり
 してボタンを押し間違って440になっていないことがあります。まずは、A-440Hzを確認しま
 しょう。そして、半音下げになっていると♭がひとつついていたりしますので、これも
 注意しましょう。
 わたしが特にウクレレの生徒さんにおすすめするのはこれです。とにかくシンプルです。
 つまり疑いもなく使いやすいです。機能はひとつ。



 


さて・・ サウンドジムのギター教室では、音感アップを目的に
講師と生徒さんは、音を出し合って音の比較を行いながらチューニングしております。
日頃からの音に慣れ親しむことが大切です。

ただし、チューナーも使いますよ。
こんな便利なものを利用しない手はありませんから・・・。
もちろんあくまでも音感アップのためにです。

 






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1976年 フェンダーUSA ムス... | トップ | 小林ピアノ教室さんのレッス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

生徒さんへのアドバイスから」カテゴリの最新記事