
ついついそこまで話してしまう・・・・
ショールームオープン2日目です。
お客様は数人・・・です。
でも、自らを駆り立てるためのものであり、
重い腰を上げるきっかけです。
そして、何よりも生徒さんのレッスンのため・・・・
あくまでもレッスンの延長上に寄与するものと考えていますので、
これからです。
さてさて・・・
エフェクターの試奏にお見えになって話をすすめて行くうちに、
モノを売ることとは矛先の違う説明になってしまいます。
料理で例えれば、材料がきちんと用意できていないのに
それに調味料を多量に加えてしまっては調味料の味だけになってしまうでしょう。
心配なのは、それで勘違いされてしまったら・・・・ 大変なことです。
生音がでていない・・・ 弾けていない・・・・ のに
それをエフェクターで補うことなんてできません。
これには充分注意していただく必要があります。
スポーツ同様、足腰づくりが大切なんですね。
だから基礎トレーニングは必要ですね。
レッスンでは、なるべく早めに曲の練習に入りますが、
できるだけ生音で・・・。
基礎体力づくりのつもりで曲を弾いてもらいます。
よって、アレンジもスコアどおりでないことも多いです。
さらに・・・
音は出ていても、弦を弾く強さでさらに「素材」の良し悪しが決まってきます。
必要な量だけ材料があっても、質の良くないもの、また、加工に耐えられない
ものであっては、またまた、調味料の餌食になってしまいます。
それには、生音で大きな音がだせるようになることです。
大きな音といっても、アンプのボリュームコントロールではありません。
(実はこれも認識違いの素です)
弦を弾くピッキングのことです。
できるだけ強いインパクトを作りだすことです。
蚊の鳴いたような生音に、どうやって太さや力強さを与えることができるでしょうか・・・。
そして、弱いピッキングでは持っているギターの良さが引き出せないですね。
「でも、強弱は必要?」
それは、強い音が出せる人が言えることです。
目盛りはありませんが、ボリューム10の人と5の人。
強弱だけで倍の違いが出てしまいます。
強いピッキングをすると間違えも増えます・・。
でも、そんな理由があるとすれば納得の行くところですね。
もちろん、必要な分だけの力でまとめることもできます。
ただし、そのレベルが違ってしまいます。半分も。
地力が大きい方がやはり何をやるにしても展開が望めます。
ただし、奏法によってはこの考え方は当てはまらないこともあります。
あしからず。
求めるギタースタイルにもよって・・・ということにもなりますね。
そんな話をしていると・・・・ 「もう少し基礎を作ってから」とエフェクターの
購入が後回しになることもあるかもしれません。
でも、そこは、これはこれ・・・ それはそれ・・・ と、
目的を分けた練習ができれば良いことなんです。
ショールームでは、ただモノを見せて買っていただくためのものではなく
その使い方、よもや、陥りやすい落とし穴についても説明したうえで、
ご購入を勧めております。
楽器屋さんの店頭より、ゆったりスペースですし、
遠慮なく試すこともできますので。
気ままにお立ち寄りいただいても結構ですが
音楽相談の場としてもゆっくり気軽にご利用いただけるのでは。
どうぞお待ちしています。
サウンドジム 森
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