
ギブソン・・・ 倒産。
フェンダーとの二大ブランド。
ブランド自体はなくなることはないとは思ってますが・・
再建・・するにしても、どのように・・。
記事ではもう一度出直し・・・。
債権者との支援合意もほぼとれているようなので。
とはいっても、結構な借金です。
ギター屋の世界ではとてつもない額じゃないでしょうか・・・。
老舗なんだから老舗らしいやり方はあるかと・・・。
ひとつ手を出して、それを借金で借金を・・・。
なんて・・・知ってるふりの私にはそのあたりよくわかりませんが・・。
ギブソンは憧れ・・・でした。
でした・・・ というのは、やっぱり最近の出来は良くない・・と、聞き及びます。
高価なエイジドを発表しても何人の人が買うのでしょうか・・・。
学生の分際では無理だけど、「就職したらがんがん買える!!」そんな希望を持たせて
くれていたのがギブソンとフェンダーです。
就職するにもそんな「希望」が叶う・・・ だから仕事も頑張れたのです。
(ところが、2本、3本・・と買っていくうちに、買えば気が済むみたいなことになってしまい
肝心な演奏力を高めることに希薄になってしまいした。よって、そのギブソン、フェンダーは
後々、手元から離れて行きます)
あの頃のギブソンは確かに良かった・・・というか、「ギブソン」でした。
変な話・・・ ギブソンを手にして、実は、その音を知らないのです。
もちろんプロが使っているから欲しいわけですが・・・
さて、私が弾いて同じ音がするでしょうか?。・・・答えは「否」です。
プロとは。設備も環境も違う・・・ なにしろ「腕前」が違うのです。
そんなところに気付くまでは、いろいろとエフェクターも買い漁りましたけど。
「所詮人が違うの・・・」って気付いた時に、モノへのこだわりはすべてなくなりました。
「1本のギターが攻略できない奴に2本目、3本目なんてありゃしない・・・」と。(笑)
手元に残ったその1本・・ フェンダージャパンのストラトは、いまだにフレットが磨り減ったまま
置いてあります。
ギブソン、フェンダーには威厳がありましたね。
「お前・・・ その腕で、よくも俺様を弾こうと思ったなぁ!!」と、弾くたびに
そう叱咤されていたような気がします。それは・・・ 結果になってしっかり
自分ん帰ってきてましたね。情けな~い音で。
ヘタもヘタなら・・・ なんとも頼りない音で。「これ?? ギターの音ですか?」みたいな。
ブッキングで一緒になったバンドのギタリストが同じギターを使っていて、
あまりにも音が違う・・・ エフェクターとか見せてもらおうと思って、
声をかけてみたら・・・
恥ずかしそうに逃げるもんだから・・・
追いかけて、必死で頼んでみました。
そしたら・・・ 「ギターとアンプ」だけだった。
いや・・・ 自分がとても恥ずかしくなりました。
その方、私のエフェクターを見て、とても、欲しそうにもしてましたけど。
ギブソン、フェンダー・・・ 実は、ギターの弾き方・・ 鳴らし方は、ギターが教えてくれたといっても
過言ではありません。
最近は、その音がわかってきたような気がしております。
私にとっては、いつまでも「威厳」のあるあこがれののあるギターを作ってほしいと思ってます。
ギター屋さんは、金のない者にとっての憧れのあるギターを作ってほしい。
そうしなければ、次の世代を担うギタリストが生まれてこないのでは。
それだけ歴史もなにも・・・ 力があるブランドのはずなんです。
でも、いまだに「人」と「モノ」への憧れはありますよ。
無論「買えば済む」ものだけではつまらないですけど。
サウンドジムショールーム
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