モキは舶来時計

業者同士でなんとなく住み分けが出来ている者同士がつるむといいますか、
やはり喧嘩しない程度の重複、１００％扱っている商品が同じということは
狭いこの世界でもまず有り得ないのであります。

私は基本的に国産時計を得意としません。
でも競り市場に出る時計はウブ出しが多く、そうするとほとんどが国産ですので
最近の私は市場で勢いが無いかもしれませんね。

しかし好みの舶来時計が出たら「ガッチガチ」に逝きますけど。。

国産の中でも好きなジャンルはあります。それは「戦後直後」以前のものです。
一部懐中時計と被るというのが大きな理由で、あとは「怪しいもの」が多いから。
舶来と国産が混ざったような時計もありますし、海外では評価か非常に高くても
国内では意外に数が多かったりするものもあります。

「怪しい」というのは「面白い」と「化けるかも」というニュアンスが混ざった
「褒め言葉」なのであります。
市場で隣のタコ姉さんに「これ怪しいよね」と言ったら

「そんなことないよ！！古いよ！！」と言われて釈明に困りましたが（笑）

今日ある方から「トーションのアレ売れました？？」と電話がありました。

「ハイッあれからすぐ売れてしまいました。」とお応えしました。

某々々ショップさんが欲しがったらしい。
最近あそこに来ないからですよ。

「あの値段だったら即買いですよ。」と社長さんに言われたそうだ。
いや、アレでも「よそゆき」の値段だったんですけど・・・・・

もし落胆でしたらご安心ください。まだまだ秘密兵器がございます。

ロバートレッドフォードかカートアングルか？？
これに食いつかなきゃ・・・・まあその程度と認識させて頂きます。
アっそれとも値段だけなのかな。