ホビに続きジンも。
しっかり見応えのある30分ものだった。
わたしはジンペンで、自称ジンの歌ペンで。そこは絶対に間違いないことで。
その上でたびたび書いてきたことなのだけど、一般的にジンの歌が上手いかどうかということについては何ともビミョー…となってしまう。
もちろん下手とは思っていない。当然。
ステージングも、正直もう少し垢抜けたやり方があるんじゃないかと、これもまた昔からちょいちょい思ってきたところで。歯痒く感じることもけっこうあった。スタッフ、マネージャー、もっとガッチリ見てあげてよとも思ったり、いやこれがジンのキャパなのかなとも思ったり。とくに歩き方。姿勢。さりげないものほどステージでは目立つのだから。
今回のタルソクツアーやビハインドを振りかえりながらわたしが感じたのは、どこまでも等身大(のよう)に見える親近感たっぷりのジンと、そこにすっかり安心して身を委ね笑ったり泣いたりするファン(アミ)という構図。
もちろんハッとする美しさに何度も慌てさせられるのだけど、当の本人はなぜこんなにウケるのか、恐らくわかってないだろうなぁ。そしてそんなところが良い
何より、ジン本人が「ジンでいること」を笑って楽しんで、面白がっているように感じる。だからわたし達も安心して大笑いできる。そして相変わらずの一生懸命に歌い上げる姿。垢抜けない、だけど飾りたてもしない真っ直ぐな歌。まさしく等身大。そこには相手(聴き手)を圧倒する何かはあまり無く思う。でもだからこその寄り添い感というのか、一体感というのか。ファンは躊躇なく自分の心情をそこに重ねられるんじゃなかろうか。
そうなると、上手いってナニ?となるのだ。
テクニック?余裕感?それが優れているからって、心に響くもの?違うと思う。
これについてはシンプルを好むわたし故の感覚かもしれない。
そしてどことなくギクシャクした動きも、もはやこれをひっくるめてのジンなのだ。
もしかしたらこれは計算や演出ではない、ジン自身から滲み出るもの…そう、どこかゲームのキャラ的な。自分のファンを相手にどこまで楽しめるか、楽しませられるかの飽くなき挑戦モノ。今回の大テーマではないか!そのためには滑稽さも厭わない。むしろまずは自分で笑ってしまう。
ポイントはファンの笑顔と歓声。
泣いても笑ってもタイムオーバーは確実に。
今となると、なんだかそんなふうに見えてくるのだ。
否定的なコメントも、わからなくもない。それぞれの感想だから。ただ、それをわざわざ本人の見える(であろう)ところに書き込む必要があるのか?そして間違いなくAbyssはジンの歌だ。グクの歌ではない。
他のアーティストが好きならそちらを聴いていればいいだろう。誰も、ジンの歌を勧めてはいない。
女・子どもの好きな音楽と屈強なオトコの好きな音楽に優劣はあるのか。時代錯誤も甚だしい。
どこの国の人か知らんけど

世界中の、これだけたくさんの人を楽しませ笑顔にしてしまえたジンを、こっ恥ずかしながら誇らしく思うよ。本当に。
すごいことだよ‼︎
そしてそれはもちろん、ジンのたくさんの努力の結果でもあるのだろう。
…とまぁ、ジンの輝かしい活躍が嬉しいのだけど、とうとう新聞にまで載ってしまった。HYBEの家宅捜索。
この件は以前からちらりちらりと眺めてはいた。
そして残念ながらやはり驚きはさほどない。
パン=BTSではあるだろうが、パン=HYBEとなるだろうか?今やそんなシンプルなものではないのでは?
株がどうとか、かなり前のニュースでジン含む何人かの名前が出されていたような気もする。
おかしなことにならないでおくれと祈るばかり。