いつも優しい笑顔
温かい表情で
語りかけてくる顔しか
浮かばない
大きな手のひらで
幼い頃から
頭を撫でてもらい
苦しく辛い時
何度も肩をさすり
背中に手をあてて
温めてくれた
大好きな父
ひょうきんで
明るく豪快に笑う声が
大好きで
いつも人を大切にして
人を愛して
たくさんの人に
愛されてきた父
昨日は父の三回忌
心の中で
いつも対話している父
姿は見えずとも
大きな愛をいつも感じる
今は光の世界で
解き放たれていることを
わかっているのに
命日が近づくと
ふとした瞬間
亡くなる直前の
辛い表情や
いろんなことを
思い出してしまう
でも
心の父は
若々しく
いつも笑っている
体を動かすことも
大好きで
太っているのに
運動神経抜群で
兄と本気でダッシュできるくらい
運動会のときは
いつも大注目^^;
大きなお腹で短足な
父がものすごい速さで
走り抜き
前の人を追い抜いて
ゴールするときは
大喝采^^
チャーミングで
愛らしい父
明るく軽やかな
一面の裏に
生きること
自分を生きるということ
自分~とは・・・
自分と深く向き合い
自問自答しながら
模索し続けて
哲学や宗教
いろんなことを学び
いつも謙虚に
いつも柔軟性をもって
人生を生き抜いてきた父
父が名づけてくれた
私の名前
私が生まれるだいぶ前に
決めていたそうで
揚子江の大河のごとく
スケールの大きな
子供になってほしい
この名前に
ふさわしい生き方は
まだまだできていない
でも
大好きな父が
送ってくれた
名づけてくれた
この名前を誇れるくらい
素敵な毎日を
精一杯
重ねていきたいです