4話の感想が書けてませんでした。
子供は自分で症状をうまく言えないから大変ですよね。夏美先生がうまく理解できなかった症状を湊先生がわかったのは、膨大な記憶から得られた知識と、観察からくるものかな~
湊先生が子供みたいだから・・というわけではないような(笑)
自分のことをわかってくれるというのは、子供からの信頼を得られますよね。
緊急搬送されてきた身元不明の少女。暴れていたけれど、後で身元がわかるけれど、何であんなに暴れたんだろう? 病院に来たことがわかるとお母さんに怒られるから、逃げようと思った?
橋口看護師でもダメで、湊が静かに静かに近寄って、目を見て話すことが苦手なはずの湊先生がじっと見つめると、おとなしくなって・・(その後のつかまえろ~は余計だわ)
感じるものがあったのか担当医を希望するけれど、高山先生は一蹴。でも、間宮科長は新堂に任せると・・
怪しんでる、高山先生(笑)
そう、湊に失敗させて、院長の失脚を狙ってる副院長の差し金。
高山先生、しっかり聞いてるけど、理事長も・・の言葉に心中穏やかじゃなくて、デートの約束を嘘言って断っちゃう。
この2人も、複雑ですね~ お互いの立場がわかるだけに、辛い。
少女の母親が現れて、身元がわかるけれど、自分が継母だから話さなくなったのではないかという話。そして、転院を言い出すと、湊先生が大胆な行動にでますが・・。
湊先生に暴力を振るわれたという母、院長も夏美先生も高山先生も、何かあると思ったでしょうけれど、湊先生が何も言わないので、謹慎処分に。
あかりちゃんのとあることについて、誰にも言わないでという約束を守ったからだけど・・。自閉症の人は、嘘をつくことができないというから、言い訳もできなかったんだろうけど・・。
そんな中、あかりちゃんがいなくなって、小児外科は大騒ぎ。湊先生にも連絡が行き、あかりちゃんと話したことを思い出して、公園で見つけるけれど、あかりちゃん、苦しみだして・・。
一方、病院では、あかりちゃんが継母に虐待されていたことがわかる。高山先生が発見!
あかりちゃんの緊急手術。湊先生が症状から処置方法までまくし立てたけれど、まあ、それは先生たちはわかっていることで・・。夏美先生は湊先生もオペ室に入れてほしいと高山先生に頼む。担当医である新堂先生が一番患者のことをわかっていると・・。いいとこつきます、夏美先生!
ちょっと考えて、高山先生、「早く着替えろ!」とひと言、カッコいい(笑)
手術中のあかりちゃんの異変に、新堂先生、抜群の記憶力と豊富な知識、観察力からの提言。高山先生はすぐに理解して、処置を。湊へ目で2度うなずいたのがいい。
人の提案を素直に受け入れて、即実行できるのは能力があって優秀な腕を持ち、且つフラットな考え方の持ち主である証拠。相変わらずオペ室内の湊先生を見ていると、実際の手術に参加するのは難しいと思えるけれど、その診断力はすごいものがある。
手術の様子と並行して、あかりちゃんのパパがあかりちゃんの日記を読む。
泣かせようとしている演出は好きじゃないけど、それでもうるうるっとくるのは、あかりちゃん役の子の演技のたまもの。
日記も、最初の頃の絵があって楽し気な声から、進むにつれて、絵もなくなり、声も元気がなくなっていく。
ママがなくなって、大変だったパパ。新しいママが来て、楽しそうなパパ。パパもあかりちゃんのためも思っての再婚だったんでしょうけど・・。
新しいママは、もともとそういう人で本性を隠していたのか、パパが出張ばかりで、不満が溜まっていったからなのかはわからないけど、次第に精神的に虐待していく。
全てを知ったパパがママをバッサリ切り捨てたのは簡単すぎる気もしたけれど、そこに踏み込んでいくと、あまりにも患者側のドラマになりすぎるし・・。
「痛い時は痛い、苦しい時は苦しいと言いましょう」という湊の言葉はあかりちゃんにしっかり届いて・・。あかりちゃんの本当の気持ちはパパにも届いて・・。
体も心も救われましたね。
夏美先生は高山先生に、立派な担当医ですねというけれど、無言で立ち去る高山先生。後ろ姿もカッコイイ~ でも、心中複雑かな・・
新堂先生の画像診断科への転科を考えていると夏美先生には告げますが・・
湊の「小児外科医になって子供を救いたい」という願いがなければ、一番向いている道でしょうけれど・・。画像診断科なら湊先生の能力を活かせるし、患者の命を救う第一歩にもなるし、様々な患者さんや家族と直接対応することもないし・・。夏美先生がずっとそばについているわけにもいかないし、患者やその家族は、考え方も性格も千差万別だものね。
何かトラブルを起こしたら、院長の責任問題になってしまうし・・。
やたら、懲罰委員会と責任が好きな病院だもの(笑)
このドラマ、原作をかなり踏襲している面があるので、並行してみていますが・・。この回の患者は叔母に虐待されて犬と一緒に育てられた少女。だから言葉は話せないし、周りの人間に攻撃的。湊は動物の言葉がわかるので、彼女はおとなしくなる。
この設定はちょっとありえない感じだから、日本版みたいなストーリーになっているのはよかったと思います。
この先は、原作の話(役名が覚えられないので、日本版の役名で)
少女の病室のカギをかけ忘れたという濡れ衣を着せられて、そのせいで少女が暴れて、他の子もけがをし、少女の病状も悪化したので、湊は鍵はかけたと言いますが、謹慎処分に。少女のオペには絡んできません。
院長先生は湊は嘘をつくことができないと。自閉症の子に、生きていくために嘘をつくことを教えることもあるけれど、湊には身につかなかった。彼は物の善悪など生きていくうえで必要なことはすべて暗記で覚えたので、理不尽なことは理解できないというのが印象的でした。院長先生も高山先生も夏美先生も彼が嘘をついていないとは思っていても、それが証明できなくて・・。信じてもらえないと思った湊は悔しそうでした。結局、その無実は晴れるのですが・・。少女は湊には心を開いていきます。
原作、日本版それぞれいいところがあるので、どちらがどうとかはないけれど、そのまま出さなくても、こういう設定的なものを踏まえて作られているのかもしれませんね。