癌患者さんの合唱団の人に出会った。
彼らにできて私にできないこと。
手をたたきながら歌うことさ、ふっ。
上も下もないんだけど、ああっできないってどうしても思う。
今もなお。
18年選手であっても。
激しく発症していたころ、
ツレはまだがんがんピアノの練習をしていたが、
それは私にはものすごーーーく苦痛だった。
今はなんとか平気なのは
治療が安定し
手術3回ののち、
(2年越しくらいだったかしら、あら、忘れ始めてる( ;∀;))
鍵盤に触れても、手の痛みが減ったころからだろうか。
仕方ない。
ピアニストと思われちゃったこともあるし
(それは声楽家としてはどうよ、という話はおいといて)
たまにはショパンやバッハを弾きたいとは思うけれど、
年取ることは幸いなるかな、
他の楽しみもみつけたし、
以前ほど
苦しくはない。