遠きを知りて近きを知らず
とおきを しりて ちかきを しらず
他人のことは、よく分かるけれど、
自分のことについては、わからない、
ということ。
また、大きな物事にはりっぱな見識を
もっているが、身近な物事にはうといこと。
自分自身を冷静に判断するのは
かなり難しいことと思います。
ですから、自分のことより他人のことのほうが、比較的おちついた心で観察することができるので
他人のことが、 よくわかっている、ということではないかと思います。
類語
灯台もと暗し
中国古典の淮南子(えなんじ)。