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「多文化共生実現へ向けたシンポジウム」

またまたシンポジウムのお知らせです。
今週の土曜日に開催されます。

私が特に関心があるのは、北米アフリカ文化連合のヴォ-フィ・ジャバテ氏。彼はリベリア出身で、現在はアメリカ在住。国籍を越えたアフリカンのコミュニティの形成をアメリカで実現させたという。私たちはアフリカをあたかも一つの国かのように認識しがちだが、決してそうではない。日本においてもそうだが、カメルーンであればカメルーン人の、ナイジェリアであればナイジェリア人のコミュニティが独立して存在していて、それらが国境を越えてアフリカンのコミュニティとして融合することは今まではなかったのではないかと思う。そういった意味で、アフリカンのコミュニティ形成を実現させたジャバテ氏の経験をぜひ聞いてみたいと思っている。またこれは私の勝手な想像だが、アメリカの黒人社会は複雑そうに思う。奴隷として連れて来られたアフリカンの子孫たちと、現在移住してくるニューカマーのアフリカンたちは、同じアフリカにルーツを持つ黒人であるわけだが、その性質は全く違うように思うからだ。そのあたりのこともうかがってみたいと思っている。


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新宿区には2万人以上の外国人(出身国は世界100ヶ国以上)が区民として暮らしています。その数は、全区民の1割以上にのぼり、新宿は世界の縮図ともいえる多様な人によって構成されています。
また、新宿は、外国人が多く住み暮らすことを区の特徴として積極的にとらえ、国籍や民族等の異なる人々が互いの文化的違いを認め、理解し合い、共に生きていく多文化共生の街づくりを推進しています。

その新宿で、このたび国際シンポジウムを開催することになりました。多様な世界の住民を受け入れているアメリカよりゲストを迎えます。今後の多文化共生社会の構築に向けて区民側から提案、発信をし、協働へ向けたきっかけを作る機会としたいと思いますので、ふるってお申込ください。また、新宿区民以外の方もぜひご参加ください。


■日 時:2007年10月20日(土)13:30開場/14:00~16:30
■場 所:住友スカイルーム47階 第5会議室(東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル)
■交 通:JR線他「新宿」駅「西口」徒歩8分、大江戸線「都庁前」駅「A6出口」直上、丸ノ内線「西新宿」駅徒歩3分、お車での来場:首都速4号線「新宿ランプ」より3分

■参加費:無料
■定 員:100名
■お申込:件名に「シンポジウム参加希望」、本文に1) お名前、2)ご連絡先(電話番号およびメールアドレス)、3) ご所属先(任意)を明記の上、下記Emailまでお申込み下さい。
■締 切:10月19日(金)
■お問合:特定非営利活動法人難民支援協会 石川、中島
      TEL: 03-5379-6001 FAX: 03-5379-6002 Email: usjpnsympo@gmail.com

■プログラム(予定) *同時通訳つき*
(1)基調講演:
  ・マーティン・フォード氏
  (米国メリーランド州人材開発局新規米国到着者プログラム責任者)
(2)パネルディスカッション:
  題目:パネリストの現場活動紹介、多文化共生実践の実現
  ・ヴォ-フィ・ジャバテ氏(北米アフリカ文化連合)
  ・ジャナ・メイソン氏(NGO国際救援委員会)
  ・石川えり(NGO難民支援協会)
  ・土谷竜太氏 (新宿区地域文化部文化国際課)
  ・モデレーター:ティン・ウィン氏(在日難民)
  
■主 催:特定非営利活動法人難民支援協会
■協 力:国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所(申請中)
■助 成:国際交流基金日米センター、新宿区、米国大使館
■事務局:特定非営利活動法人 難民支援協会(担当:石川・中島)
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-7-2第二鹿倉ビル4階
Tel:03-5379-6001、Fax:03-5379-6002



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銀行被害の実態を私たちはもっと知るべきだと思う

私の今年のキーワードはjusticeであると何回か書いたと思う。私とCは、とある問題を抱え、というか被害を受け、闘っている。35年も生きていると、想定外の問題が降り掛かってくるものなのか。今現在、私とCだけでなく、私の大切な友たち、しかも本当に大切な、人生の半分以上を近しく生きてきた親友たちも、それぞれ問題を抱え、というか被害を受け、それぞれ立ち向かっている。争点は全く異なるが、根底に流れる共通項はjusticeをめぐる闘いであると勝手に思っている。だから、私の今年のキーワードはjusticeなのだ。

今日は、そのうちの一人を含むご家族が抱えている問題を、ぜひ知っていただきたい。
銀行被害である。
この問題を広く訴えるべく、ご家族の一人が、ウェブサイトを立ち上げられた。


みずほ銀行被害者の会
http://ginkouhigai.com/


私の友人家族は、バブル期に、相続税対策を理由に、銀行から融資を提案された。しかし、バブルが崩壊し、土地の価格が下落したため、自宅の評価が借り入れ分を下回っているとの理由で追加担保を要求され、最終的には、今、ご自宅が競売にかかっている。このまま競売が強行されれば、来年初めには、ご家族は自宅から追い出されることとなる。もとは相続税対策のためであったわけだが、90歳のおばあさまは今もご存命である。

代々受け継がれてきた、しかも今実際にご家族が住んでいる自宅を追い出されるという、justiceをめぐる闘いなどというきれいごとでは済まされない、現実的な切迫した問題であるわけだが、これにはあらゆる不当が凝縮されている。

*法体系の問題:消費者契約法や金融商品取引法、貸金業規制法では完全な違法行為でありながら、銀行法は顧客に非常に不利である。
*司法の問題:銀行を相手に訴訟しても勝ち目がない。司法は銀行だけでなく大企業に対して正当な審判を下しているのか。
*企業モラルの問題:今回の場合、最初に融資を持ちかけてきたのはご両親の友人である。銀行本来の社会的意義とは、もしそれが今の銀行にもあるとすれば、何なのか。
*銀行を取り巻く政治の問題:巨額の税金を投入して生き残らせ、現在は利益を上げているにも関わらず税金を納めていない。にも関わらず、個人に対しては強硬な取り立てを行う、この矛盾がまかりとおるのはなぜなのか。

銀行による執拗な融資については、もちろん報道では知ってはいたが、自分のこんなに近くで起こっていたことに本当にショックを受けている。
ご自宅がなくなってしまうかもしれないことと同時に、銀行という、司法や行政やあらゆるものから保護されてしまっている大企業を相手に闘わなければならないことは、ご家族にどれほどの精神的苦痛を強いるものか。想像するだけで、心が痛む。
私も幾度となく訪れたあのおうちがなくなってしまうなんて、見過ごすことができるわけがない。
まずはご家族が作られたウェブサイト(http://ginkouhigai.com)を読んで、この問題に関心を払っていただければと思う。私も、本当に微力ではあるが、出来る限りの応援をさせていただきます。


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グローバルフェスタ2007

今週末、毎年恒例のグローバルフェスタが行われます。

http://www.gfjapan.com/2007/index.html

アフリカからやってきた究極の国際交流グループAfrican Expressとはナニ?荒井健太郎くんって一体だれ?そして、前から思っていたのだが紺野美沙子がUNDP親善大使なのはなぜ?というところが気になりますが、SAKURAのライブが観たいです。

3連休中ですが、ご興味のある方はぜひぜひ。私は土曜日に行こうかなあと思っております。

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アフリカ人の声を聞け!

タイミングよく、TICAD市民社会フォーラム事務局よりこんなお知らせが来ました。
友人、パートナーなどなどのアフリカンの方にぜひお伝え下さい!



□■アフリカ2008キャンペーン??????■□□
「アフリカ人の声」を募集
???????????????????????

2008年に開催されるTICAD IV(第4回アフリカ開発会議)と
G8サミットを前に、日本でアフリカへの関心を高め、
がんばるアフリカの人々の姿や声を日本の皆さんに
紹介するために、アフリカ2008キャンペーンは開始されました。

今回はアフリカ2008キャンペーンのキャッチコピー
「アフリカ人の声を聞け」にあわせてアフリカの人たちの
声を集めることになりました。

日々の生活の楽しみや苦しみ、世界や日本に訴えたいこと、
いま頑張っていること、なんでも構いません。

アフリカにこの夏出かけられる方、アフリカからの友人がいる方、
ぜひ日本で披露したいメッセージを集めてください!

メッセージは、Voicesとして、キャンペーンのブログで紹介するほか、
キャンペーンのパンフレットなどの広報ツールでも使用されます。
上記の点を了承の上で、以下のフォームに必要事項をご記入の上、
campaign@ticad-csf.net (担当:原)まで送付してください。

(送信フォーム)::::::::::::::::::::::::::::::::::::
*掲載して差し支えない範囲の情報で結構です。
*できる限り、ご本人のアップの顔写真も送付ください。
[お名前]

[出身国]

[職業]

[年齢]

[メッセージ]

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

[締め切り]
2007年8月31日(金)

[問い合わせ] アフリカ2008キャンペーン事務局(担当:原・長島)
E-MAIL: campaign@ticad-csf.net
URL : http://www.africa2008.jp
*案内文はhttp://www.africa2008.jp/voice.pdfでみることができます。
*過去のvoiceはhttp://voicefromafrica.blog.shinobi.jp/から
みることができます。



==================================================
Africa2008Campaign: Voice from the African People
==================================================

The 4th Tokyo International Conference on African
Development (TICAD IV) is to be held in Japan in 2008.
To mark the coming year as the directive year to support
"Africans fighting for better world", TICAD Civil Society
Forum (TCSF) is launching "Africa 2008 Campaign".

This time Africa 2008 Campaign starts collectiong
"Voices" from the African people.
The voices will be shared with Japanese people.

Please send us your voice together with information
including your name, country, and occupation.

Your "voice" could be your appeal towards Japan/World; what you
struggle with in daily life; and your wish.

*Please note your photos and message will use for the Campaign's
PR materials.
If you do not want to mention some of the information below,
you can skip it or use your nickname.

::::::::::::::::::Form::::::::::::::::::::
*Please send us your photo if possible.
[Name]

[Country]

[Occupation]

[Age]

[Your voice]

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

[Deadline]
August 31, 2007 (Fri.)

[Contact] Africa 2008 Campaign Office (Ms. Hara & Ms. Nagashima)
E-MAIL: campaign@ticad-csf.net
URL : http://www.africa2008.jp
* As for detail, please go to http://www.africa2008.jp/voice.pdf
* You can see the voices from http://voicefromafrica.blog.shinobi.jp/





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TICADつながりで

昨日のつづき。

そもそもTICAD(アフリカ開発会議)とは、Tokyo International Conference on African Developmentの略であり、日本が国連(UNDP、OSAA)、アフリカのためのグローバル連合(GCA)および世界銀行との共催で開催する、アフリカの開発をテーマとする国際会議。1993年に第1回目が行われ、来年が4回目となる。

で、2003年のTICAD Ⅲをきっかけに創設されたTICAD市民フォーラムという団体があるのですが、来年のTICAD Ⅳ向けてキャンペーンが立ち上がっています。

その名も


↑click here


アフリカ2008キャンペーン


来年に向けて色々なイベントを企画中のようです。

詳しくはこちらをclick↓

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原爆の日

高校で行った広島の旅で、韓国人犠牲者の慰霊碑が平和記念公園の中にないという事実を知ったとき、非常に衝撃を受けた。「平和都市」であるはずの広島で許されることなのかと。なぜ犠牲となった朝鮮の人々が広島にいたのかと。何も好き好んで日本に来たわけではないと。(と怒りつつも、一番楽しみにしていたのは本場の広島のお好み焼きを食すことだったかもしれません。すみません。)
原爆の日が訪れるたびに、このことを思い出したりしていた。
そうだ、ブログに書こうと思い調べてみたところ、1999年にはれて平和記念公園内に移設されたらしい。しかし、もともと記念碑が建てられていた場所も、(私の記憶だとこんなところになぜ?といった感じの場所だったのですが)朝鮮王家の一族で軍人として広島に赴任していた李殿下が原爆被災後に一時避難していたとされていた場所らしく、それはそれで議論があったらしい。
さらに、今の記念碑は韓国人(に、戦後、国籍を変えた人)のものであり、北朝鮮籍の犠牲者の記念碑がないため、広島市は公園内に南北統一碑の建立を提案したようだが、いまだ実現されていないらしい。

しかし、今日も暑い。
広島も暑いんだろうなあ。
62年前の今日も暑かったんだろうなあ。
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『切除されて』女子性器切除について考える

切除されて

ヴィレッジブックス

click here


7歳で性器切除され、13歳で強制結婚させられ、16歳から毎年のように5人の子どもを出産した、本書の著者であるキャディさんが自らの半生を書かれた。この表紙の写真の少女は、性器切除された直後の彼女自身である。
現在、キャディさんは、La Palabreという、女性や子どもの権利保護を目的とした団体のヨーロッパ代表として、女子性器切除や強制結婚の廃絶や女性への教育に第一線で携わっておられる。

内容は、それはそれは想像を絶する衝撃的なもので、ぜひ読んでいただきたいという言葉に尽きる。
アフリカを支援する人々の間でも、文化や慣習の継承をすべきであるという立場から、女子性器切除を容認する人々もいるようだが、物心つかない少女のうちに行い、これによって命を落とす危険性もあり、命を落とさずとも肉体的・精神的苦痛を一生強るようなものを「文化」とか「慣習」と言えるのだろうかと思う。
私が会ったことのある、とある国(アフリカではない)の家族には10人の子どもがいた。私よりもしかしたら年下かもしれない妻は、おそらく10代後半から毎年のように子どもを産んでいたのだろう。しばらくして、11人目の子どもを妊娠したという話を聞いた。そして、夫が「もう子どもは欲しくなかったんだけどね」と言っていたとも。避妊をしないのが宗教上の問題なのか何かはわからないが、少なくとも女性には避妊という選択肢があることも知らず、もし知っていたとしても選択する権利がない。
女子性器切除にしてもそうだが、女性の権利を考える上では、reproductive healthの問題は非常に重要だと改めて思う。

ちなみにカメルーンでは北部の一部では行われていて、法規制はされていないのではないかとのこと。ただ、法で規制したところでその効力がどれほどのものかは甚だ疑問。カメルーンの都市部でも、首長制や伝統的な価値観は、法や行政を超えた存在として人々が尊重していた。それよりも、当事者である女性たちが無知から解放されることの方が重要なのではないかと思う。

女子性器切除については、日本でも活動している人々がいます。

FGM廃絶を支援する女たちの会 (FGM=female genital mutilation)

ご関心のある方はぜひ。

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ダルビッシュ有 初の1安打完封

プロ野球と言えば王貞治。
私は小さい頃から王貞治が好きだ。
王監督が日本の監督だったから、なんとかかんとかという国対抗の試合でも日本を応援したけれど、王監督が球界を去ってしまったら、日本の野球などどうでもよくなる。

と思っていた。

ところが、王監督ほどではないけれど、応援したいと思う人ができた。

それがダルビッシュ有。

気になった理由は、正直に申し上げると、イラン人と日本人のハーフ(ダブルと言った方がよいのか)だから。
アメリカ人とかフランス人だったら全くささらなかっただろうが、イラン人であるところに、なに~~~?と思ったのだ。
イラン人は、在日外国人の中ではマイノリティとは言えないかもしれないが、在日イラン人の話題は、例えばオーバーステイだった家族のうち子ども一人にだけ在留資格が認められ、両親含む他の家族は強制送還とか、ドラッグにまつわることとか、あまり明るいニュースがない中、未成年の喫煙とかやっちゃったけど、大活躍しているではないですか!

また、彼はダルビッシュ有水基金という基金を持っており、公式戦で1勝するごとに10万円をその基金に寄付し、水不足で困っている途上国に、井戸掘り、くみ上げポンプの設置等々に資金援助を行っているのだ。

素晴らしい。


さらに、最近、北海道日本ハムファイターズにも注目している。
今年のドラフトで、英国生まれで英国人の父を持つ選手を狙っていたり、他にも日ハムには台湾人留学生だった選手やインド人の父を持つ選手がいたりと国際色豊かなのである。

がんばれ、日ハム!がんばれ、ダルビッシュー!

PS:ダルビッシュはavexがプロモーターであるため、彼のウェブサイトに行くと、avex所属とおぼしきへんてこりんなR&Bが流れてくる・・・。公式入場ソングだそうです。仕方ないか。
そして今考えてみると、王監督も純ジャパではない。やはり私は子どもの頃からそういう嗜好だったのかとか思う。






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1L for 10L。volvicを飲みましょう。ミネラルウォーターはやっぱりvolvicです。

volvicがユニセフのこんな活動をサポートしています。

http://www.volvic.co.jp/1Lfor10L/

この1L for 10Lプログラムは、2005年にドイツで始まり、昨年はフランス、そして今年は日本。

支援国は、それぞれ、エチオピア、ニジェール、そして今回はマリです。

こうして毎年1国ずつ増えていくといいなあ。

んで、このサイトの写真を見ているとアフリカに行きたくなるなあああああ。

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