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悶茶流的同性愛小説

小説を書く練習のためのブログ。

孤独の先に

2010年10月26日 | 日記
アクセスカウンターが回ってるということは、めっきり更新が滞ってるこのブログにも、
まだ足を運んでくれてる方がいるんですね。ありがとうございます。
今いろいろと生活が立て込んでて、もう少し落ち着かないと続きが書けそうにないんです。
僭越な言い方になってしまいますが、気長に待ってくださるとありがたいです。

それだけじゃなくて、今、精神的にもかなりまいってて、しばらくは抜け殻状態が続くんじゃないかなって思ってます。
でも絶対信じたい。失くしたものが大きければ大きいほど、次に得るものは馬鹿デカくなるんだと。
今がこんなに辛くて寂しいなら、次は信じられないくらいのでっかい幸福感が来るはずだと。

わたしはもう、自分の為に生きることはまったく不可能になりました。
だから、ほんの小さな親切でもいいし、大きな親切をくれた人には人生丸ごとかけて恩返しする。
その為だけに生きていこうと思います。
自分のためには無理でも、彼らのためなら努力できる。



この間、女の子の友達と一緒に中山美穂主演の「サヨナライツカ」って映画を観たんです。
映画そのものは退屈だったんですが、この映画の中に、

「人は死ぬとき、愛されたことを思い出すのか、愛したことを思い出すのか」

というセリフがあるんです。
わたしは友達に言いました。

「自分はきっと愛したことを思い出すと思う。だって今まで誰からも愛されたことないから」

半分冗談、半分本気で言ったわたしに対して、彼女は言いました。

「それはモンちゃん言いすぎだよ。今まで誰からも愛されたことがないって、そんなわけない。
それは今までモンちゃんのことを大切に思ってくれた人達に失礼だよ。あたしも偉そうなこと言えないけどさぁ」



決して多くはないけど、何人かの顔がわたしの頭に浮かんでいます。
彼らのために頑張ろう。彼らのために頑張ることが、いつか自分の幸せに繋がるなら、
この孤独の先にも明るい未来を感じられそうです。