カネゴン

管理人カネゴンの画力向上を目的とするブログ

「ジャンプにマンガを持ち込もう」 持ち込んできました

2009-06-26 23:34:45 | Weblog
全然まったくダメでした・・・・

集英社について、ブースで待ってると編集の方がやってきて見てもらいました。

編「まず・・これ何でみんな基準枠の中に収めて描いてんの?」
 
 「え・・・印刷に入らないと困るから・・・です。」

編「うん、昔のマンガはさ、まあ基準枠に収めて描くのが多かったんだけどさ、今は表現が多様になってるから・・・もっとメリハリつけて描かないと・・・」
 
 「で・・鎧について描いてんだけどさーー  こういうのって・・ロボットとかもそうなんだけど、もっとカッコよく描かないとさーーダメだよー こういうのが かっこ悪いとさーもうそれだけでさーー・・・うん・・・・」
「こういうのがかっこ悪いと、マンガの中のキャラがいくら褒めてもさ、読者は「は、何言ってんの?」ってなっちゃうの、マンガの中と読者の感じ方にズレが出て来るんだよ」

「で、後さ・・キャラクターが変わりすぎなんだよね・・・」

 「コマごとにって事ですか?」

編 「いや、そうじゃなくて全体を通して。 この主人公さ、最初は像の前でメソメソしてんのにさ、大会になったら急に余裕になってるじゃ
ん。 それに万年2位と言われてんのに、像を見たとたんウロコのアイディア思いついて勝ってるじゃん。 こんなに簡単に勝てるんだったら、なんで今まで万年2位だったんだって事になるじゃん。例えばさ、ライバルの家に行って、勝つための方法を探すとかさ、このおじいちゃんがなんか言うとかさ。」

 「あとこのライバルもそうだよ、最初は「仲良くなろうよ」とか余裕ぶってるのにさ、大会になったら急に必死になってるじゃん。 要するに、キャラクターがなんで変わったのかって部分を全然描いてないから、いきなり性格が変わったみたいになるんだよ」

俺「次のマンガ、もろにロボットが出てくるやつ描こうと思ってたんで・・」
編「まあ、ロボットだと感情移入が難しいんだよね」
俺「いや、主人公はロボットじゃないんですけど・・」
編「けど、ロボットに乗るんでしょ?」
 「敵がロボットなんです」
 「じゃ、なおさらカッコよく描かないと・・・」

俺「あの、やっぱり画面、白過ぎですか?」
編 「いや、白いとか、白くないとかじゃなくてさ・・・・まあ、絵もあんまり上手くないし・・・・」
俺「・・・」
編「けどね、絵上手くなくてもいいんだよ。 君にいいたいのはさ、どういう材料で出来てるのかちゃんと描くって事だね」
 「例えばさ、この鎧、何で出来てるわけ?」
俺「鉄・・・ですね」
編「けどさ、全然そういう風に見えない。この街並みとかもそうだよ。そういう所だね・・・」
  「あと、もっとさ、どこから光が来てるのかって事を意識するとかさ。」

俺「あの、普通の人ってやっぱり3ヶ月に1回くらいで持ち込むもんなんですか?」
編「人によるよね、早い人は数週間に1回とか、やる気のない人は半年に1回とかね」

俺「あの、このマンガ、「最終候補まであと1歩」とかにも・・・・」
編「いやダメ!!  もう全ッ然ダメだね!!」

編「という事でこの原稿は返します。それじゃ」


ううー・・・本当に自分が下の下のレベルだって事を思い知りました・・・ 恥ずかしいです・・・
次回作のロボットものについても否定されちゃったし・・・うーーんどうしよう・・・



トランスフォーマーリベンジ感想

2009-06-21 22:25:11 | Weblog
凄かったー
一番びっくりしたのが最後に主役機が仲間と合体する所
このブログで1の感想を、最後に主役がパワーアップして倒せば良かったとか書いていたと思うんですが、2ではまさにその通りになってて嬉しかったです。
ホントにグレンラガンみたいな展開でしたよ。 飛行機の仲間が瀕死になって、自分の命を犠牲にして主役機と合体するんですけど、マジでかっこよかったです。

「ワシは今まで何一つ役に立つ事をしてこなかった・・オプティマス!!
 ワシのアフターバーナーを受け取れぇーーー!!!」

 カシャン  カシンッ  ガキーーーン!!! 

 (背中に羽が生えて超かっこよくなる)

この時の合体シーンがかなり日本のロボットアニメの文法に近くて感動しました
合体し終わった後にちゃんとかっこいいポーズで見栄を切るんですよ。
ただ、合体した後は普通に取っ組み合いでラスボス倒しちゃうんですよ。すっごくあっさり、「え、今ので倒したの?」みたいな感じで。そこは必殺技っぽいもので倒して欲しかったー  
なんか合体シーンの事しか書いてないですけど、それくらいハリウッドがアニメっぽい演出をした衝撃が凄かったです。