カネゴン

管理人カネゴンの画力向上を目的とするブログ

電脳コイル 22話感想

2007-10-29 22:51:14 | 電脳コイル
このシーンは窓からの光と暗い部屋のコントラストで異様にエロイ雰囲気が漂ってました。

やっとヤサコとイサコのまともな会話が出てきました。こういうキャラクターの思っている事をお互いに言い合うシーンって、素直に感動しますね。
ヤサコが初めてあだ名どうりの優しい行動をとっていて良かったです。

電脳空間で生まれた生命が権利を主張するという、これまた攻殻機動隊を思い起こさせる展開になりました。
誰でも思いつく安易な予想かもしれませんが、予想してみます。イリーガルに触られた時の、壊れた自転車の記憶がヤサコのものなら、小さい時に事故に合ったヤサコは、脳死状態になり、おじじがミチコを魂として入れたというのはどうでしょうか。これだと、噂での「私に与えられた最初の体は、魂のない空っぽの器だったそうです」の所はミチコ自身の事となり、辻褄も合うんじゃないでしょうか。けど、そんな大事故にあったにしては、家族にそんな素振りはないし、こんな悲しい展開にはしないと思いますし、違うかなあーー。

作画面では、今まで全く崩れなかった電脳コイルにしては、ちょっと修正が間に合ってなかった感じがしましたね。それでも毎回、毎回凄く良く動いていて感心します。イサコの泣く所の、あの泣く寸前に呼吸が乱れる感じの動きも凄い良かったですし、おじじの部屋から出て行く時のイサコの走りも良かったです。

来週、また総集編になりましたが、僕としては「良かった、これで作画の時間が稼げる」という感じですね。本当に次回が楽しみです。

ナルト感想 仙人モード自来也

2007-10-25 19:41:26 | ジャンプ、ナルト感想
仙人モードとは・・・・大したネーミングセンスだ・・・

けど、このちょっとかっこ悪い感じが、NARUTOっぽくて僕は好きです。
あのカメレオン以外にも、いっぱい口寄せ動物が出てきました。
ペインの動物はどれもみんな西洋の怪物っぽいですね。
あの土壇場でパワーアップする展開が、いつものNARUTOにはない演出だなと感じました。なんかBLEACHっぽい。肩にカエルがくっついているだけなんですが、負けると思っていた自来也がいきなり超パワーアップしたせいか、かなりカッコよく見えました。この仙人モードは、ボツになった自来也の初期デザインらしいですよ。


ハンター感想

ピトーが野生の勘で、会長達の接近を感知するのはやめて欲しかったです。
ヒソカもバレーボールの後で、絶を使っていたカルトを見つけていましたが、僕にはご都合主義的な展開に見えます。こういう事をやっていると、強敵に絶を使って隠れていても、「はいはい、どうせ見つかるんだろ」みたいに思ってしまいます。
そして、会長が呼んだもう一人はゼノでした。そういえば、ゼノはオーラの龍の技使ってましたね。先週の時点で気付くべきでした。ゼノの円が300mなのに対してピトーの円が3kmだったので、「ピトー強ええええーーー!!」と思っていましたが、シャウアプフの円も範囲はそんなに大した事なかったので、円の大きさと強さにはそんなに相関関係がない事が解りました。なのでピトーの登場シーンの時ほどそんなにピトーが強く見えなくなりました。結構良い勝負になるかもしれませんね。


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電脳コイル 21話感想

2007-10-22 22:48:08 | 電脳コイル
イサコがかわいそうでしょうがなかったです。
今までああいう性格だったのが、いきなりああいう不幸のどん底に落ちるのを見ると、凄く愛おしいと思っちゃいます。
ヤサコにはあの黒板の文字を消して欲しかったです。私はあなたの味方よ!!みたいな展開になって、イサコと友達になる展開がよかった!!
ヤサコの金沢での過去が、親友に対するいじめを黙認していた事であるなら、おそらく今回のイサコとの対比で、ヤサコの精神の成長を描いていくんでしょうか。
 前回、ハラケンを助けるために、扉の中に自分の意思で入り、ハラケンを助けて告白した事は、やっとヤサコが自分の意思で行動した数少ない出来事でした。あれみたいに、もっと自分の意見とか主張とかを出して、主人公らしい事をやってほしいです。
 今回は攻殻機動隊のゴミ収集車のおじさんの話を思い浮かべずにはいられませんでした。磯さんはそこら辺をどういう風に考えてこの脚本を書いたのか知りたいです。かぶってもいいからどうしても書きたいと思ったんでしょうか。なんか否定的な言い方ですが、病室のあたりのくだりは、凄く面白かったですよ。
今回は、絶望の底に落ちるイサコが凄く魅力的に見えたのが印象的でした。
 いろんな方のサイトで、電脳コイルの制作状況がかなり修羅場になっているような事が書かれていますが、なんとか最終回まで持ちこたえて、最終回では伝説になるような原画陣が来る事を期待しています。

ナルト 「神への成長!!」 感想 

2007-10-16 20:02:55 | ジャンプ、ナルト感想
ジャンプの表紙に自来也がいて、「ああー今週で死ぬのかー」と思ったらまだでした。ペインの演説はなんというか、間が抜けててなんだかなーと感じました。
一番最初のツンツン頭の体が、弥彦のものなのかと思っていましたが、ペインの反応からして違うみたいですね。
そして、ペインの口寄せでカメレオンが出てきましたが、ラスボスクラスの敵の口寄せがカメレオンっていうのも、なんかかっこ悪いなーと思いましたが、折れた角やボロボロの羽が今までの戦いを物語っていて、これはこれでありかなーと思いました。グルグル目っていう共通点もありますね。
今回、あの微妙な理論を振りかざしたせいで、ペインが小物っぽく見えてしまったのが残念でした。

ハンターハンター感想
コムギの存在によって、ゴン達に未曾有のチャンスが与えられたわけですが、キルアの不安のように、コムギの存在が予想もしない落とし穴になるとしたら、いったいどういう展開になるのか、凄く気になりますね。
コムギは王の事を人間だと思っているでしょうし、王にも好意を寄せているので、ゴン達を王に危害を加える賊と判断して、あの念能力をゴン達に使うとかでしょうか、ただ単に軍儀が強くなるだけの念とは思えないんですよね。
 まあ、僕が予想するよりはるかに面白い展開になる事は間違いないんで本当に楽しみです。
そして、最後のコマの、会長ともう一人は一体誰なのか!! やっぱりハンターは超面白いです!!



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電脳コイル20話感想

2007-10-15 19:45:44 | 電脳コイル
超おもしろかったです。

命の無い空っぽの器・・・イリーガルに触られた時のフラッシュバックは、イリーガルの記憶なのか、ヤサコの記憶なのか、やべーー!!気になります!!
そして4年前の事件の暗号屋がおばちゃんだったとは、まったく予想してませんでした。この部分のBGMが、いかにも深刻な雰囲気を出していて凄く好きです。
 サッチーの顔つきが変わる所がいいですねー たぶん今まで比較的コミカルな役だったのに、今回はマジなんだ、という事を感じさせるギャップが、あそこまでのカッコよさを出しているんだと思います。
そして2.0の登場にやられました。
こういう、2.0みたいな敵を待ってたんですよ!
あの無機質な外見なのに容赦ない攻撃は、使徒っぽいですね。
こういうビジュアル的な要素をもっと早く出して欲しかったですよ。
6つの立方体が変形しながらビームを放つという絵面は、凄くかっこいいですね。
キューちゃんのフォーメーションによる衛星砲っぽい攻撃もめちゃカッコいいです。
こういう圧倒的な力量の差がある新型機に対して、勝つ見込みの無い戦いを仕掛ける旧式機というシュチュエーションが最高に燃えます!!
 イサコが兄のためにとっておいたキラバグを、ヤサコに渡す所も泣けますね。
告白のシーンも最終回あたりになると思ってたら意外と早くて驚きました。ヤサコは、もう戻れなくなるかもしれないと思って告白したんですかね。素直に感動しました。来週から2人の関係がどうなっていくのか楽しみですね。告白が聞こえていなかったっていうオチは絶対にやめて欲しいです。
 
作画関係では、鍵穴の扉から脱出する時のヤサコの走りが凄いですね。あの上下運動の描き方がたまんないです。凄く上手いと思いました。どなたの担当なんでしょうか


ハンターハンター連載再開おめでとう

2007-10-11 19:38:02 | ジャンプ、ナルト感想
ジャンプ巻末コメントの冨樫先生の言葉にちょっとだけ感動しちゃいましたよ
サボりで休載してたのを再開しただけなんですけどね。先に単行本のコメントを見たからかもしれません。あれ見た時は「あれだけ休んどいてシールの話かよ!さすが冨樫先生!」となったので、ギャップにやられたのかもしれません。
僕はハンターが再会して嬉しいです。
24巻は、コムギとの接触による王の心の変化が丁寧に描かれていて何回も見返しても面白いですね。名前を聞く所の少女マンガ的な演出が、非常に効果的に使われていたと思います。そして、僕がハンターで一番面白いと思うのは、戦闘よりも作戦を実行するための前の段階の描写です。ヨークシン編でも、虫編でも、敵に直接姿を見せず、作戦を練りながら潜む、あの雰囲気がたまらなく好きなんですよ。
今週のジャンプでも、ピトーの円に関する会話なんかもそうですね。わくわくします。
”今週号より10号連続掲載!!”なんて、気になる言葉が書いてありましたが、10週分の原稿がもう描きあがっているんだ!!、というふうに前向きにとらえて、これからの連載を楽しみにしています。

電脳コイル 19話 黒い訪問者 感想

2007-10-09 22:58:53 | 電脳コイル
目がトロンとした京子がかわいかったです。
京子はともかく、ヤサコとフミエはイリーガルが追ってきた時点で、「メガネはずせよ」と、どうしても思っちゃいます。そこは突っ込んだら駄目でしょうか。
バンクが残念でしたが、デンスケの忠犬ぶりがいいですね。
黒電話で着信履歴をたどろうとするのがおもしろかったです。
 イリーガルよりも、NO DATAの京子の方が怖く感じました。
最近、ホラー的な要素が多い電脳コイルですが、オカルト方面にシフトしていくのは止めてほしいです。ホラー的要素があっても、あくまで電脳空間での出来事であるというのは守ってほしいです。
電脳コイルは、クビナガやヒゲの話でやっていた、新しいものに居場所を奪われた古いものが、帰る場所を探す、というのもテーマの一つみたいですね。猫目とハラケンが話している時に出た古墳もそれを暗示している気がします。それと電脳メガネをどう絡めていくのか、すごく興味があります。
あと7話しかありませんが、まだ回収していない伏線が山のようにあります。
大黒市の階段めぐり、なんでイリーガルは帰る場所を探しているのか、メガマス社がイマーゴを作った目的、4年前の事件、ヤサコの過去、おじじの正体、カンナの死の真相、などなど盛りだくさんです。これらは全部絡みあってるんでしょうね。これから、この伏線がどんどん解けていくかと思うとワクワクします。


作画関係では、京子をベットから抱っこする時に持ち直すヤサコの動きが個人的に上手いなとおもいました。