みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

みりんの徒然声 渉くんの新盆

2016-08-13 18:28:12 | 日記
最近環境が一年で激変している。定職についていないからか。自分は変われないのに環境が変わる。来年の今頃は何をしているだろう?去年の今日は渉くんの新盆だった。20年近く一緒にいた人のご両親が去年の春に亡くなった。頼ってくれたら支えたのに、頼ってくれなかった。そりゃそうか。彼はその時一回り年下の彼女がいた。随分前とはいえ、元彼女のあたしなどうっとおしいだけだ。一応メールをしたが、新盆には来ないで欲しいと言われた、あたしの世界はあたしが好きな程あたしを好きではない。お盆はもの悲しい。ついつい過去が甦る。美しく、鮮やかに。渉くんとは学生時代付き合っていた。同級生の誰もが卒業したら結婚するのだと思われていた。あたしが手を離したのだ。今更よく思い出したもんだ。あの頃結婚していたら、あたしも普通でいられたのかしら?母親とケンカせず暮らせたのかしら?思い出は途方もなく美しい。あたしは何処にも行けない。胃が絞られてるように痛む。吐き気がする。心と共に体も弱ったか?プチODで胃が荒れているだけか。何処かに行かなきゃ。来年のお盆は悲しいことが減るように。来年のお盆はあたしの新盆ならいいな、と思い、そんな考えは弱虫だし無理だわと、力なく笑った。心は完全に死んでいるのに、体は健康という皮肉、あたしは何処に行くのだろう。タバコの煙が目に染みた。何処かに行かなきゃ。胃が痛い。涙がでる。こんな結末をあたしが笑う。笑い話だ。情けない。


1 コメント

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Unknown (まなみん)
2016-08-14 08:11:16
確かにお盆は悲しいですね。。
私もそういう人いました。
今は連絡先もしりませんが。。
過去に戻れる力があるなら戻りたいです。
なにもかもやり直したい。
むしろ産まれてきたくなかった。
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