みりんの徒然声

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みりんの徒然声 南国再見の再見

2016-08-26 19:47:19 | 日記
俺、天国って南の島のことだと思うんだ。この一文で始まる大好きな小説。南国再見。そうか、天国って南の島のことなのか。改めてしみじみする。眩しい太陽、青い海。生々しい位生命力のある植物逹。海が足りない。いわきの海しか知らないけれど最近海が足りない。南国に行きたい。そういや最初にこの小説を読んだ時は熱帯植物園に行きまくった。タトゥー入りのあたしが水着を買うのは地元の温泉施設の植物園に行きたいがためだけだった。勿論、温泉には入れない。小説の主人公は南国という天国に想いを馳せる。ギョエンへの片道切符を握りしめて。ぼんやりと南国に憧れはあったが本気で南国に行きたいと思った。でも、あたしは暑さに弱い、日光で肌が爛れる。高校の修学旅行で沖縄に行ったがのぼせて鼻血ばかり出していた。でも綺麗な海に月が登れば、道ができる。そこを辿っていけば月の真下に行けるかも知れない。汚く汚れたあたしの心も気持ちも美しい景色を見たら洗われるかも知れない。海に行きたい。天国に行きたい。天国に一番近い島っていう古い小説もあった。そうか、やっぱり天国って南の島のことなんだ。電気屋さんを辞めたらしがらみが減った。天国への片道切符。いつかあたしにも手に入るかな。今日突然弟が来た。詳しくはまた書くけど弟だけは家族だなあと思う。東京もいいな。どのみち、あたしには他の場所が必要だ。もう一度読み返す。俺、天国って南の島のことだと思うんだ。

1 コメント

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Unknown (まなみん)
2016-08-26 21:04:34
南の島が天国なら幸せだな!海辺ずっと見つめてられる!
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