赤地楽茶碗
変形筒茶碗 高台内(裏)に二本突線
口はなめらかに湾曲し、円や直線の規則性がない。
見込み中心には茶溜りを認める。
高台脇から高台、高台内にかけて施釉されており、
高台内の二本線と共に作者を知る手がかりとなるだろう。
共箱には 茶碗 平安とだけ書かれているが・・・
箱は後付したのではないだろうか?
とにかく、時代は古いもののようで、金継も見られる。
形もよく、価値あるものと想像できる。
5代 楽吉左衛門(宗入) ではないだろうか
Kichizaemon Raku5th(sonyu)
陶芸家
1664 ( 寛文4 )~ 1716 ( 享保元 )
本名:平四郎、惣吉のち吉左衛門
号:宗入、麁閑亭
京都の人 師、4代楽吉左衛門(一入)
雁金屋三右衛門の子
幼少時に一入の養子となり陶技を継承。
元禄4年27歳の頃5代吉左衛門を襲名する。
歴代楽家の中でも最も初代長次郎の作風に近く、よく研究した。
また独自の釉薬「カセ釉」を用いて重厚な黒楽茶碗を得意とした。
そのほか宗入の赤楽茶碗は白みを帯びており特徴となる。
*尚、実父雁金屋三右衛門が尾形宗謙の末弟にあたり尾形光琳、
乾山兄弟と宗入は従兄弟同士の関係となる。
〔陶 印〕
印は楽印のほか字体の判別が困難な崩し「樂」印を使用。また無印の作品も多い。
変形筒茶碗 高台内(裏)に二本突線
口はなめらかに湾曲し、円や直線の規則性がない。
見込み中心には茶溜りを認める。
高台脇から高台、高台内にかけて施釉されており、
高台内の二本線と共に作者を知る手がかりとなるだろう。
共箱には 茶碗 平安とだけ書かれているが・・・
箱は後付したのではないだろうか?
とにかく、時代は古いもののようで、金継も見られる。
形もよく、価値あるものと想像できる。
5代 楽吉左衛門(宗入) ではないだろうか
Kichizaemon Raku5th(sonyu)
陶芸家
1664 ( 寛文4 )~ 1716 ( 享保元 )
本名:平四郎、惣吉のち吉左衛門
号:宗入、麁閑亭
京都の人 師、4代楽吉左衛門(一入)
雁金屋三右衛門の子
幼少時に一入の養子となり陶技を継承。
元禄4年27歳の頃5代吉左衛門を襲名する。
歴代楽家の中でも最も初代長次郎の作風に近く、よく研究した。
また独自の釉薬「カセ釉」を用いて重厚な黒楽茶碗を得意とした。
そのほか宗入の赤楽茶碗は白みを帯びており特徴となる。
*尚、実父雁金屋三右衛門が尾形宗謙の末弟にあたり尾形光琳、
乾山兄弟と宗入は従兄弟同士の関係となる。
〔陶 印〕
印は楽印のほか字体の判別が困難な崩し「樂」印を使用。また無印の作品も多い。