そこで気になるのが本大会の出場メンバーです。
これまでの関塚監督の起用その他から本大会の出場メンバーを予想してみたいと思います。
まず二次予選及び最終予選8試合の起用メンバーです。
(出典:日本サッカー協会(JFA)公式ホームページ
http://www.jfa.or.jp/national_team/2012/u23/20120314/index.html)
【アジア二次予選】
2011年6月19日 3-1 クウェート(H)
GK:権田、DF:酒井(宏)・濱田・鈴木・比嘉、MF:山本・山村・東・清武、FW:大迫・山崎
Sub:安藤(GK)、村松・吉田(DF)、山口・登里(MF)、永井・原口(FW)
得点者:酒井(宏)
交代:原口(山崎)、山口(山本)、登里(東)
2011年6月23日 1-2 クウェート(A)
GK:権田、DF:酒井(宏)・濱田・鈴木・比嘉、MF:山本・山村・東・清武、FW:永井・山崎
Sub:安藤(GK)、村松・吉田(DF)、山口・登里(MF)、大迫・原口(FW)
得点者:清武、濱田、大迫
交代:吉田(比嘉)、山口(山本)、大迫(山崎)
【アジア三次予選】
2011年9月21日 2-0 マレーシア(H)
GK:権田、DF:酒井(宏)・濱田・鈴木・酒井(高)、MF:扇原・山村・東・清武、FW:大迫・原口
Sub:安藤(GK)、比嘉・高橋(DF)、山口・山田(MF)、永井・山崎(FW)
得点者:東、山崎
交代:永井(大迫)、山崎(東)、山口(扇原)
2011年11月22日 2-0 バーレーン(A)
GK:権田、DF:酒井(宏)・濱田・鈴木・比嘉、MF:扇原・山本・東・山田、FW:大津・大迫
Sub:安藤(GK)、大岩・丸山・酒井(高)(DF)、山口・登里(MF)、永井(FW)
得点者:大津、東
交代:山口(山本)、永井(大津)、酒井(高)(山田)
2011年11月27日 2-1 シリア(H)
GK:権田、DF:酒井(宏)・濱田・鈴木・比嘉、MF:扇原・山口・東・山田、FW:大津・大迫
Sub:安藤(GK)、大岩・丸山・酒井(高)(DF)、山本・山崎(MF)、永井(FW)
得点者:濱田、大津
交代:永井(大迫)、山崎(山田)、山本(大津)
2012年2月5日 1-2 シリア(A)
GK:権田、DF:酒井(宏)・濱田・鈴木・比嘉、MF:山村・扇原・山口・東、FW:山崎・永井
Sub:安藤(GK)、大岩・高橋(DF)、扇原・山本・齋藤(MF)、大迫(FW)
得点者:永井
交代:大迫(山崎)、山村(扇原)
2012年2月22日 4-0 マレーシア(A)
GK:権田、DF:酒井(宏)・濱田・鈴木・比嘉、MF:山口・扇原・東・齋藤、FW:大迫・原口
Sub:安藤(GK)、吉田・大岩(DF)、山本・山村(MF)、永井・杉本(FW)
得点者:酒井、大迫、原口、齋藤
2012年3月14日 2-0 バーレーン(H)
GK:権田、DF:酒井(宏)・濱田・鈴木・比嘉、MF:山口・扇原・東・清武・原口、FW:大津
Sub:安藤(GK)、大岩・高橋(DF)、齋藤・山村(MF)、永井・工藤(FW)
得点者:扇原、清武
交代:永井(清武)、齋藤(大津)、山村(扇原)
さて、本大会登録は確か18名となるはずで、スタメン11名+7名となります。
サブの7名には過去8試合ではGK1、DF2、MF2or3、FW2or1としており、本大会登録もほぼそのとおりになるであろうという想定です。
ポジション別に見てみましょう。
GK2(正1、サブ1)
GKはスタメン権田、サブ安藤でほぼ確定です。
DF(正4(CB2・SB2)、サブ2)
スタメンはほぼ比嘉・鈴木・濱田・酒井(宏)がほぼ固定的に起用されています。
となるとサブメンバーですが、シュツットガルトの酒井(高)、千葉の大岩、清水の吉田、浦和の高橋、FC東京の丸山あたりが争うわけですが、2名しか枠がないことを考えると、ユーティリティプレーヤーが選ばれる傾向が強いと思います。SBは両SBにサイドMFも可能な酒井(高)と両サイドバックをこなせる吉田が争い、CBはCB・SBにボランチもこなす丸山とCB・SBをこなす大岩の争いか。大岩と丸山は大学卒1年目で出場機会を得られるかという壁があります。
MF(正4or5、サブ3or2)
このポジションもユーティリティが重視され、FWと二列目をこなす選手や、どこでもこなせる選手が選ばれる可能性が高いと思います。
予選で一貫して起用された東は攻撃で、三次予選で全試合スタメンだった扇原はボランチの主軸と言えます。ボランチのもう1枠は山口と山村が争うわけですが、いずれにせよスタメンとサブでほぼ確定か。スタメンで起用されることの少なかった山本はちょっと不利です。サプライズがあるなら、柏が好調になることを前提で茨田、怪我から復帰のFC東京の米本あたリ。米本も所属チームでの活躍が必須条件になります。
攻撃的なメンバーは他ポジション含めて最激戦区となりますが、東と最終戦で復帰した清武は貫禄の違いを見せて確定でしょう。そうなると残り2or1枠ですが、実績を考えると最終戦ではFWでも起用された大津、原口を入れ、残りを山田、齋藤、登里が争います。終盤でブレイクした齋藤が印象度では上回り、出場機会の少ない登里が不利か。チームで結果を残せば名古屋の金崎もあるかもしれません。
サプライズは海外組です。前回出場のため予選を召集されていない香川、宇佐美、宮市が候補です。この2人は能力に疑いの余地がないため、選ばれたら上記のサブ候補は落選となります。
FW(正2or1、サブ1or2)
ここも激戦区です。一貫して選ばれてきたのは大迫と永井ですが、最近は大迫が1トップで重宝され、永井はそのスピードを生かしたプレーでジョーカーとして起用されてきました。永井が1トップに入る際には山崎を起用しており、いずれにせよ大迫と永井は並んでスタメンに入ることはありませんでした。しかし、山崎がシリア戦で負傷したため、その回復次第で微妙な位置にいます。
大迫が1トップで確定、サブが永井、回復次第で山崎。サプライズで飛び級の京都の久保。ただし、久保はチームでの活躍次第です。
で、結論ですがこんな感じでしょうか。
GK:権田、安藤
DF:比嘉、鈴木、濱田、酒井(宏)、吉田、大岩
MF:扇原、山口、山村、清武、香川、齋藤、宇佐美(サプライズ:宮市)
FW:大迫、永井、大津(サプライズ:久保)
考え方は、海外で活躍する実力派を召集し、オーバーエイジはなし。
オーバーエイジは、フル代表も見ていたトルシエ監督のシドニーのときはフィットしましたが、関塚監督は海外組をなるべく召集して、オーバーエージ枠を使わないんじゃないかなあと。
山崎の回復に疑問符がついて、大津をFW登録するんじゃないかという予想です。
あれ?そういえば海外リーグは、オリンピック中は選手を出してくれるのかな・・・?
まあ、3人~4人くらいだから出してくれるだろうということで・・・。
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