そういえば、新宿と言えば丸ノ内線沿いの地下コンコースに出ていた「すごい煮干ラーメン凪」の広告が気になっていました。
広告を出すぐらいなので、同なんだろうと思っていましたが、「食べログ」の採点を見ると何と本日現在で3.66点！
これは、今日食すしかない！
と思って、本館のあるゴールデン街に行きましたが・・・。
店があるはずの界隈を二周くらいしてしまい、ようやく到着。
そして、自販機で「すごい煮干しラーメン（820円）」をオーダー。
おぉ・・・。
確かに、スープはすごい煮干しが煮込まれた感じ。
煮出された茶濁感に、魚粉も混じってキラキラしています。
麺はやや太めの縮れ麺。
加水率は高そうで、その形状でスープをうまく絡めてくれます。
ちなみにですが、味の濃い・普通・薄い、麺の硬い・普通・柔らかい、辛味の段階と有無など、味のオーダーはきめ細かく応えてくれますが、今回は麺を硬めだけでオーダーしています。
チャーシューは脂の少ない部位で薄味ですが、なにやら香りがしっかりついてて非常に美味しいです。
ラーメンそのものがここまで煮干しを強調しているので、脂の少ない部位を使っているのは正解ですね。
しかも、肉質がしっかりしていながら柔らかいという絶妙の調理で、肉を食べている感もしっかり感じさせてくれます。
煮干しの辛味脂が中央にドンと存在しています。
辛いのが苦手な自分は、ラーメンの熱さとともにじわーっと効いてきて終盤に少し汗をかいてしまうのですが、なくても煮干しそのもののうまさはしっかり味わえると思います。
そして、辛味の下におはしますは「一反も麺」。
ワンタンの皮のような平たい麺が入っているんです。
これがまた、縮れ麺と違ったスープの受け止め方で、良い存在感です。
粗切りのねぎもスープや麺の良い脇役となって麺が進む進む・・・。
気がついたら、濃厚煮干しスープがたっぷり残ってる！
で、お代わり麺なんてものがあるわけです。
あえて大盛を用意せず、追加にするとはまた心憎い・・・。
ただし、博多風などと違ってゆで時間がかかるので（店員さん曰く約4分）、食べられる自信があるのなら、最初から食券を買っておいて、早めにオーダーすべきです。
続いてしっかり煮干しスープと麺を堪能させて頂きました。
で、なんで迷ったのかと言いますと、お店が路面でない上に、ドアがこんな感じ、さらには建屋が改装中でグリーンシートでくるまれていたんですね。
新宿三丁目・花園神社方面から来た際は、この路地を入り、左を注意深く見ていれば大丈夫かと。
新宿区役所方面から来る際にはここを入るわけですが・・・
靖国通りからはまずここで曲がるのが近道になります。
いずれにせよ、夜の街ゴールデン街で唯一の昼営業（というか24時間営業）なので、昼の人気のなさにはびっくりしますが、これだけの味なので飲んだ帰りのお客のハートもがっちり捕まえているのでしょうね。
11月は7食目で、2015年通算139食（94すすり・40つけ・5まぜ）になりました。
