3位決定戦は日韓戦に：ロンドンオリンピック男子サッカー 日本1-2メキシコ

日本初の決勝進出なるか？
日本時間の未明に行われたロンドンオリンピック男子サッカー競技の準決勝第一試合、日本対メキシコの試合は日本の序盤の先制点で試合が動き、その後前半の内にCKから失点、後半にDFのミスからのミドルシュート、終了間際のカウンターからの失点と3点を奪われての逆転負け。銀メダル以上の確定はならず、3位決定戦に回ることになりました。

やはり世界は甘くないですね。
44年前に地元開催で日本に敗れてメダルを逃し、テストマッチでも日本に惜敗したメキシコが、まとめて借りを返すような試合をしたという印象です。
大津のミドルで先制した際は、追加点を奪えば・・・という気持ちでしたがメキシコは2タッチ主体のパスワークでじわりじわりと日本を追い込み、派手さはないものの着実に得点したように感じました。
逆転されたセットプレーとミス絡みはどうにかなったのではという印象もありますが、こういうところをきっちり決めるのがメキシコらしさであり、世界の厳しさと思います。

しかし、2点目はなぜ敵に囲まれている中央に出したのか・・・。まあ、終わったことなので仕方ないですが、どうにかなったとすればそこでしょうか。

朝方に終わったブラジル対韓国の準決勝第二試合はブラジルが格の違いを見せて韓国に3-0で快勝。ブラジルはロマーリオを擁した1988年ソウル大会（当時はU-23ではなくW杯出場歴のないプロが参加可能）以来の決勝進出で、初の金メダルを目指します。

そして、その準決勝2試合の結果3位決定戦は日本対韓国の組合せとなりました。
主要世界大会での3位決定戦を日韓で争うという、少し意外なことになっていますが（アジアカップみたいですよね・・・）、こうなったら準決勝のことは忘れて、メダル獲得に集中して欲しいと思います。（言わなくてもそう思っているでしょうが。）