日本時間昨夜行われたグループリーグ第二戦、先にB組の試合が行われ、ウェールズ対イランの対戦は、イランが試合終了間際の2得点でウェールズを下し、1勝1敗の勝ち点3として最終戦に望みをつなぎました。
そして、その直後に行われた開催国カタールの第二戦セネガル戦は、カタールは2点ビハインドで1点返すも、セネガルに追加点を奪われて万事休す。1-3で敗れて2連敗となりました。
カタールは2連敗したことで、エクアドルの3連勝と最終戦でのオランダ戦の勝利、かつ-4の得失点差を少しでも小さくすることが突破の条件となりましたが、終了1時間後に行われたオランダ対エクアドルの試合はオランダ先制後にエクアドルがエース、エネルバレンシアの2戦連続3点めとなる一発で引き分け。
この結果、オランダとエクアドルの勝ち点が4となり、カタールの最終戦の結果如何によらず敗退が決定しました。
残念ながら開催国の最短敗退記録という不名誉な結果を作ってしまったカタール。
開催国は初日登場の為、今大会での敗退第一号にもなってしまいました。
あとは開催国が勝利なしで終る記録を残さぬよう、ワールドカップ初勝利を残すことのみが最後のモチベーションになりました。
次回大会より出場国が48チームになり、グループステージが3か国の1位チームのみ勝ち上がりとなりますので、現フォーマットでの唯一の記録を2つ残さないよう頑張ってほしいですね。
なお、B組のもう1試合、イングランド対アメリカは、初戦イランに大勝したイングランドが初戦の攻撃が影を潜め、むしろアメリカがやや優勢なぐらいで試合が進みながらもスコアレスドローに終わっています。
その結果、イランは最終戦でアメリカに勝てば文句なし、敗れると敗退、引き分けの場合はイングランドとウェールズの結果次第で、イングランドが勝つか引き分けなら突破、ウェールズが勝利した場合、イングランドとウェールズとの3チーム間での①得失点差②総得点③直接対決結果ということになります。
前回大会で日本とセネガルがすべてで並んでフェアプレーポイントで上回ったのは記憶に新しいところです。
前日に韓国はウルグアイと引き分けに成功し難敵揃いのグループで必要最低限のスタートを切り、オーストラリアは最も勝ち点が期待できるチュニジアとの一戦に今夜19時に臨みます。
過去、アジアが3チーム以上決勝トーナメントに進出したことはないので、日本と共に次で勝ってアジアを盛り上げて欲しいものです。