もむでんブログ

久々煮込んでみました

何を煮込んだのかなあと思う方もいるかもしれませんが、おでんや煮込みなどではなく、自分が煮込む料理と言えばカレーです。

今日買い物に行ったスーパーで骨付きスペアリブを安く売っているのを見て、「これでカレーを作ったら骨の旨味も出て美味そうだな」と思ったのがきっかけです。
餃子の予定を日曜にスライドして、午前中zunkoが買い物に出かけている間の1時間半ほどを利用して作ってみました。

今日の材料はこちら。
・市販のカレールウ(8皿分):ただし、S&Bとハウスを半分ずつブレンド
・骨付き豚スペアリブ:350gほど(8本)
・たまねぎ:1個
・にんじん:1本
・トマト:1個
・キャベツ:3枚
・大根:少量
・バナナ:1本
・スライスチーズ:1枚
・ニンニク:1片
・オリーブオイル:少々
・バター:少々

今回チャレンジングなのはバナナです。とろみと甘味を出す具として使ってみました。
そして、コクと濃厚さを出すためにスライスチーズを1枚。
たまねぎは普段炒め用1個に煮込み用1個が最低ラインですが、家に1個しかなくて今回は炒め用のみ。
実は下記のように色々な味を出す為の役割分担が出来上がっています。

甘さ:たまねぎ、キャベツ、バナナ、にんじん
酸味:トマト
苦味:大根
コクや旨味:骨付きスペアリブとスライスチーズ
香り:ニンニクと玉ねぎ

さらに、大根には肉を柔らかくする効果があるのはご存知の通り。

今回手順は下記の通りです。
・温めた鍋底にオリーブオイルをひいて、みじん切りにしたニンニクを炒める
・ニンニクの香りがオリーブオイルに移った頃を見計らってスペアリブを焼く
・スペアリブは各面をしっかり焼く
・野菜類を投入、ふたをして蒸すように炒め、時々混ぜる

バナナとトマトは丸ごと入れて、鍋底でヘラを使ってつぶして炒めました。
こうすると普段はかなり水分が出るのですが、煮込み用の玉ねぎを入れなかったせいで、普段より水分は出ませんでした。

・平行して隣のコンロで玉ねぎのみじん切りをバターで炒める
・具にあらかた火が通ったら、カレールウのレシピどおりより少し少なめの水を投入、30分ほど煮込む
・同じタイミングで、あめ色になった玉ねぎのみじん切りも投入
・アクと浮いてきた脂をとったら火を止め、ルウを投入。
・スライスチーズも投入し、良く溶けるようにお玉の上で箸を使って混ぜ、ルウに溶かし込む
・再度火をつけて弱火で10分ほど煮込む。

今回は作ったのが午前中だったので、夜まで一度冷まします。
こうすると具に味が染み、かつルウがなじんで美味しさが上がります。

温めなおして、炊き立てご飯にかけていただきました。

いつもどおり具の旨味がルウに溶け出して、なかなか美味しいカレーに仕上がりました。
バナナやチーズも単独の存在感を感じず、美味く溶け込んでくれてその役割を発揮しているように思います。

気になったのは、焼くとそれなりに歯ごたえのあるスペアリブがどこまで柔らかくなったかですが・・・。

スプーンのみで骨から肉が離れるほど柔らかくなっています。
旨味や甘さがいつもより心持ち強めに感じるのは、スペアリブの骨とバナナのおかげでしょうか。
浮いた脂やアクもしっかり取り、ルウもカロリーオフタイプを使ったので、あまり脂っこさもありません。
よく作る手羽元のカレーも美味しいですが、スペアリブカレーはそれを上回る美味しさにできたような気がします。

次はフルーツを複数種類使って、それに辛口のルウを合わせたトロピカル風カレーを作ってみたいと思います。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「食:もむでんの手料理」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事