昨日(日本時間で昨夜から今朝がた)行われたFIFA WORLDCUP2022グループリーグの第2戦はC組とD組のそれぞれ2試合が行われ、C組はポーランドがサウジアラビアに2-0、アルゼンチンがメキシコに2-0でそれぞれ勝利、D組はオーストラリアがチュニジアに1-0、フランスがデンマークに2-1で勝利しています。
その結果C組はポーランドが勝ち点4で首位、アルゼンチンとサウジアラビアが同3、メキシコが同1となっています。
ポゼッションではサウジアラビアがポーランドを上回っているように見えましたが、明らかに調子が上がってきているポーランドのエース、ルヴァンドフスキが先制アシストと追加点の活躍で勝利し、ポーランドは最終戦のアルゼンチン戦で引き分け以上で突破になります。
同様に勝利したアルゼンチンは難敵メキシコにメッシの2試合連続となるゴールで快勝。残り試合が勝利なら文句なしの突破ですが、最終戦のポーランド戦で引き分けた場合、サウジアラビアが引き分けると直接対決で負けているため得失点差次第で不利になり、メキシコが勝つとその逆になります。
ポーランドは恐らくアルゼンチン相手にポゼッションで受けに回る可能性が高く、カウンターに勝機を見出して引き分けを狙う戦い方になるのかなと思います。
サウジアラビアは大会序盤のセンセーションを巻き起こしましたが、最後にメキシコを残して難しい星勘定になってきました。
それでも、ポゼッションで言えばアルゼンチン以上であることはないと思うので、ポーランド戦の二の轍を踏まないように頑張って欲しいですね。
メキシコは94年大会以降の連続グループリーグ突破に黄信号。地力ならサウジを上回っているはずですが、サウジもポーランド相手に優勢な時間帯が多かったので、結構良い勝負かなと思っています。
一方のD組は前回大会優勝のフランスが難敵デンマークに勝利したことで勝ち点6とし、突破第一号となっています。
これで、3大会続いた前回優勝国のグループリーグ敗退を食い止めました。
オーストラリアが勝ち点3で2位、同1でデンマークとチュニジアが並んでいます。
オーストラリアの第三戦の相手はデンマークで、敗れると勝ち点で逆転されるため、最低でも引き分け以上が必要。
チュニジアの相手はフランスで、フランスは勝ち点1で首位突破が確実、敗れてもオーストラリアが勝利した際に勝ち点で並んでも、直接対決で4-1で勝っているため、得失点差でも当該対戦成績でも上回っており、戦力を温存しながら引き分け以上を狙うでしょう。
オーストラリアはデンマークのカウンターに注意しながら守備的に戦う可能性が高いですね。
第三戦は同じグループは同時刻に行われるため、C組の突破争いもD組の2位争いは混沌としそうです。
そして、今夜はいよいよ日本-コスタリカ戦です。
初戦の怪我等で数人メンバーを変えて臨むことになりそうですが、第1戦を見る限りでは、遠藤や鎌田などの替えの効かない選手以外はチーム力を落とさずやれそうに思えます。
2連勝すれば今のフォーマットでは突破確率100%ですので、是非今夜決めて欲しいです。