ビデオミキサーとは、複数の映像入力信号を、ミックスする機材です。VJソフトが進化した現在は必ずしも必要ありません。 代表的なものにBlackmagic DesiginやPanasonicのAW-HS50Nがあります。どちらもシンプルながらフルHD対応など、値段の割に基本性能が高く良心的な製品です。 VJ用と銘打っているコレより安いミキサーも他のメーカーから出てますが、コンポジット出力だったり、HDMIでも480p出力だったりと非常に画質が悪く、プロジェクタでの大画面の鑑賞に耐える物ではありません。
コンポジット信号って何?
もともとは60年ほど前に考案されたアナログ映像信号伝送規格のこと。伝送品質は標 準画質映像(SD映像: 実質10万画素)までがサポートされており、HD映像にはコンポジット信号規格はない。コンポジット信号は原理上どうしてもノイズが乗ってしまう欠点があ る。また、プロジェクターやパソコンは本来デジタル信号で処理するために相互変換が必要になり、画質が低下する。尚、2014年以降の新機種では著作権が 保護されたコンテンツはアナログ出力そのものができなくなる。 このため、次世代のデジタル規格(HDMIやDisplayportなど)へ早急に移行すべきでです。
ビデオミキサーも暴走することってあるの?
あります。中身に結局デジタル処理を 行うワンチップマイコンが載っているので、パソコンと同様、熱暴走することがあります。慌てず再起動してください。 ちなみにミキサーやスイッチャに映像を入力したりすると、白黒になったり映像が乱れたりする、ということが起こることがあります。この場合は機材をはさまずパソコンとプロジェクターを直接つなぎましょう。
業務用のビデオミキサーなら高信頼性ですが、VJ用に開発されたミキサーはコストの都合で、あまり信頼性や画質が高くありませんので、かえって使わない方がトラブルが少なくてすみます。
VJの交代ってどうすればいいの
PC用のディスプレイ切り替え機が使えます。これをパソコンとプロジェクタの間にはさみます。ちなみに私はエレコムのKVM-HDHDU2を使っています。
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