浜までは 海女も蓑着る 時雨かな
父が入院中に書きためたノートに書いてあったもので、
江戸時代の俳人、滝 瓢水(たき ひょうすい)さんの句だそうです。
どうせ海に潜ればぬれてしまう海女だけれど、
時雨は体を冷やすので、浜までは蓑を着ていく。。。
去年の9月に胃がんで「あと半年」と余命宣告をされた父。
それでも毎日毎日を大切に生き抜きました。
遺されたノートにはたくさんの漢詩!(まったくわからない汗)
最後の最後まで向上心のかたまりの父で、
母が病室を訪れるといつも、ノートを開いて勉強していたそうです。
書道が大好きなので本当は筆で書きたかっただろうなぁ。
それから毎日の記録。
起床、検温、トイレの回数、お薬、食べたもの。。。
そしてその日の出来事など、几帳面に事細か~く書いてありました。
体調の良い日には筋トレなどもしていたそうです!
亡くなる3日前まで、本当に細かく細かく書いていましたが、
最後のページは字も震えていて。。
胸が詰まりました。
それでも亡くなる前日までタバコも吸っていたそうですけどね。
“自由人”な父らしい。。
私が“作ることが好き”なのは父譲りです。
少しずつ。。はんこ作りを再開します!
今後ともよろしくお願いいたします。

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