「貧しきてへつらわざるはあれども、　　　冨みておごらざるはなし」　（道元禅師）　道元禅師は、鎌倉時代の1200年京都生れ、曹洞宗の開祖。　自分が貧しいと思っていても、他人に「...

　　「無事是れ貴人なり、ただ造作することなかれ」　　　（臨在録：中国唐時代の臨在禅師の...

　　「知らず脚跟下（ｷｬｯｺﾝｶ）に大光明を放つことを」　　　　　　（碧巌録：臨済宗の公案を集めたもの）　「脚跟下（看脚下）」と言う言葉は、他を論ずるより先に、まず自己を見つめてい...

　人は「阿留辺畿夜宇和（ｱﾙﾍﾞｷﾖｳﾜ）」という七文字を持つべきなり。　僧は僧のあるべきよう、俗は俗のあるべきようなり。　（明恵上人）　　明恵（ﾐｮｳｴ）上人は、鎌倉時代前期の華...

　「かりに悪事をはたらこうとも、人に知られることを恐るるなら、　まだ見所あり。 せっかく善行を積もうとも、早く人に知らるるを　願うようでは、すでに悪の芽を宿すなり。」　（菜根譚）　...

「掃けば散り払えばまたも塵つもる、人の心も庭の落ち葉も」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（松原泰道）　　日本の臨済宗の僧侶。東京都港区の龍源寺住職。　不要なものは捨て、必要な...

「そなたは面白い物を思いつかれたの。今も短気がござるか。　あればここへ出さっしゃれ、直して進ぜよう。」...

　「行を同じくして、歩みを同じくせず」　（従容録）　「従容録」は、碧巌録と並ぶ禅門二大...

    「自分を生きよ、おれは他人の鼻を借りて息をしておらん。　 おれはおれの鼻で息をしているんだ」...

　  「捨てられてなお咲く花のあわれさに　　また取り上げて水与えけり」　（九条武子）　　＊西本願寺・大谷光尊の次女として生まれる。　　　大正～昭和時代前期の歌人。　　　後年には社...