今夏は節電・エコで「すだれ」を良く見かけるが、昔から夏に利用されていた。夏は特に風通しのため
一日中窓を開けておても、日差しを防ぐにも重宝した。玄関のすだれ越し、浴衣に素足きりりとして感じが良い『すあし=ナマアシ個人的に嫌な言葉だ』。インテリアとしてもすぐれもの。
ムスジイトトンボは暖地に分布しているイトトンボで、平地の池沼で水生植物が繁茂する湿地に生息。
ナミアゲハ蝶は都会から山地まで何所でも見られる。羽のデザインは美しいが何となく見過ごしてしまう。朝からミ~ンミ~ンと自宅のベランダにある鉢植えのサボテンに止まり鳴くセミ、棘が痛くないのか?。マルハナバチは花粉媒介を行なうので、町中でも花が多く咲いている所で見受ける。
(名主屋敷は昨日の続き)大黒柱は普通家の中央にあるが、名主の所では年貢米などを土間の天井裏に保管するので、土間には直径50㎝ぐらい有りそうな欅の大黒柱がある。天井裏を見ると木造舟がある。管理人の話ではこの当たりは昭和初期まで沼地なのでハスを栽培していた。大雨が降ると低地なので近くの
川が氾濫し、生活のため舟は必需品。台所には石造りの大きな竈。
江戸川区一之江の名主屋敷は凡そ230年前の建物。長屋門から屋敷内へ入り玄関へ、板の間の囲炉裏には鯉を型取ったった自在かぎ、
建物は土間で脱穀や農作業・農機具の置き場・収穫物の収納に使っていた.『明日に続く』
久し振りに深川の門前仲町から佃島へ出かける。晴海運河にいつの間にか屋形船の係留場所が出来ていた。相生橋を渡り佃の路地を歩いてみた。家の玄関にはスダレが下がり夏の本番。近くでマンションの建設が行なわれ下町の風情が失われて行くので今の内に撮っておこう。