宮城の作家希望

作品など

思い

2020-07-25 07:20:00 | 小説
石壁の室内で対峙する黒髪と赤髪の二人の王女は互いに睨みあっている。ローレルロールの足元には数本の黒髪が落ちているし、エレナレナの足元にも数本の短剣が転がっている。その周りをグランデシアの護衛の騎士が囲っている。
『女神の書は何処に有る』何ども同じ言葉を繰り返すローレルロールにたいしエレナレナは一言も口を開こうとしない。動いたのは
『もうグランデシア大地は疲弊している何故女神の庇護は無い』
言葉と共に短剣がエレナレナに投げられた、それはエレナレナの胸を貫き王女は床に倒れた。
駆け寄り抱き抱えるローレルロール
『何故かわさない』
『これが、女神の書の正体よ。忘れないで気持ちを人を思う気持ちを、疲れたから休むわ』
そう言うとエレナレナは眠ってしまっい短剣も消えていた。
その後グランデシアの城に運ばれ手厚い介抱を受けた。

心さんは一日の仕事を終えると地下の自室に帰った。
『館長気がきく』
机に置かれた紙切れに目をやった。紙には『お疲れ様ビール冷えてるよ』
こうして心さんの憂さ晴らしがカラオケと共に始まった。
子供の体だからと禁止されている様です。まあこれも捉えようで色々と厄介ですね。


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