宮城の作家希望

作品など

17、疫病の町で

2020-10-10 14:54:00 | 小説
『これは酷いわね』
エレガが故郷に帰ろうとした時アカネの杖が近くで何かが起きていると告げた。
エレガが近くを探索して疫病に冒された町を発見した。

しかし、2人には治療すろ薬も魔法もなかった。
『ねえ、近くに治療出来そうな人は居ない』
アカネは杖に尋ねた。
『そんな事も出来るのか』とエレガは感心した。

暫く探索したが効果はなかった。が原因が飲み水と判明し水の供給を止めアカネは新鮮な水を人々に魔法で配った。
人々からから感謝されたがアカネは
『こんな事では根本的解決にはならない』と、苦い顔をした。
近くの病院まで1日かかるし移動魔法は使えない人ばかりだった。

『ありがとうございます』
たまたま通りかかった、赤髪の女性が治癒と水の浄化をしてくれた。
『貴女はナーガの女王エレナレナ様ですね』
エレガは跪きそう言った。


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