会場では、いろんな体験教室をやっていました。
三線、シーサーの色塗り、エイサー教室。
その中でねふぇるが食いつきましたのは紅型でしたの。
ミニトートバッグを作るべく、ブースへ向かいましたよ。
デザインは2種類あったうち、やもりちゃんの方にしました。
バッグにはすでに型が糊で写してあります。
ベースのベタ塗りをすることを「配色」といいます。
染料は黄、茶、緑、ピンク、朱、水色、黒の7色。
型染めと同じような刷毛で、色を刷り込んでいきます。
トントンとするのではなく、歯磨きのブラシのようにシャコシャコ動かします。
自分の好きな色で塗っていいと言われたけど、
全然そんな余裕ないよ。
見本と同じ色を置くのでいっぱいいっぱいよ。
はい、早速はみ出しましたね。
葉っぱまでピンクになってますよ。
配色が完了しました。
次に濃い色を重ねてぼかしを入れます。
これを「隈取り」といいます。
赤隅、桔梗隅、藍隅の3色。
水彩筆に赤隅の染料を取って布に置き、それを先程の型染め筆でトントンして伸ばしてグラデーションを作っていきます。
赤隅が終わったら、その筆のまま桔梗→藍と進みます。
筆をそのまま使うので後戻りはできません。
配色と隈取りの組み合わせは決められています。
緑は3色の隅とも使えるけれど、黄色には赤隅と桔梗隅、朱には桔梗隅のみ、という感じです。
この決まりを守ることで、あの紅型らしい色使いができるわけですね。
ナルホド
隅取りを入れ終わったところです。
はみ出した葉っぱのところも隈取りが濃く入ったので、目立たなくなりました。
ホッ
色つけは以上。
あと、しばらく乾かしてから、お湯で洗って糊を落とし、アイロンをかけます。
これは、家に帰ってからの作業ですね。
完成まであと一息

ドキドキしながらも、とっても楽しかったですよ。
初めてだったので、お手本通りにしかできなかったけど、
またやる時があったら、ちょっとオリジナル入れてみたいなぁ。
今回、教室のご指導をしてくださったのは、
紅若菜 さんです。
手染めの紅型Tシャツや雑貨を製作してらっしゃいます。
ガマ口バッグとか、すごくかわいいモノがたくさんありますよ。
SHOPインフォはこちら→ http://beniwakanashop.ti-da.net/
日常ブログはこちら→ http://beniwakana.ti-da.net/
お世話になり、どうもありがとうございました m(_ _)m