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87ちゃんねる@三浦

三浦三崎の新聞屋が作る、自分勝手なブログです。何が出てくるかはお楽しみ!応援する横浜FCの話題やグルメ情報もありますよ♪

海南神社青年会の結婚式は・・・

2006-03-18 06:52:17 | Weblog
三浦半島の総鎮守・海南神社で先日、
海南神社青年会第28代会長・須田宏文くんと塩瀬真奈美さんの結婚式が行われました。
6月の第一土曜に行われる「八雲祭(お天王さま)」で御輿を担ぐ同青年会のメンバーの結婚式は
神社の参道を本殿まで、三崎の祭り独特の「木遣り」で新郎新婦を先導します。

三浦市内の祭りは全て、木遣りで進行します。
この進行係ともいうべき、音頭をとる人たちを「木遣師」と呼びます。
木遣師は、三崎の祭りの「花形」です。
お練り獅子や御輿の前に立ち、自慢ののどで担ぎ手に指示を出します。
この木遣師ですが、なかなかなりたくてもなれません。
どんなに唄がうまくても、誰か紹介者がなければ入れてはもらえません。
そして、うまく入会出来たとしても、きっちりとした練習を積まなければなりません。
また、厳しい町内では10年経っても一人前と認めてもらえないほど厳しい世界です。
しかし認めてもらえれば、祭りの時は言わば「特権階級」なのです。
夏祭りの暑い最中、役員や若い衆は外で休憩をとりますが
木遣師となれば、どこかの家のエアコンの効いた座敷に招かれ
酒や料理を大量に振る舞ってもらえます。

話がずれました。
実はオレも木遣師の一員です。
結婚式の木遣りは、これで4度目になります。
祭りの時は、ある程度は担ぎ手の気持ちを考えながらやらなければならないので
多少、短めに抑えなければなりませんが
こうした結婚式の場合は、ゆったりと長めの節でやります。
これが独特の情緒を醸し出します。
参列者は一応に「感動的だった」と喜んで下さいますが
確かにやってる方も、なかなかジ~ンと来るものがあります。

いつも思うことなのですが「オレ、もうちょっと遅く結婚すりゃよかった」と。
(いえ、東京にいる時に結婚しちまったもので、この感動は味わえなかった・・・)
まあ、それは冗談としても、すごくいいものですよ。
本当に羨ましく思います・・・・末永く、お幸せに!



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