2019年、最初の会議である。
残念なことにスタッフ教育ということで、講義をせなアカン・・。
そもそも塾でスタッフ教育をしている塾というのは、ほんま少ない。
しておっても、授業の方法とか、入塾の手続きとか、まぁ~、バイト教育の域を出ない。
そもそもスタッフの力で塾が持ってるちゅうことは、塾長は、そいつらの「寄生虫」である。
スタッフの力とスキルを伸ばすように、教育することである。
ガキの教育には、エラソーなことを言うのに限って、その塾のスタッフを見ると実際は、何も出来ていないことが多い。
スタッフの教育の行き届いていない塾は、問題外である。
ちなみに個人塾も、同じ傾向がある。
我が子が東大に進んだ塾ってのは、潰れない。
(ただし自身が東大というのは、その限りでない。)
あっしは、「大人の教育」と「人・物・金」で悩みたくないヤツが個人塾をやってるだけという認識である。
その塾でスタッフのスキルが伸びているかが問題である。
校門配布、ポスティングなどの「労働」ではなく、(ま、色々な裏技はあるが・・)チラシ作成、ブログ作成、SNSなどの広報活動が出来るか?自塾の環境を分析してイベントを立てることが出来るか?その際の収益計算を出すことが出きるか?
このくらいのことは、大手なら2年目で終了のはずである。
しかし何をスタッフに求めるスキルか?ということすら規定していない塾は多い。
3年目以降になると、現在の日本の教育状況を鑑みて、当社として今後、縮小すべき分野、進出していく分野を考え、
当社のノウハウと技術をもってシナジーの効く新しい収益の柱を考える・・・なんてことも大手はする。
塾長は、資本の分配と決断だけである。
たまがるわ・・・
なのでウチの今年最初の講義は、メディア論である。
何でスマホとWebのアクセス数の割合が9:1なのにスマホからの申し込みが少ないのか?
(あったとしても、ある特定の条件下の保護者なのか?)
何で今、TVにネット企業の広告が多いのか?
そんなこと(概要)からスタートして、最後は、「画像の編集」などをやっておる。
ほんまは、銭があれば、プロに外注したいとこではあるが・・・
そもそもブログを書くことが「仕事」なら外注出来ないが、●●としてやってるのであれば、外注できる。
銭儲けのストライクゾーンに思いっきり球を投げれるようにいらんものを外に出せばええことである。
ブログやtwitterなどを見てると「書いて楽しい」連中が多いので、銭にはならんわ、酷いヤツなど、書いて塾を潰すわ、なんだそれ??である。いくらネットでいいことを書こうが、顧客は、そこを見ていない証拠である。
勘違いしてる人間が多いが、
成功している経営者ってのは、バランスが悪い。
塾で言えば、職人(教育者)9割、経営者1割のバランスの塾長か、経営者9割、職人1割のバランスの塾長が生き延びている。
おもしろいことに、実際に会うと、人は自分の欠けているところが気になるのか、職人9割の塾長は、経営を気にしてるし、経営9割の人間は、教務を気にしていたりする。
あっしが経営者を見る時には、この視点で見る。このバランスが5割5割だと潰れる。どちらも中途半端なわけである。
新しいメディア、文化が出来れば、そこには雑多な人が入ってくる。
あっしは、経営者としても教育者としても、成功するバランスを持ってはおらんが、(7:3くらいである)バランス的には、分析屋である。あ~さんも、同じ血を引いておるので、理科大ではデータサイエンスをしておる。データを扱う海賊である。
当時は、エッセイストもいれば、熱狂フォロワーもいれば、単なるワンフーもいれば・・・とまさに雑多であった。
そもそも塾長のタイプってのは存在しない。もしあるとすれば、生き残っている塾長が、タイプというだけである。
あっしがこの頃、「あぁ~、こらブログ界では、唯一塾屋じゃわ。」と思ったのが、この塾長。
「こいつ天才か、アホか?どっちや?」と思ったのが、この塾長である。
ま、こいつは、天才というか、たまに天災になるが・・・
見ると、どうも最近は韓国のごとく「バランサー」になろとしている人間が多い。
バランサーは、何も出来ん。アンバランスが唯一の武器である。
経営で言えば、こやつは、ほんまおもろい。天才よね?と言うのは、実体験がほぼ理屈に沿っているということである。
塾でなく、(大きく考えて)教育サービス業である。
他人の真似はしない!
と書いておるが、それはカッコいいことでも何でもない。
実は、他人を真似ると失敗する確率が上がるというのが、すでに実証されている。
紳助も、同じことを言っておる。
パクる文化は、経営者には多い。そのため「情報くれくれ君」がよくいる。
あっしは、最初は、いくらでも情報なんぞ出しておったが今では、1対1のときにしか出さない。
そら理由は、簡単・・。全員の前に出す情報は、潰れる情報に他ならないからである。
もう1つは、大きく考えるということも大事である。
なぜか塾長という生き物は、ザコなくせに、万能感満載である。
たまがるわ・・・
しかも酷いのになると、成功体験を脱ぎ捨てとか書く。
う~ん、成功の基準をめちゃ下げておるってこととしか思えんのぅ~。
あっしなんぞ、いつも相談するのは、まだ成功体験がない!ということである。
ぼう忘れかけてた天才も、以前、「ボクは、3年で生徒600名にしましたけど、このレベルまで持っていきたいんで、全然です。全然ダメです。」と話をしておった。
わずかなことで成功体験を得るのも悪くは、ないが、高い目標でずっとあがき続ける者との差は、かなり大きいものになるじゃろうな・・
ま、ともかく数字であれば大きく考えれば考えるほど、成功は遠くなる。目の前の成功に意味はないんでな・・。
ウチのスタッフには、こんなことは、コンコンと伝えておる・・。
なので、成功ってのは、最後、死んだ時の
通帳残高やぞ!
必死こいて、会社に遺産残せ!!
1月9日 超~塾長 了
う~ん、デリシャス・・
かみえす先生が羨ましいです。
なに?それは、あっしが驚くわ・・(@_@;;
あ、今年は、ヒマなのでジャドーズ復活になりますので、そこんとこ、よろしくです。