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ボトルアクアリウム(トリミング)

2015-05-12 18:20:49 | ボトルアクアリウム

水草の調子が良ければ やがてとぐろを巻いたり 水面に達して水上葉を展開し始めたりします ウィローモスもそれほど成長しているようには見えないのにモサモサになってくると見苦しくなるので トリミングや間引きが必要になります。

・水草の植え方については『植え方編』

ボトルアクアリウムでは 水草をこまめにトリミングをすると勢いがなくなってしまうことがあるので 私は 植えたらできるだけさわらないようにしています。

ボトルアクアリウムで育つ水草は 強健種、初心者向けと言われる水草なので それほど慎重にならなくてもいいのですが 種類によってそれなりに扱い方があります。 
 

ミクロソリウムは成長が遅いので問題が無ければそっとしておきます 株が込んできたらバランスを見て根元にハサミを入れて株分けをします。株分けついでに流木にくくりつけて育てると簡単にレイアウト変更ができるようになります 新芽の先の透明な部分はデリケートなのでちょっとしたことで傷ついてしまいます ピンセットが触れたりしないよう注意しましょう 傷んだ葉を取り除かずにそのままにしておくと葉の裏に子株ができることがあります。

ハイグロやロタラなどの有茎草は水面に達すると水上葉を展開し始めるので 植えなおす必要があります。 抜かずに適当なところで切って下部をそのまま残しておいて新芽が出るのを待つという方法もありますがボトルアクアリウムでは下の方の葉が落ちてしまっていることが多いので 茎だけの状態だと新芽が出ない場合もあります。
抜いた水草は適当なところで切り 根が付いている下部は育成用の容器に植えるか不要ならごみとして処分します。 上部は必ず一節を砂利の中に埋めるようにして植えなおします。
 
マツモは根が無いので必要な長さに切って植えるのみです 残った下部は水に浮かべておくだけで新芽が出るので増やしたいのであれば適当な容器に入れておきます。

ウィローモスは 底の方で軽く丸めて育てていた場合はそこらじゅうに絡まっているはずなので他の水草が抜けないように注意しながらピンセットで間引き こじんまりとまとめておきます。流木巻の場合はそっと取り出し適当に間引いて 洗面器などで一度水の中に沈めて確認 大きくはみ出ているところを整えます 流木からウィローモスが浮き上がってしまっていたら巻き直しです。 ボトルアクアリウムのような十分な環境とは言えないところで育ったウィローモスは環境の整った水槽に入れるとぐんぐん育つので何かと便利です ウィローモスは藻類が絡むと取り除くのは難しいので トリミングで余ったらもしもの時のために捨てずにどこかにキープしておきましょう。

ピグミーチェーンサジタリアは 植えなおしても問題はありませんが 小さくても育っていれば 砂利の中にランナーを出しているかもしれません 一度抜くと元通りに植えなおすのは難しいので そのままそっとしておくと どこからか子株が顔を出すかもしれません。


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