熱帯魚工作箱

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ネペンテスの肥料(餌?)

2009-12-14 23:30:28 | 育て方 (湿地植物など)

うちには枯れそうになったり復活したりしながら10年以上熱帯魚部屋にぶら下がっているネペンテス(ウツボカズラ)があります。

うちにあるのはホームセンターで買った捕虫嚢が細長いひょうたん型のよく見かけるタイプで 昔から買っては冬に枯らしてしまうという進歩の無い繰り返しをしていたのですが 狭い場所にたくさん水槽が置いてあるこの熱帯魚部屋?が出来てからは室温が枯れない最低温度をキープしているようで冬でも枯れることはなくなりました。
冬場は水槽がたくさんあるおかげで湿度が高くて調子がいいのですが夏はすぐにミズゴケがカラカラに乾いてしまいます。

このネペンテスですが 基本的には肥料は与えずに育てています というか施肥すると調子を崩すことが多いので水やりのみです。栄養分は捕虫嚢に落ちた虫から得るということですがここにはそんな虫は飛んで来ません。
新しいミズゴケに植え替えるとしばらくは元気に育つのですがうちでは毎年植え換えていないのでそのうち成長が鈍ってきます。
食虫植物なので こうなると捕虫嚢に何か栄養源になるものを入れたくなりますよね? いつもながらこんなことを考えるのは私だけかな。
熱帯魚用の餌やハイポネックスを袋(壺?)の中に入れてみたら 見事に袋が枯れてしまいました 枯れるといっても葉の先の袋部分のみで葉やネペンテス自体が枯れる訳ではありません。やっぱり昆虫でないとだめなのかと思いつつわざわざ虫を捕まえて入れるわけにもいかず昆虫に代わるものを探していました。
次はスポーツドリンクでも入れてみようかと思っていたのですがある日魚に餌やりをしている時にちっちゃいひらめきがありました。目の前にあった『冷凍赤虫』です!
うちでは飼育魚が卵生メダカなので餌は冷凍赤虫です。赤虫も(変態前ですが)昆虫なのでネペンテスの栄養源になりそうな気がします。
方法は解凍した冷凍赤虫をスポイトで捕虫嚢の中にプシュッと入れるだけです。



欲張ってたくさん赤虫を入れると袋が腐るように枯れます。赤虫と一緒に入ってしまう水の量もも少なめの方がいいようです。

たまに気が向いた時に熱帯魚の餌やりついでにネペンテスにも餌?をやっています。
突然ぐんぐんと成長するわけではありませんが 新しく出てくる葉がだんだん大きくなるのでそれなりに効いているのだと思います。
多分サラセニアなどの他の食虫植物にも使える方法ではないかと思います。

ついでに小技を1つ
うちでは高い所にぶら下げているので腰水栽培ではありません。夏場は油断しているとミズゴケがからっからに乾いてしまいます。 そこでこんな小技を使っています



 ホームセンターで買ってきたボトルに水を入れ 鉢に引っかけてぶらさげてあります。ネペンテスのそばを通るついでにボトルを押して水をやっています。



またこのボトルは気温が上がると中の空気が膨張して水が押し出されて自動的?に(気休め程度の量ですが)水やりをしてくれます。


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2 コメント

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Unknown (大仏)
2009-12-16 18:03:58
はじめまして(@^^)/~~~
大仏と申します(笑)
いつも見ていたんですが、
ついにコメしてみました(笑)
ネペンテス元気そうですね^^
10年ってすごい!!
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10年 (mizuwarabi)
2009-12-16 21:47:42
大仏さん はじめまして
思い出して見るといつの間にか10年経ってました。今はとっても調子がいいのですが 全く補虫嚢がつかない株があります。何かさびしい…謎です。
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