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やっぱり、水ですよ!水!

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ながーい1年間の成果です。

2016-12-31 13:43:14 | 日記
昨年は1月からインドネシアに関わり続けて2転3転4転で、遂に国務省の自治大学の実習農場にオーガニック農法のモデル農園を造ることになりました。自治大学は全国から推薦選抜された5,000名、将来は村長、町長、郡長になる人材が学ぶ最高学府で国の将来の形が決まる所です。
このプロジェクトは、インドネシア政府と国連NGO公益財団法人OISCAの契約事業で、シューコーポレーションは水つくり技術と活性液肥つくりのノウハウを提供するものです。インドネシアはOISCA創設者中野與之助氏が特別の思いを込めて関わられた国と伺っており、今回の展開には現地のOISCA功労者の功績が大きいと思われます。
インドネシアのジョコ・ウィドド現大統領は、5年以内に牛・トモロコシ・米・大豆の自給率を100%にすると決め、施策を次々に打ち出しており、OISCAの協力事業もその一環と考えられます。
正月2日に発って、インドネシアへ行き現地打合せと両国の仮契約に立ち会ってきます。いよいよ、水つくり技術展開の本番が始まったと身を引き締めています。


自治大学の正面

説明会の後の記念撮影

OISCA SOLOの農業研修センター 現地の功労者と
クリックすると大きくなります。
ジャカルタ日本語幼稚園のプール 水つくりで処理した水でみんなくつろいでいます。水がデータのように改善されたからで、この事実が認められたことも大きい。

奥に見えるタンクの中に水つくりMZリアクターが仕込まれています。

「MZ-RS2」が出来ました。

2016-04-11 10:13:57 | 日記

高さは16cm。
中は、下段は羽ありプレートに陶珠山彦組、上段は羽なしプレートに陶珠オオナムチ組。


下から散気管でエアーーレーションします。


新器開発の直接の動機はインドネシアの養鶏場の水使用状況でしたが、日本の農業現場にこのタイプがあれば非常に使い勝手が良いと、かねてから考えていたものです。
もちろん一般家庭やマンション、ホテル、飲食店でも手軽に使える万能タイプの装置です。
ともかく「水の蘇り方」が早くて強いことは実証済みです。



団まりなさんの最後のインタビュー

2016-03-30 09:15:39 | 日記
先日のまりなさんの3回忌法要の後、居間のテーブルの上にこの本が置いてあるのに気が付きました。

インタビュアーの森達也という方は知りませんでしたが、すぐに、まりなさんのところを読みました。
対談は今私が座っているその椅子にまりなさんが座って、亡くなる1年2か月前に行われていた。

森『僕は「団さんはご著書で、原核細胞の原始的な一つの細胞が、初めに生まれた生命の源だ」と書いていますねと言った。ここに記述された「一つの」についてお訊きします。同時多発的に複数の発生したわけではなく、実際にたった「一つの」細胞が、多くの偶然の集積によって生まれたと考えたほうがいいのですか?』
まりな『原初の細胞がその時期、複数できていた可能性はあったかもしれません。だけど今も生き残っているのは一つだけなのです。他のものはうまくいかなかった。つまり子孫を残せなかった。どうしてそんなことがわかるかというと、今生きているすべての生物で、遺伝子のコドン(遺伝暗号の最小単位)は共通しているからです』
森『A(アデニン)とG(グアニン)と、・・・あとは何だっけな。C(シトシン)か』
まりな『そう、それだけ。そしてこれはすべての生物が同じ。私たちのコドンも、いちばん最初の細胞から次々と細胞分裂を重ねながら、ここまで運ばれてきたのです。』
森『・・・それが事実なら、ちょっとした畏怖感に打たれます。生きものはすべて同じだなって』
まりな『すごいですよねぇ。植物でも何でもみんな一緒なんだから。つまり生命はすべて、一個の原初の細胞から分岐して、一度も新しく付け加えられることもなく、私たちまで運ばれてきたといえるんです。』

ここまではっきりしたことを、私はまりなさんから聞いたことがなかった。森のインタビュー力が引き出した明快な驚くべきイメージです。(本では森とまりなの表示はないが、紹介が短いので付け加えた)

最初の細胞が発生した時、そこには原始スープと言われる様々な物質が溶け込んだ浜辺の海があった。すでに雲が有り上昇気流も有って雷も発生していた。そこに内と外を分ける膜を持つ球体が出来た。膜の中では外の世界とは異なる生物代謝が起こり、余ったものを膜の外へ出して必要なものを取り込んで内部を一定に保つ、外の世界のエントロビーの原理に反する「細胞」と呼ばれるいのちが発生した。
そこまでは学んでいた。しかし、「細胞」はいくつも発生して進化して来たのであろうと思い込んでいた。
ところが、まりなさんは「そうであったかもしれないけれど、今に続いている「生命」は全てたった一つの細胞からのものであり、その他に発生したかもしれない細胞たちは全て継続することに失敗して残っていない、」と言い切られる。
正に、この本の題名「私たちは どこから来て、・・・・・・」の答えであるだけでなく、私がまりなさんに問い続けていた「どうして生体内反応は一定方向なのですか?」の答えでもあるのです。
こんなところで、まりなさんから答えが貰えました。(生体内反応の一定方向性については改めて書きます)
そんな答えを引き出してくれた森達也氏に感謝します。

まりなさんのインタビューを読んですぐにAMAZONに本を頼みました。そして、その他の方との対談インタビューを読みました。宇宙のこと、生死のこと、人類史のこと、科学について、全て私の関心事と重なる重要な内容です。これだけのインタビューができた森達也氏は素晴らしい「智」のコミュニケーターだと思います。
皆さんも是非購入して手元に置かれると良いと思います。
A

インドネシアの養鶏場+水つくりMZ装置+OISCA

2016-03-21 12:47:34 | 日記
1月のインドネシアでは養鶏場を訪ねることができませんでしたので、飲水改善用にMZ-RS型の設置の仕方を指示して預けてきました。
2月になって養鶏場と設置写真が届きました。



明るいオープン鶏舎で、飲み水は雨樋を利用した方式、200リットルの水槽にMZ-RS型を設置。
2週間したら鶏舎の悪臭が消えて、産卵数が毎日30個ずつ増えているとの報告付きです。
続いて、効果が確認できたから用水の水源の水槽に設置したいと現場から電話が入りました。
水源の水槽はコンクリート製で深さが1メートルしかないとのこと。RS型では深さが足りませんがそのまま設置してもらいました。そして、今度行く時に浅い水槽用のリアクターを作っていくと約束しました。


早速試作したのが据置式の2段のリアクターです。下段は羽ありプレートに山彦組陶珠、上段が羽なしプレートにオオナムチ組陶珠。その下に散気管。高さは約16センチ。最終製品はステンレス製になります。
2月28日に現地のコンクリート水槽に設置しました。



計測しましたら、ORPが+263からサブ釘投入後+90まで下がりました。これでOKです。
十分良い結果が出るでしょうと言って帰ってきました。原水が取れませんでしたので比較ができませんでした。
それにしても、この養鶏場の四万羽の鶏は幸せです。



理由は、鶏舎が日本でのように真っ暗に囲われた裸電球の中で飼われていないこと。竹で丁寧に作られた三段のオープン鶏舎がとても棲み心地良さそうなこと。高圧線など通っていない環境の良い山に建てられていること。
ただ、これだけ同じ生き物が密度濃く暮らすには水の力が少し足りなかったということです。
しかし、その問題は水つくりMZ方式で解消。悪臭は全く消えて、卵が毎日増えているとのこと。
驚くべきことに、この養鶏場では破卵がない。すなわち、割れたり・歪んだりした卵が一つも無い!ということです。日本では有り得ません。
鶏たちは、それほど健康で幸せなのだと言えます。
この養鶏場の経営者は壮年の方で、働いているのは若者ばかりでした。その若者たちの卵の扱い方の丁寧さにも感心しました。大切に飼われると家畜は必ず応えてくれます。
その卵を割って試食しました。美味しかったです。


3月になって耕作農場のミッションが行った時に、養鶏場からの日々のデータが送られてくるオフィスで、産卵率が6%増えたこと。特に80週を超える老鶏の産卵率のアップが凄いとの経過が分かりました。
「どこまで増えるのか」と聞かれましたので「あの環境でこの水だと95%以上にはなるでしょう」と答えておきました。
水つくりをつける前の産卵率が79%でしたから大きな増収益です。
さらに、
OISCAは、この養鶏場から卵を購入して幼稚園「卵の日」を決めて給食すること、仕入れ販売も開始すると決めたこと。
養鶏場へ水つくりMZ型を提供する専門の会社の設立がインドネシアの有志で決まったこと。
が伝えられました。





オイスカ日本語幼稚園に水つくりを

2016-03-07 15:49:09 | 日記
しばらく記事をアップしませんでした。
昨年12月に福岡の筑豊と小倉で、1月にはいわき市で水塾を開きました。それぞれ特徴のある会で詳しくレポートすると面白く参考にもなると思ったのですが、次に来たプロジェクトがたいへん重いもので、その準備に集中させられて、ついに書けませんでした。
次に来たプロジェクトというのは、国連のNGOオイスカ日本語幼稚園の理事長から海外10ヶ所の幼稚園の水を良くしたいとの依頼で、まずインドネシアのジャカルタ幼稚園の水を良くしてほしいとのものでした。大いに意義のある仕事ですからすぐに引き受けました。しかし、現地の水事情=配管の径、圧力、貯水槽の形状と容積などが解らないと具体的な提案が出来ません。すぐに現地から写真が送られて来ましたが、やはりもう一つ掴めないところがあります。

送られてきた現地の水槽の写真
さらに、OISCAは農業支援も行っているので、養鶏場の水も良くしてくれないかとの追加要請。インドネシアは回教徒が多いので鶏肉と鶏卵の需要が非常に大きいとのこと。その養鶏場の飼育状態があまり良くないので、まず水から良くしたらどうかとの提案です。これも、現場を見ないことには何とも言えません。     
結果、MZ-RS型とMZ-GS型を持って1月21日からインドネシアへ行くことになりました。そして、幼稚園の水槽にMZ-GS型を吊るすこととOISCAのもう一つの事業である農業支援の現場を視察して用水の改善案を考える宿題を貰って帰りました。そして、2月23日からもう一度行ってその農業現場の用水改善と養鶏場の飲水改善をして来ました。

まず、幼稚園のレポートです。
幼稚園の水の状況は、地下水をポンプで汲み上げて溜める200ℓの水槽が5台あり、飲水以外の生活用水とプールに使っています。
各水槽にMZ-GS型を吊るしました。2週間後の水が送られてきましたので、基本測定と共鳴磁場測定をしました。

吊るし作業をする現地スタッフを水槽の中のGS型

左が井戸原水、右がMZ-GS処理水ですがPH・EC・ORPと残留塩素に殆ど差がありません。
ところが共鳴磁場測定をしましたら大きな違いが出ました。

MZ-GS型を吊るして置いただけでこれだけアップして、しかも全項目が満点と言う結果です。
2月にこの結果への証言を求めましたら、プールから上がりたくないという子供が何人も出たということでしたし、寄宿してこの水で暮らしている教師たちも髪の毛が軋まなくなったと言ってました。
大腸菌検査もしましたが不検出でした。
この水でこの子供たちが毎日暮らすことを思うと本当に良かったです。庭の木々にも草にもプールの水が撒かれています。今後が楽しみです。
この日はあいにくの雨で子供たちは泳いでいませんでした。