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P5N-日本代表vsJAB レビュー

2006年06月25日 | ジャパン

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 今年からはじまったP5N。参加する意義が見いだせないまま
最強のジュニア・オールブラックス(JAB)戦を迎えた。
トンガ、イタリア、サモアと戦い全て50点以上奪われての敗戦。
多くのファンに’95年WCの145点がよぎった。
J-SPORTSの放送席もコメントは重かった。(林、今泉両氏)
しかし、それらの予想は、いい方向に裏切られることになった

 両チーム国歌斉唱のあと宿沢氏の急逝を受けて試合前に黙祷を捧げられた。
しばしの沈黙のあとで喪章をつけたジャパンがスター揃いのJABに挑む

 SH池田のキックオフで試合開始、セットプレーの安定が問題視されるが
いきなりのラインアウトが合わなかった。スクラムは837kg:902kgと
数値で圧倒するが、スクラムは安定、しかもジャパンが右へ左へ展開し
JABの反則を誘う。PGは池田、ジャパンが先制、祝福するように白い鳥が
羽ばたいたのが印象的でした。                    (3:0)

 モール戦、および空中戦でもジャパンは健闘。今までの弱々しさは見えない
  JABの攻撃も低いタックルで止め、ジャパンがターンオーバー
  ジャパンの反応がいい。CTB守屋のタックルが今日も突き刺さる。
  前半10分までは、接点でジャパンがJABを圧倒。解説席からも驚きの声
    JABの選手からはイライラ感が伝わってくる。
13分、JABゴール前でキックパスを使ってくるが、焦りのためかオフサイド
     残念ながら、ジャパンのラインアウトがいまだ安定しないのが心配
15分 WTB遠藤が突破し、キック後プレッシャーで押し出しマイボール
    ラインアウト→ここも乱れる、次に取れたときはノットストレート
    少々嫌な雰囲気もWTBオトの献身的な絡みで盛り上げる
20分 JABがジャパンのゴール前に迫るが、ジャパン体を張って止める
22分 JABゴール前スクラム8-9から14番が右隅にトライで逆転(3:5)
    トライはとられたが、ジャパンの選手はJABへの当りを苦にしてない
    いい雰囲気が続く。JABのSOが負傷退場
26分 ゴール前のJABラインアウトのピンチ、FL菊谷がキャッチし危機脱出
    その後も敵陣へ押し返す、選手の集散がJABを圧倒している
30分 JAB再びキックパス使うが失敗。ジャパンのゴール前からJABが
    展開し14番が再びトライ                      (3:12)
    (スクラムの球出しにBK一人使っているので数的不利の様子)
33分 前回サモア戦では切れてしまった時間帯、でも今日のジャパンは
    切れない。タックルの低さと集散のよさで互角に戦う
38分 ジャパンゴール前で耐えるもミスマッチとなり最後は、元AB、WTB
    ラルフのトライ                            (3:19)
   前半終了:ジャパン健闘、あとはトライが欲しい

後半
 立ち上がりからも桜のジャージが黒衣に突き刺さる場面が多い。モールも
 安定、JAB押し切れないが、4分 WTBラルフが2つ目のトライ (3:24)
 8分 JABが個々の力を出してゴールに迫るが、ジャパン耐える。
    「押しに行こうぜ」とスクラムから声が掛かる。
12分 BKのタックルもよくJABのミスを誘う。ジャパンの低いスクラムを
    いやがるが、その間に14番ツイタバキが本日3つ目のトライ(3:31)
    今までなら切れてしまいそうな時間帯に入るが、今日は切れない
    LO主将の大野のビッグタックル決まる。LO谷口→北川、
    SO大西→安藤投入、 続いて、木曽→マキリ。NO.8は菊谷
    PR山本→久富投入
16分 JABをゴールに攻めつけ、スクラムでも圧倒。トライチャンスが続くが、
    しとめられない。
18分 JABが堪らずコラプシング。ジャパンのゴール前ラインアウトをミス。
    ゴールが遠い
21分 HO松原→山岡投入
23分 JAB SOに入ったマッキンタイヤーが中央にトライ      (3:38)
26分 安藤→水野投入(故障か?)
     闘将大野が率いるジャパンに闘志の衰えは感じない。 
29分 ジャパンがゲイン続け、FB三宅のキックが胸に入りトライ  (8:38)
     その後約10分、ジャパン意地の防戦でそのままノーサイド

 久々にジャパン戦に熱くなった1日でした。フィジー戦が楽しみです  


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7 コメント

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Unknown (mach55)
2006-06-25 10:24:15
Jスポーツで観戦。



FWは頑張った(ラインアウト以外)。

松原選手がいけないのか、

受け手がいけないのか?

アジャストできないのか???



BK、もう少し

(厳しい言い方すると)

芸がないのだろうか?

せっかく、ボールをジャッカルしても

・・・・・・。



最後の試合に期待!
Unknown (Pacson)
2006-06-25 14:10:50
久しぶりに熱くなりました。

センターのディフェンスは二人とも良かったですね。後は攻撃です。



遠藤のパワフルな走りには今後も期待が持てそうです。



SHとSOのオリジナリティーの無さは永遠の課題になりそうですね?
そろそろ (ベニーヒン)
2006-06-25 15:53:45
こんにちは。チームの勝利を考えると「HO松原選手」は「交代の時期」でしょう。ホント「HO」は「スローイング重視」にしてもらいたいですね。と言うのも過去の例を見れば明らかだからです。「薫田選手vs弘津選手」の「HOレギュラー争い」も・・・最後は「ラインアウトのスローイングの正確さ」で、「薫田」がレギュラーとなり、フィールドプレーは秀逸の「弘津」は「Cap1」で終わりました。とにかく「松原選手(弘津選手と同じくフィールドプレーは秀逸ですが)」は、神戸でも「スローイングの不安定さ」で心配し通しでした。特に「NEC戦」は、「熊谷&浅野両LO」に、「スローイングの癖を見抜かれて(サインを解析されたのではなく)、すべてのマイ・ボールを取られるのでは・・・」と思いましたので。私の注目選手は「青木選手(サントリー)、松尾選手(東芝府中)、山本(三洋)」&故障が完治したときの「網野(NEC)、塚越(東芝府中)」の5選手です。PS.1番の山本選手が機能して、嬉しかったです。
コメントどうもです (瑞穂)
2006-06-25 18:15:43
mach55さん

 前に出るディフェンスは改善されました

 あとは得点のとり方ですね



Pacsonさん

 CTB二人は功労賞者です。遠藤も良かった

 あとはHBと攻め方です



ベニーヒンさん

 ラインアウトが悪いと反則とっても選択肢が

 減ります。個人的には三洋の山本に期待

 1番山本の頑張りはトヨタファンとしては

 うれしかったです



さて試練の5連戦もあと1試合、

笑って終わろう。がんばれジャパン
PS (ベニーヒン)
2006-06-25 19:32:44
こんにちは。付け加えを。

HO山本選手(三洋)だと、3番山村、4番北川、8番オライリー(or山口智)、9番池田、12番榎本、15番三宅(or立川、角濱)の『三洋&関東学院出身者』のメンバーが機能するのか見たいですね(敬称略)。PS.フィジー戦の楽しみと言えば「日本代表のBK3のディフェンス」です。というのも、第五回W杯「フィジー戦」は、「日本代表のBK3」の『ディフェンスの脆さ(弱さ)』が出ましたから。パント、グラバー・キックで・・・ノッコンorトライされるのだけはやめてや~。
SHよかったんでは? (やまべ)
2006-06-26 10:23:31
SH池田選手の捌きが良かったように見えました。

パスが直線的にビシッと飛んでました。



前半の、浅いラインから短いパスで繋いでいくプレーが

爽快だったなぁ。あれを究めてほしいなぁ。

毎度! (瑞穂)
2006-06-26 18:55:01
ベニーヒンさん

 確かに最近の関東学院卒のレベルは

 高いですね。春口氏の教育でしょうか?

 フィジー戦は確かにBK3が心配ですね

 セコベレベルのBKを止められるか?



やまべさん

 池田は良かったと思いますよ。でもFWの

 頑張りが大きかったですね

 FWが劣勢な中でも球捌きを行う、かつての

 弱体FWだった早稲田のSHがジャパンに

 必要な気がします。

 私が思う今のベストは NECの辻選手、

 次が神鋼の後藤選手です。これからを

 考えるとNECの控えの藤戸選手と九電に

 行った同志社卒の竹山森選手も○です

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