高齢者福祉情報

老人ホーム、特養ホーム、尊厳死、遠隔介護などなど、高齢者の福祉に関して、皆さんと情報を共有したいと思っております。

ホスピスを見学してきました

2005-02-14 18:56:06 | 高齢者福祉
今日は、仲間とホスピスの見学に行ってきました。
多摩市にある聖ヶ丘病院です。

 まるで、高級ホテルです。

 でも、ホスピスと云うところは、癌患者さんのみの終末ケアをするところで、
その他の病気(例えば、脳梗塞など)の患者さんは、入れないとのこと。

 インターネットで見たとき、ここで、僕は、尊厳死をしようと
きめたんだけど、ガンじゃないとダメと聞いて、がっかり!
(僕の死因は、DNAからして、脳梗塞ときめているものですから。)

東林間シニアクラブを見学してきました

2005-01-17 16:18:25 | 高齢者福祉
本日、仲間と一緒に東林間シニアクラブを見学してきました。

 総勢8人での見学でした。
 まず、東林間シニアクラブの施設長から、
施設の説明や介護関係一般の説明、質疑応答があった後、
担当の方(女性)の案内で、3階建のたてもののすべてを
1時間半程度かけて、見せて頂きました。

 印象を一言で述べるなら、僕の見たこの種のものの中では
最高のレベル。
 非常に清潔、職員の対応も、非常に好感のもてるものでした。

 ただ、空きを待っている人の数が多すぎる!
 自分がそのような状態におかれた時に、多分、ここには
入れないだろうな」と云う感じがして、ちと、絶望感も!

 一緒に行かれた方、この記事をみられたら、補足する意味でも
コメントをつけて下さると、ありがたい。


ニッポン・アクティブライフ・クラブ

2005-01-08 01:47:59 | 高齢者福祉
今日は、「ニッポン・アクティブライフ・クラブ」
(ニッポン時間預託ボランティア協会)の
活動拠点:神奈川県東部、横浜市内、東京都町田市
を活動範囲とする事務所を訪問してみました。

ナルク横浜

リンク先からの拾い読みコピーですが。

(1)会員それぞれが身に付けたキャリア・特技を交換し合い、
コミュニティを深め、在宅ケア支援のボランティア活動を展開するものです。

(2)サービスの必要な会員にサービス出来る特技を提供し、
このサービスを提供した活動時間を点数としてNALCに点数預託(貯蓄)しておき、
いずれ自分にサービスが必要になったときや、
配偶者・両親・子供(但し、介助・介護なしには通常の生活が出来ない子に限る)
のために預託した点数(貯蓄)を引き出し、サービスを受けるなど。活用する制度です。
又、「時間預託制度は後期高齢者になってから利用する」というのみでなく、
今の時点で「助け合い」活動(犬・猫の餌やり、散歩、留守番、植木の水やり、
草取り、相談話し相手など)を活性化して、
お互いの「ふれあい」による仲間意識を高めてゆきます。

 つまり、自分のために、自分が他人に、サービスした時間を貯金(貯時?)することをしようと提唱、実行している団体です。

 全国組織のボランティア団体です。

特定非営利活動法人 ニッポン・アクティブライフ・クラブ

 それで、今日、訪ねた事務所がどこにあるかと、云いますとね、
実は、家の直ぐ近く、例の「ラジオ体操」に行く公園のすぐソバだったのです。

 お訪ねすると、今日は、仕事始めと見えて、沢山の方(と云っても5~6名)
の方が、お集まりで、パソコンを使って、さかんに集計整理をやっておられました。

 つまり、会員のサービスした時間と、サービスされた時間を整理し、データベースに
打ち込む作業です。

応対された方「貴方は、どのようなサービスができますか?」
僕「パソコンが多少できます。HPを作る、或いは改良するような
ことなら、貢献できるかと、思います。」
相手「是非、入会してくだい」って、すすめらました。
僕「今日は、お取り込み中のようなので、また、日を改めて、お伺いします。」

 どうやら、ここが、入る、僕の3っ目のボランティア団体になりそうです。
(”ホ”がつく団体を含めると4つ目かな)

人生、何がおこるかわからない

2004-12-22 23:46:27 | 高齢者福祉
またもや、朝のラジオ体操へ行く時間の話です。

 家から、会場の林間公園まで、15分位ですが、毎朝の
ように、行き合う人がいます。
 毎朝ですから、自然と「おはよう御座います」と双方、
挨拶しながらすれ違って行きます。

 その中に、元気のいい中年夫婦で、3匹の犬を連れた方が
おられます。(おられました。)
 特に、その、ご主人の方は、こんな季節でも、ともすると
半そで、って感じの服装だったりです。

 何日か前、交差点で、人身事故、救急車が丁度、到着した
とこへ、でくわしました。
 被害者は、その夫婦の奥さんです。

 ご夫婦の方は、道路を横切るのに手をあげて、渡って
おられたようですが、まだ、夜が明けきっておらず、ドライバーは
全く、気がつかず、奥さんを、はねて、自分のフロントカラスが割れて
始めて気がついたと云うことのようです。

 奥さんは、骨盤複雑骨折の重傷と聞いております。

 体操の帰りには、パトカーが到着、事故調査をやってましたが
加害者は、女性ドライバー、青ざめて、しょ気返ってました。

 被害者、加害者とも、人生が暗転したことでしょう。

 横断歩道を手を上げながら渡れば、車は、自然と止まってくれる
ものと、思ってはいけません。
(相手のドライバーが、こちらをキチット認識、ブレーキを踏んで
くれ、かつ、ブレーキが故障していない時に限ります。)

 この場合、多分、加害者の方に、全面な責任があり、賠償金は
おろか、加害者の残る人生のすべてを差し出すくらいの犠牲が
必要です。
 それでも、あの奥さん、どこまで、回復されるか?
(一日も、お早い回復を、祈らずには、おられませんが、
僕の歳だったら、間違いなく、寝たきり老人となります。)

 いや、まったく、人生、何がおこるかわからない。

 教訓ーー横断歩道、や青信号を過信しては、ならない。
 被害者にならないように、加害者にならないように、
外にでた時は、油断なく、神経を集中させておくこと。

まだら認知症

2004-12-16 19:12:28 | 高齢者福祉
「ボケ」とか、「痴呆」とかの言葉は、使っては
いけなくなったみたいですが、早い話、「まだらボケ」の
気のあるお婆さんのお話です。

 これも、まだ、夏の時期のラジオ体操の時のことです。
 ラジオ体操の会場の林間公園に、まだ体操が始る前に、
一人のお婆さんが現れて、「私のお家は、どこでしょう?」
って、やってるのです。

 皆んな集まってきて、「どうのこうの」といろいろ云ってた
みたいですが、ラジオ体操が始り、体操をやっている間に
お婆さん、会場から出て行きました。

 体操が終わり、帰ろうとすると、僕の帰る方向のかなり先の
交差点に、その、お婆さんを発見。

 近づいて、
僕「お婆さん、家、見つかりました?」
オ「いや、見つからない」
僕「住所は何処ですか?」
オ「旭町」
僕「旭町は、こちらではなく、反対方向、線路の向こう側ですが」
オ「?」答えない
僕「お家はわかるのですか?」
オ「見ればわかる」

丁度、参議院の選挙が終わった後で、小泉首相の写真入りの
選挙ポスターが、電柱に残っており、それを指して、
オ「この人の家は、どこか?私は、この人と知り合いだ、
この人に聞けば、いいから、この人の家を教えてくれ」

僕「お婆さん、ここで、ちょっと待ってて貰えませんか
僕、家に帰って、車で直ぐ引き返して、お送りしますから」

オ「アンタも忙しいから、帰りなさい」
また、小泉さんを指して、「この人に教えてもらうから
大丈夫!」

あまり、しつこくやって、誘拐犯と間違えられても困るし
仕方がないので、そのまま、家に帰りましたが、
こう云うのは、どうすれば、いいものでしょうかね?


ラジオ体操

2004-12-10 16:54:16 | 高齢者福祉
 あまり、深刻なことばかり書くとこのブログは「暗い」と
か云われますので、ちとばかり、別な話題で。

 僕は、ほぼ毎朝、近所の小さな公園(林間公園)で行われる
ラジオ体操に行ってます。
 家を6時過ぎに出て、公園まで、20分くらい歩いて、行きます。
 この時期、6時はまだ、夜が明けきらず、暗闇です。
 公園に着く頃、ようやく明けてきて、体操が始るころには、
明るくなります。

 参加者は、ほぼ、全員が、シニアです。
 男で云えば、定年を過ぎたオッサンや爺さんです。

 参加する人数は、約100名、毎日行ってますと、
面白いもので、誰が指定するわけもありませんが、場所がきまって
きます。

 僕のお隣さんは、体重が僕の倍くらいは、ありそうな太めの
オバサンです。(僕が、細めで、干からびてますので)

 このオバサン、いろいろと話かけてくるのです。

 夏の時期なら、「きのうはね。」
僕「ハイハイ」 オ「老人ホームに盆踊りに行ったの」
つまり、彼女の属する、踊りのグループで、慰問に行ってきたと」
云う意味です。

「オヨバレがあって、出されたもの、全部食べたら、また太っちゃって
だって、残すとモッタイナイでしょう!、あっはは」

幸せなご臨終

2004-12-04 05:54:56 | 高齢者福祉
中村仁一著「幸せなご臨終ー医者の手にかかって死なない死に方ー」講談社
松田道雄著「安楽に死にたい」岩波書店
を読みました。
 両方の著者とも、医者です。松田さんは、高名な医事評論家でもあります。

 読後感として、面白いと云うより、僕にとって、かなり衝撃的でした。
 そして、両著とも、首肯できることが多い内容でした。

 前に「尊厳死」のことを書きましたが、尊厳死なんか、そう簡単には
させてもらえない。
 倒れて、救急車を呼んで、病院に運ばれたら、それは、医者の側からは
「助かりたい」との意思表示であり、それは医者の義務であるので、
徹底的な治療が始る。
 
 そして、仮りに、命を取り留めたが、植物人間になったとします。
 この時、尊厳死協会に入っていれば、尊厳死ができるのかと云えば
そんな簡単なもんじゃないようです。

 中村氏は、医者でありながら、私は尊厳のある死を望んでいるので、
「救急車は呼ばない、乗らない、入院しない、手術しない、医者の
厄介になりたくない」と言い切っておられる。

 高齢者が、死に直面した時、医療が濃厚に関与すると、かえって悲劇や
不幸が生み出され、増幅すると感じている」とも云っておられる。

 こうなると、尊厳ある死のためには、相当の覚悟と、いざという時に
備えての胆力の養成が必要ですね。
 ついつい、怖くなって、救急車を呼びそうです。

 

和泉福祉専門学校に行ってみました

2004-11-27 17:06:21 | 高齢者福祉
 インターネットで、今日は、「和泉福祉専門学校
のオープンキャンパスの日であることを調べ、行ってみました。

 今日は、今年、8回目のオープンキャンパスの日で、10名程度の
人が集まっておられました。(1学年の定員は、約100名位のようです)

 教室で、ひとわたり、説明があった後、学内を隈なく、見学してまわり
ます。
 教室から、図書室、調理実習室、介護実習室などです。

 僕の興味は、何と云っても、介護実習室です。

 一つは、電動ベッドが6つ並んだ部屋です。
 ここで、介護の練習を、行うそうです。

 また、別の実習室には、高齢者を横に寝かしたまま、
お風呂に入れる設備もありました。
 実習では、生徒が代わる代わる高齢者になって、
寝たままの状態で、お風呂に入ってみるそうです。
(その時、高齢者が、どんな心理状態かを体験してみる)

 最後に、進学個別相談会がありました。
 勿論、参加しました。(笑)

 年配の女の先生に、素直に、素性を白状しまして、
インターネットで、「高齢者福祉情報」を収集している旨
申しあげましたところ、校長先生を、お呼びするから
「ちょっと、待て」と云うことで、とうとう、校長先生と
面談して参りました。

 面談の結果が、どう発展して行くのか、僕も楽しみですが
どうなるのでしょうね?

 それと、驚いたのは、生徒の男女比率が、4:6位だそうです。
 僕は、ほぼ、100%、女子学生だと思っていたのです。

 それと、大学を卒業して、社会人を経てから、会社をやめて
ここに入学してくる、男の人もおられるとか。

 いろいろと社会見学は、してみるものですね。 

東林間シニアクラブ

2004-11-24 16:55:13 | 高齢者福祉
今日、散歩がてら、「東林間シニアクラブ」を訪ねてみました。

10月31日に地区社会福祉協議会と云う記事をかきました。

 その中で、「問い合わせ先」として、東林出張所となっていますが、実務は
東林シニアクラブ(在宅介護支援センター)とか云うところがやっているようです。」
とした場所です。

 ここが、僕の住んでいる地区の高齢者福祉の最前線です。

 3階建ての立派な建物で、ぶらっと訪ねるには、ちと、勇気がいるって感じですが、自動ドアを入って、受付の人に、「お聞きしたいことがありまして」と云ったら、「どうぞ、どうぞ!」とか云われて、「生活相談員」とかの若い女性が気軽に応対してくれました。

 ここには、特養ホーム、ケアハウスなどの
施設の他、ショートステイ、ディサービス
居宅支援センター、在宅介護支援センターなど
のサービス拠点があります。

外国人介護士

2004-11-21 19:14:06 | 高齢者福祉
土曜日(20日)の朝日新聞に
「フィリピンから看護師・介護士」と
云う記事がありました。

 この介護士と云うのは、ヘルパーさんのことだと
思うのですが。(多分)

 フィリピンの人は、日本で働く方がはるかに給料が
高く、フィリピンでは、海外出稼ぎ労働者からの送金が
外貨獲得の重要な位置を占めているとのことである。

 一方、別記事で、フィリピンNGOの方が、先進国が
このような方法で、フィリピンの看護師などを使う結果
自国の国立病院などで、深刻な看護師不足となっている
ことを嘆いておられる。

 わが国の少子高齢化は、これからが本番です。
 ヘルパーさんの人手不足は、益々、深刻化が予想されますが、
こんな、解決方法でいいものでしょうかね?