Mini Diary

毎日のできごと

雛祭り

2006-03-03 | diary
「桃の節句」、「ひな祭り」、何か懐かしく、嬉しく、幸せな気分にさせてくれる響きだと思います。3月3日という春の始まりの頃に祝うことにも、女の子の幸せな成長を願う昔の人の優しさを感じます。
今年は、私の結婚祝いに、いとこに作ってもらった木目込み人形のお雛様をかざりました。ここ数年、木彫りのお稽古で作った、お雛様を飾っていたので、久しぶりのお出ましです。雛あられや白酒、菱餅など、はついつい買いたくなります。
 雛人形は、「かわいいもの」というのが、ほとんどの日本人のイメージだと思います。以前、テレビ番組で、韓国にホームステイに行った女の子が、お土産にミニチュアのお雛様を持って行ったら、受け入れ家庭のおばあさんの顔色が変わった場面がありました。戦前の韓国併合のときに、無理やり拝まされた、御真影を思い起こさせたそうです。私たち日本人は、お雛様に天皇家を連想することはほとんど無いと思います。これもテレビ番組ですが、韓国人の留学生が「あの時代のことを、日本人は教育されなさ過ぎているし、韓国人は教育されすぎている」と言っていました。 ちょっと難しいことを考えてしまいました。

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