詩吟大会初デビュー

第五十回吟士権者決定詩吟大会
第一部（一般の部）
第一次予選

柏原市民文化会館（リビエールホール）大ホール

昨夜まで音が取れないところが一箇所あり寝られなかった。
早めに出かけて大和川の河原で大きな声を出して練習する。
いい天気で気持ちがいい。
３０分前に受付に行き練習室に行くと先生が待っていてれて、音合わを３回ほどしていただける。
立派な会場でそれだけで緊張する。
教室の先輩に続き２８番目の出番。ライトを浴びて好感度のマイクで気持ちよくやらせていただいた。橋本左内の獄中作。
６割が一次通過するらしいが、発表を待たずくだんの先輩の車で引き上げる。
段別試合でないので、うまい人はむちゃくちゃうまいし、私のようにほどほどの人も堂々と発表できるのがいいところか。
教室の人の吟だけでなく、他流の人の吟を聞くのも勉強になる。

太極拳フェステバル

鴨谷体育館太極拳フェステバルに参加しました。私は仕事明けで駆けつけ滑り込みセーフ。わがクラブは三十二式剣で参加。練習なしで本番、間違えてしまいました。くやしい。
梅花扇や、太極柔力球も拝見し興味をそそられました。
圧巻は最後に行った総勢２５０人からの簡化ニ十四式。
上手な人は上手に、下手な人はそれなりに、それぞれのレベルでやれるのが太極拳のいいところか。

怖いからいろいろ試みる

痩蛙

鳴海章


「ときどきいるんだな、どうしてボクシングなんかはじめちゃったのって、いってやりたくなるやつが」
「怖いからじゃないですか」
「怖いってなにが」
「自分が何もしていないってことがですよ、うまくいえないんだけど、仕事でも趣味でもこれだって思えるようなことをしていないと、自分が何者なのかわからなくなっちゃいそうで、それが怖いです」
「ただのサラリーマンで終わりたくないんですよ。会社でこき使われ、上司の言いなり、奴隷のようになっているのは、食っていくためには仕方が無いとしても、あくまで仮の姿なんだって、本当の自分はそんなもんじゃないっておもいたいんです」