神に愛想を尽かされたから
神なんかに頼らないんだね

死ぬまで音楽なんだね
知っているよ知っている
本当はボロボロなんだって
身も心も
親も居ないワイフも子供も
だけど家族はいる
それがバンドなんだねきっと
滅茶苦茶騒いで
酔いつぶれよう
陽気になろう
だって生きていたいから
どうせ生きているのなら
とびきり賑やかに
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
1.タイトルについて
1988年当時のバンドの心境でしょう。
貧困‥それは18世紀のアイルランドの貧困のことなのだ。
人間間(国家間)には経済格差が絶えない。どん底の貧困を経験しているからこそのタイトル。
2.アートワーク
『俺たちアイリッシュ・オーケストラなんだぜ』
3.アルバム全体の雰囲気(曲順も含む)
何処かうらぶれた場末のバーで生で演奏しているかのような構成。
この本気度は尋常じゃない。
もはや自分たちの既成概念を超えて作られたかのような超人的パワーと一発取りのような潔さ。
もはや恐れるものなど何もないといった堂々たる演奏力。
命賭けてたんだね。
4.P.Vや当時のライブ映像
全くこのアルバムは聴いてこなかった。凄くセールスを記録したことも知らなかったし、バンド名とVoのシェインの風貌をよく音楽雑誌で見かけていただけ。
私の食指が動かなかったのはバンド名と、稚拙な誤解で申し訳ないのだけれど、何処かこのバンドはPunk好きな男の人向けなのでは、という観念があったから。
5.関連商品
アルバム5枚組BoxSet:Poguemahone!! The Poguesの歴史を網羅した素晴らしいボックスセットなのだと思う。
幾多のメンバーチェンジを繰り返してもバンドは残った。
それはすなわち、ポーグスの楽曲の根底がちゃんとしているからではないだろうか。
今まで聴いたことのない、全くのオリジナリティ溢れる歌の数々。
それはアイルランド(実際にはロンドンで結成されたが)の土地柄が必然的に生み出すものなのかもしれない。