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‥公園の中で音楽を集おう!‥

今まで聴いてきたロックのアルバムの中で、気になっている作品をいろんな角度から検証してみませんか?

検証の検証

2015-10-01 00:00:00 | 検証ちょっとひといき

正直、あの時Lou Reedは書きたくなかった。

 

追悼の文章になるのは目に見えてたのだけど
その気持ちの整理がついてなく

亡くなったからすぐにとりあげるということも

89年リリースなんで80年代UKロックというテーマとの乖離も


とても書ける状態じゃなかった

 

Lou Reedが死んだ日は想像しないようにしていたけど
きっと心身共にダメになるんだろうなとは思ってた

実際、友人・知人から消息確認メールが何本か入ったり


ところが軽く風邪気味になった程度で驚くほど冷静だった


なので

おそらく書くとLouの死を現実として受け止めなきゃなんない

それが恐かったんだ


けれどLou Reed「New York」は、本ブログがスタートしてから
2回目で開設間もない連載に穴をあけるわけにいかないと

ふり絞って書いたのがあの文章
辛うじて吐き出したものの


お蔭で「New York」をあれだけ集中して聴いたのはリリース以来だった


その翌年、先延ばしになってたロックバー「STORIES」での
Lou Reed tribute も済ませ、

http://ontheblog.blog44.fc2.com/blog-entry-2081.html


今年の秋、三回忌を迎える

 

この
「ワイルドサイドの歩き方」ってのは
「××のトリセツ」みたく無粋な邦題だけど

中身は まとも

そして写真の質・量ともに群を抜く

これだけでも価値あり

結構知らないことや再発見のエピソード多し

例えば
THE VELVET UNDERGROUNDの

「White Light/White Heat」は
アンフェタミンの作用がテーマということは知ってたけど
この本でスピードが抗うつ剤だったってことを今さらながら初めて知った。

なんてのは序の口で

Lou Reed歴30年とは言えども
全然知らないことばかりだということ痛感。

 


1980年代のLouだけれども

 

1980年「不遇の時代」と呼ばれるアリスタから最後のアルバムを出し
翌年、古巣RCAに移籍。

同時期に女性の相手としては2度目になる結婚をして

その翌年「The Blue Mask」リリース。
傑作とされる復活作も本書では冷ややかに俯瞰してる

それから次の3作に至っては「無意味」と一網打尽

女性と結婚し
クスリと縁を切って
でもアルコール依存から抜けきれずに
太極拳と出会い
一発録りのようなアルバム出して絶賛受けるも
時流の打ち込みを多用して速攻でディスられ


これこそがLouの80年代なのだよ


ここから大事

80年代だろうがどんなサウンドだろうが
根っこは50年代から変わってない


だってLou Reedなのだから。

 

1984年リリース「New Sensations」に収録されてる
「Turn to Me」

悪い遊びは全部卒業しちまったと感じたとき、
 そん時ゃ壁にブチ当たってるのさ。
クルマで事故ったりしてな。

前歯が抜け落ちて、オトコとして役立たずになっちまった。

ダチが死んだ。

言うことなんか ねぇ。

もううんざりだって呟きながらテレビをつける。
煙草に火をつけ社会奉仕なんてものが
 知らず知らずのうちに頭の中をかすめてくる。

煙草の吸い過ぎ肺がイカれて、
 やがて不整脈が致命的な心臓発作を引き起こすだろう。

んな時は、いつでもいい。いつでもいいから。
いつでも俺に頼れってば。

 

1986年「Mistrial」からのシングル

「No Money Down」

失望してんだ?
俺のやり方に
時代を読み間違え臆病風に吹かれてると思ってるだろ
俺のやることは二人の問題だから
がっかりさせられると思ってる

お前
無理にツケを払おうとしてる?
恋人同士さ信じるぜ
後払いにしな

 


ね。

 

「New York」は90年代を見据えた作品であったけど
それからの作品はエゴ全開で元通りとなり

案の定、結婚は破綻し

それでもローリー・アンダーソンという生涯の伴侶現れ
出会いから16年後、65歳で正式に結婚


晩年の写真は穏やかな表情も

おっと遺作がメタリカとの共演だなんて
ザマアミロ

ってな感じかいLou?

最後のLIVEも不機嫌かつ大音響で観衆を逆撫でし


その4か月後


その時に臨む顔は好奇心に満ち溢れてたとローリーは述懐してて

これが強烈に泣ける


太極拳の第21式の型をするLouは

大きな目を開いたままだったと


・・・これ以上は、書けん

 


留守番をいいことに好き勝手書き散らしてしまった。

一度もお会いしたことがないのに10年以上、
懇意にしていただいてる

発作的に手首を切ったあと

肉親以外でただ一人連絡できたことや

心配や迷惑をかけてるのは承知してる


共同ブログも立ち上げていただき
そりゃ音楽の好みは全く同じってわけないから
すれ違いや食い違いも ちっこしあったりするけど
そこがまた合評の醍醐味でもあるので

 

これからもよろしゅう

 

 


今月27日の三回忌にあたり


~2014年、どうしても聴いておいて欲しい曲~    ☆Bプログラム編☆

2014-12-15 08:15:16 | 検証ちょっとひといき
・・・メリベルさんへ、音のクリスマスプレゼント・・・



このブログに参加するようになって
思い違いや思い込み先入観が如何に多かったか痛感し

思わぬ繋がりや新たな発見も沢山あり
当時とは違う 聴き方ができた

本当に感謝してます

あといろいろなわがまま行ってご迷惑をおかけしたり
ごめんなさい


人脈
って書くと何だか野望入っちゃうけど

縁っていうほうがいいかも


意外なとこで繋がってたり
繋がってるとばかり思ってたら違ったり

人の縁ってのはかくも面白いものかと
つくづく

検証に参加するようになって
色々調べてくうちにもうきりがないほど
拡がってしまったり
楽しいものです


・・・あぁーまたクリスマスかよっ・・・



この曲を贈ります。

My White Bicycle [12inch single] / neil




neilとは80年代から活躍してるコメディアンNigel Planer1が
BBCのお笑い番組「The Young Ones」で演じてるキャラです。

名前は勿論、あの人から
ルックスもかなりデフォルメしてるけど、その人です

いわゆるキモキャラ、ネガティブキャラでベジタリアン!


さてこいつは
YouTubeにもヒットせず

アーティスト名に至っては検索 誤ヒット率は致命的!!に高いです

でもクリスマスといったら
ポーグスの
じゃなくて

この曲なんですよね毎年聴いちゃうのは

聞き取れてるわけじゃないけど何となく雰囲気でわかる


この12インチは、A面Extended Mix彼のとっても後ろ向きで悲観的な呟きから入り。
B面Xmas Rip-off Mixはテンション高い寸劇がツボ


あぁーまたクリスマスかよっ

え?わぁーお、見て見てプレゼント!
わーいわい素敵じゃん白い自転車、ボクの白い自転車
よし、さっそく乗ってみるよ

で、曲が始まる

エンディングは聴いた人だけのお楽しみ、、、ベタなお約束のオチなんだけどね。

数多のクリスマスソング中トップクラスの迷曲。


サイケとヘビメタをこよなくパロディ化
フラワームーブメントは徹底的に茶化してる。
ここでも多くのミュージシャンやジャンルが
揶揄されてるけど

ビートルズやジミヘン、
エルトンジョン、たぶん
マッドネスとかも

特に痛快なのがクラフトワークがコケにされてる部分

フルネームはNeil Wheedon Watkins Pyeらしい。
どうでもいっか。

この曲は、Dave Stewart(EURYTHMICSのとは同名異人)、Barbara Gaskin、Jakko
という通好みのミュージシャンを配し


前作全英2位「Hole in My Shoe」の二匹目のドジョウを狙い見事97位というお約束。

なのでYouTube探しても12インチテイクは見つからんのです。
辛うじてアルバムテイクがこちらの1分過ぎあたりに
http://youtu.be/-BD-2TukpJo


Barbara Gaskinは、たぶんアルバムの寸劇で母親役とかやってるんじゃないかな。

アルバム日本盤の邦題は「カンタベリーパーティ」何て無粋なタイトルが付いてたけど

今年5月にリマスター再発され、
日本流通仕様品も「ニールズ・ヘヴィー・コンセプト・アルバム」
というタイトルに収束。



最後に


昔々その昔
スケボーや「カクテル」がトレンドになるずーっと前、、、

皆がダサいトラボルタのレコード聴いて
“フィジカル”し始めたのは70年代のこと。
それより前、60年代のヨーロッパのトレンドで、
白い自転車を見つけたら勝手に乗って、
用が済んだら次の人の為に乗り捨てればいいってのがあったらしいけど

ある晩、皆が同時に同じ場所に白い自転車で乗り付けたもんだから

それで建物の中に居る間にバンでやって来た男に白い自転車を
一台残らず盗まれシリアルNo.を全部変え車体を黄色いペンキで塗り、
レンタルサイクル屋を始めたという。

そしてTVゲームが流行りはじめ
12インチディスコヴァージョンを聴くようになり、、、


などと都市伝説まがいのネタの後に曲が始まるのが12インチテイクの方。
B面のテンションとは正反対にネガティヴでシニカル口調。
完璧に聞き取れたらもっと笑えるんだろうな


なので
あーまたまとまんない

そんなこんな想いでこの曲を贈ります

来年も宜しくお願いします。

~2014年、どうしても聴いておいて欲しい曲~    ☆メリベル編☆

2014-12-14 19:30:00 | 検証ちょっとひといき
<2014年、Bプログラムさんへ贈る曲>
☆Yes / Mcalmont & Butler

1995年の作品です。Suedeを脱退したあと、バーナードが最初に選んだパートナーがこのデヴィッド・マッカルモントでした。
バーナードはこの曲でプロデュ-スも手がけているのですが、この頃から才能を開花させてますよね。
王道なソウルフル・ロックナンバーですが、気合いを入れたいときにお薦めです。

Bernard Butler & McAlmont - Yes Video







☆Don't Jump Me,Mother / Julian Cope

こちらも1995年のものです、シングルTry Try Tryに入っていた4曲目のナンバー。
これぞジュリアン・コープの原点!みたいな単調なリズムに不協和音とインパクトのあるヴォーカル。
なんとなく、最近ご無沙汰していたので聴いて欲しくなりました。

Julian Cope - Don't Jump Me Mother - 1995






☆Voyage / Charlotte Gainsbourg

Beckがプロデュースしたということで買ったのが数年前。時々、思い出したように聴いてます。大好きなアルバムの中からタイトルと曲調が気に入っているVoyageを。
彼女が Voyageとささやくだけで私はかなり好きなのですが、如何でしょう。

Charlotte Gainsbourg - Voyage







☆Sometimes Always / The Jesus & Mary Chain

かなり大陸アメリカを意識していた頃のメリーチェイン1994年のアルバムStoned & Dethronedより、ジムとホープ・サンドヴァルとの初デュエット曲。リリース当時は彼らに興味をなくていた頃で、最近になって聴きなおし、この曲の良さを実感した次第です。
なんだろ、ありきたりなデュエット・ソングなのに、それが新鮮で切なくて、何度も繰り返し聴いてしまうのです。
ぜひ、カラオケで!ホープのパートは誰がいいでしょう。

The Jesus And Mary Chain - Sometimes Always - Video