goo blog サービス終了のお知らせ 

‥公園の中で音楽を集おう!‥

今まで聴いてきたロックのアルバムの中で、気になっている作品をいろんな角度から検証してみませんか?

検証31 Café Bleu / The Style Council (Bプログラム)

2019-06-06 08:00:24 | 検証


・・・35年間変わらず相性が悪い・・・



1 タイトル

目の敵にしてたオシャレコ

教室の真ん中でこのLPを持った奴を取り巻いてるのを尻目に

隅っこでやっぱキュアーだよねと黒子と確認し合う

今でもそれは変わらんのじゃ





2 アートワーク


この数年で自分や自分を取り巻く環境は目まぐるしく変化した

ならば今一度向き合ってみようか

UKオリジナル盤レコードという気合の入れようで臨んだ

何度も聴いた

外にも持ち出した


結果は

変わらず

シングルの印象は薄らいだ

けど

性に合わない




3 アルバム全体の雰囲気(曲順も含む)
何がどう合わないのか
まさに検証を試みたのだけど
こればかりは生理的に受け付けないとしか言えない

それはザ・スミス同様(多分モリッシーがダメ)
ジョニー・マーは好きだよ

ジャムは聴いてたのに
スタイル・カウンシルになった途端、目の敵

同様にトレーシー・ソーンは聴いてたのに
EBTGになった途端、目の敵
的な

スティーリー・ダン、ドナルド・フェイゲンの類は虫唾が走る
みたいな

言いがかりもいいとこなんだけど
こればかりはどうしようもないんで



THE JAMを初めてFMで聴き好きになったのが
「Absolute Beginners」(1981)
モータウンじゃねーか

「Town Called Malice」
「Beat Surrender」
とか末期はモータウンで

デキシーズも嫌いじゃな
いいやむしろ好きな類だ


その流れでスタイルカウンシル
ピーターバラカンは“カウンサァル”と言ってた
“カウンセル”とも聞こえた




4 当時のP.Vやライブ映像

35年間変わらず相性が悪いというのは
ある意味すごいことなのかもしれない


性に合わないというのは好き嫌いで言えばもちろん嫌いだ

それが今回の検証で改めてわかったのは収穫




5 関連商品

以来、ポールウェーラーのソロとか聴かず嫌いだけど
聴いても同じだろうなだから聴かない






プロ野球でよく言われる例えだけど
アンチほど相手が気になってしかたないし

小学生が異性に意地悪してるのは裏腹な気持ちだということを
付け加えとく


検証31 Style Council / cafe bleu   アル

2018-06-14 17:12:14 | 検証




1 タイトルについて
cafeという言葉が入っているので、あまり邪魔しない音楽なのかな…と。



2 アートワーク
日常のいち風景のようで、さりげなさが好き




3 アルバム全体の雰囲気
(曲順も含む)について
1曲目は軽快なピアノポップなのにジャズもあり、時にはラテンもありで、各国のcafeに居るような気分になる。





4 当時のPVやライブ映像
残念ながら、PVもライブ映像も見たことはないけれどトラックを進める度に表情を変える万華鏡のような曲たちを見たくなった。





5 関連商品について
特になし。






検証31 Style Council / cafe bleu メリベル

2018-04-01 11:49:54 | 検証




お洒落が楽しい季節になった
そして、そんな季節にスタイル・カウンシルのアルバムはよく似合う
お洒落感覚満載のこのアルバムは2018年になった今も色褪せない


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

1 タイトルについて
cafe bleuのbleuはフランス語である。~流といった意味で用いられるので、ここではカフェ流とでも訳しておこうか。

2 アートワーク
ポール・ウェラーとミック・タルボットがまさにカフェから出てきたところのショット。これから彼等は何処へ行くのだろう。


3 アルバム全体の雰囲気(曲順も含む)について
ポールはこのアルバムを大きく二つのテーマに分けて制作したようだ。前半はややジャズっぽく、後半はややアップテンポの雰囲気に仕上がっている。
このアルバムは1983年にリリースされたのだが、時を経て今また聴き直しても全然色褪せるこてとなくモダンに洗練されていて、非常に心地好い。
この心地好さは彼等だけが持つ特色である。
全13曲のうち5曲もがイントゥルメンタルというのも画期的だ。


4 当時のP.Vやライブ映像
実は、1988年3月の来日ライブに私は友人と行こうとチケットを2枚取ってあった。が、間際になって行かれなくなってしまった私は、当時愛読していた漫画の作者が彼等のチケットを探していることを知り、手紙とともにその作家さんに郵送した。後日彼女から、良い席で観られた、ありがとう、という感激の手紙が届いた。観られず残念だったけれど、その手紙を読んで報われた気がした。


5 関連商品について
商品ではないけれど、ポール・ウェラーはこのアルバムで見事にザ・ジャムからの音楽の転身を計った。誰も彼がこのように奥行きのある音楽を作れるとは思っていなかったはずだ。ウェラーは見事に皆の思惑を裏切ったのだ。そういった点でもこのアルバムは記憶に残ることであろう。  

検証30 ジム・オルーク/ユリイカ    メリベル

2018-03-11 11:23:29 | 検証
本当にジム・オルークの検証がこんなに遅くなってしまいました。
Bプログラムさんから音源を頂いたときは、書けると思ったのですが、その後日常生活でいろいろあり、中断したままでした。
また、再び、音楽を聴き、味わえる日々に戻ってきました。
また宜しくお願いします☆

★★★★★★★★★★★★★★★★
1 タイトルについて
覚えやすいタイトルですね。でも意味までは調べていません。


2 アートワークについて
確かジム自身がゆかりのある日本のイラストレーターさんに依頼して描いてもらったアートだと聞いたことがあるのだけれど、何故このようなイラストに??中身の音と全然リンクしていない気がする。誠に残念なのだけど。

3 アルバム全体の雰囲気(曲順も含む)について
まさに癒しのサウンドが散りばめられた傑作と言ってよい。後半はアダルトジャズのようなサウンドで、お洒落なお店で夜流せば最高だと思う。透明度も半端ない。
とにかくジャケでだいぶ損をしているのでは。
私好みのアルバムです。 

4 P.Vや当時のライブ映像について
親日家のようですが、来日はしているのでしょうか。youtubeでもライブ映像は見られず残念です。ただジム自身は好感が持てる顔立ちですね。

5 関連商品について
商品というか、私が最近よく聴いている日本のバンド、くるり、と一緒に何か活動していた経歴があり、嬉しく思いました。なかなか自分では発掘出来ないアーティストだと思うので、今回聴く機会に恵まれて、幸せに思いました。





検証30 Eureka / Jim O'Rouke (Bプログラム)

2016-04-11 02:20:45 | 検証




・・・あーね・・・



すっかり日本在住が定着したジム・オルーク1999年の作品。

この検証ブログは80年代のロックがメインなのだけど
今回は容赦願いたい。


中学卒業と同時にミニコンポを買い
本格的に音楽を聴くようになってから30年あまり。

いくつかの節目を経験してきた。

当時よく聴いてたニュー・ウェーヴの根幹だと知ったヴェルヴェッツ、
CDが再発されたのを機に一気に聴いたストーンズ。
そしてCD化の際に、これも一気に聴いたビートルズ。
キンクス、フーにデヴィッド・ボウィ,etc.


このアルバムは、友沢ミミヨによるジャケットを目にしても見過ごしていた類のもので、
翌月のATP(All Tomorrow's Parties)の派生イベントI'll Be Your Mirror Tokyo 2012で
全曲演奏するということを知り、ようやく聴くことになった。
(そのイベントは残念ながら中止となり未だ実現してない、よな?)




1.タイトルについて

古代ギリシア語に由来する。「そうか、わかった」みたいな

「はいはいはいはい」ってねよく口をついて出てくるやつ



2.アートワーク

ジャケットは漫画家の友沢ミミヨによる



3.アルバム全体の雰囲気(曲順も含む)について。

これほど“浄化”という言葉がハマる音楽はない。

満開の桜の花が風で舞い散るとか、
どこまでも透き通る澄んだ海の前に広がる白い砂浜とか、
そんな光景を目の当たりにしたような感覚に包まれる1曲目。

初めて聴いた時、明らかに何かが
すぅーっと身体を降りて行った感覚を得た


「women of the world」という曲の鮮やかさは、
でも他に類を見ないというほどの稀有なサウンドでもない

それでもこの曲に魅かれ続けている



詞は、こんな風だ(勝手訳)


今すぐ引き受けてくれないだろうか
でないと
破滅を迎えてしまうだろうから


もう一度言う世の女性たちよ

この世界を受け継いでもらってほしい

世界の終焉を迎えてしまうに
そう長くはかからないと思うから




さしずめ
「全世界の女性に告ぐ」
といったタイトルだろうか


達観したかのようなタイトル・ナンバーの
バックに流れる吹奏楽は荘厳にさえ思えてくる。


こんな作品、13年間も知らなかったなんて。
でもリリース当時だったらこれだけ沁みるかどうかはわからない。

まさにタイトルの通り、
今この時期に聴くべきだと...それまで別のとこにいたのだろう。
ようやく自分の番が回ってきたんだな。


ジム・オルークという人も微かに名前を聞いたり見たりするだけで、
全く意識外だった。

調べてみると、彼がプロデュースしたのは
FAUST、Tony Conrad、THE RED KRAYOLA...

なんだ、知らなかっただけ。

知らず知らず身体に浸透していたわけだ。
ヴェルヴェッツの時のように。

1999年リリースのこの作品は、
もちろん彼のキャリアからすると異質なのかもしれない。

それは、ゆっくり確かめればいいことで
まずは、この素晴らしい音が流れる空気に浮かんでいたい。

1曲目で、ほんの少し高知のAPSARASというバンドを思い出した。



4.P.Vや当時のライブ映像について。

見たことなし


5.関連商品について。

日本盤にボーナストラックが1曲収録されている。


[ジャケット画像はDiscogs掲載のもの]


+++++++++++++++++++++++++++


2012年4月。

近所にある「桜のトンネル」と呼ばれる道を歩く。

今はまさに桜吹雪の状態で、地面に積もった花弁を巻き上げて車が通り過ぎていく。

否応なしに桜吹雪が顔に当たりながら歩くことになる。

こんな光景を見ることができるのは年に数日しかない。

けれど苦手なのだ。

桜は散り際が見事、とは良く言うがどうしても儚さや無常を感じてしまう。

哀しくなってしまうのだ。

華やいだ季節のはずなのに、8年前にこの世を去った作家がいた。

やりきれない。


けれど今年、今更ながら発見。
桜の散った後から新緑が覗いてる。

乳歯が抜けて生え代わるように。

苦手、克服かな。


++++++++++++++++++++++++++++++


2016年4月。

桜のトンネルは今年から見られなくなった


害虫対策とやらで伐採されてしまったのだ

せっかく苦手が克服できて

桜を楽しむ余裕ができたというのに

あっさり失くした


そうやってオシロスコープのように

気持ちの波は乱下向する



ここ数年、この季節になるとこのアルバムを聴きながら
桜をぼーっと眺めるのが常だった

今年はどこに行けばよいのだろう




「もしもーし、聞こえてる?
“そっち”は快晴なの?
こっちは雨が降りそうな匂いがね」

で、またケータイ。


僕の部屋での一日は4分の1こいつに振り回され
まるで変わりばえしちゃいない

何も変わらんまま
すぐに元の鞘


あんたはよく頭が回るよね
床にケツつけたまんまで
僕なんか腹の下が寒くて


あんたのシャツは折り目正しく
背中に汗ばみなんてないし


必要ないっしょ


ここに働き手がいて
あんたの余剰人員になってるさ

種を蒔いたって、水をやる役目の人間がいなきゃ
樹にまでにゃ育たないんでさ


もしもーし、聞こえてる?
“そっち”は快晴なの?


フォルダ名もタイトルもないデータを残しても

推敲する作者がいなきゃ
未完のまんまなんでさ


あーね


ここ、あんたの春の居場所なんだ


もしもーし、聞こえてる?


空に向かって呼びかけてみる

(勝手訳)



++++++++++++++++++++++++++++++++


2004年4月。


浴びるほど飲んでた


南木曽のミツバツツジの群生を見に行く日だってのに


酷い二日酔い


というか
飲んでそのまま迎えた朝


新聞か何かで訃報に接した


1990年「海の鳥・空の魚」を新刊で買い、
レザーのブックカバーを纏わせ丁寧に読んでいた。
持っているだけで周りの風景や空気が新鮮に感じた。

それから14年後の春。

吐くまで飲み続け、嗚咽で涙と鼻水まみれになりながら駅のトイレで吐いた。
吐き尽くしてもなお飲み続けた。
それが供養だと勝手に思い込んでいた。飲んだ暮れとして。

ふらふらになって特急列車に乗り、南木曽に向かう。


瞳孔を開く薬を点されたように眩しくて、
まともに目を開けていられなかった。


目の前に拡がるミツバツツジ群落の妖しく濃厚なピンク色が、
一斉に眼に飛び込んできた。




ワンカップを手に性懲りもなく
ここをしばらく居場所にしようと決めたんだ



7年後、遺作となった「春の居場所」が
収録されてる「ビューティフル・ネーム」を読んだ。

フォルダ名もタイトルも付いていないパソコンデータの遺稿。
絶筆の部分が何ともやりきれない。


堀北真希主演の映画もDVDで見た。



+++++++++++++++++++++++++++++++


2006年4月。

4年経って祥月命日


初めて心療内科に行って適応障害の診断受けた。

翌年の4月には鬱が悪化した

躁転し入院した精神病院で迎えた4月から

6年経った



だからこそこの日が来るのを忘れない




鷺沢 萠(1968年6月20日 - 2004年4月11日 享年35)
R.I.P.