1.タイトルについて
1. English Summergに鳥の声や虫の声がフィーチャーされており、なるほどガーデンだなと思わせる。
2.アートワーク
多重撮影による2人のポートレート。裏ジャケットの画像もステキ。タイトルと画像の感じは時代を感じさせる。レンタルだとバーコードのシールでまるっきり隠れそう。
3.アルバム全体の雰囲気(曲順も含む)
はじめて聞きます。そして「あれ?」と思った。
おれの知っているユーリズミックスのイメージとは随分ちがう。
Eurythmics - There Must Be An Angel (Playing With My Heart) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=TlGXDy5xFlw
おれの知っているユーリズミックスはこれであり、高橋幸宏のオールナイトニッポンでよく流れていた当時流行りつつあったテクノから派生してきたユーロビートの前身にあたるニューロマンティックの派生のひとつというイメージ。
ところがこれはエレポップの要素、ニューウェーブの要素、テクノの要素、どれも持ち合わせているけど、そのどれとも少しづつちがう雰囲気。
ドラムベースギターが生なんですよね。これが現在だと逆に聴きやすいという現象。
コニー・プランク - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF
その謎をとくのかプロデューサーのコニー・プランク。ドイツ屈指のプロデューサーでいて20世紀後半もっとも重要な音楽人のひとり。
なるほど、おれが好きなジャーマン・ロックの方はだいたいこの方と関係している。カン、クラフト・ワーク、ノイ!、グル・グルなど。
随所に挿入される「けったい」な音は彼の仕業なんだな。
そしてジャーマンな味付けのわりにはあくまでポップだしアッパー。これはバンドの彼らの功績であることはそのあとの世界的なヒットからも伺えます。
4.P.Vや当時のライブ映像について
[Eurythmics - There Must Be An Angel (Playing With My Heart) - YouTube]
変な音がいっぱい入ってて好きです。