はかりの三和屋 はかりブログ 

計量士 はかりの三和屋の店長や担当者がおすすめするはかりや計量器を紹介するはかりブログ。

【特価商品】手持屈折計「MASTER-2T」

2013-06-24 14:25:24 | 計量器専門店 はかりの三和屋


計量士がおすすめする計量器の通販サイト はかりの三和屋

こんにちは。
はかりの三和屋、奥田です。

アタゴのMASTER-2Tが、在庫品1台のみ
特価となっておりますので、ご紹介致します。

屈折計は、測定範囲により糖度計、濃度計とも呼ばれます。
MASTERは性能、デザイン、使いやすさに優れた手持屈折計です。
種類も非常に豊富で、濃度の測定範囲に加え、α、H、T、Mの
4タイプからお選びいただけます。

在庫品1台限り特価
手持屈折計 MASTER-2T アタゴ

当店通常価格15,120円特価14,200円
MASTERの自動温度補正付きモデル。
測定範囲:Brix28.0~62.0%
最小目盛:0.2%
測定精度:±0.2%(10~40℃の場合)

 

MASTER-2Tは中濃度向けの自動温度補正機能付きモデルで、
非防水タイプです。
使用方法や、シリーズごとの詳細な性能はカタログをご覧ください。

アタゴの手持屈折計MASTERシリーズは、デザイン・機能共に
高評価で、グッドデザイン賞や発明大賞なども受賞しています。
この機会に、ぜひ導入を検討してみませんか?

⇒その他の特価商品はこちら
⇒その他のアタゴ製アナログ手持屈折計はこちら
⇒デジタル屈折計はこちら


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3秒の数え方

2013-06-22 11:17:23 | 計量器専門店 はかりの三和屋


計量士がおすすめする計量器の通販サイト はかりの三和屋

こんにちは。
はかりの三和屋、奥田です。

私はバイク(正確には原付)通勤なのですが、今朝、
久しぶりに方向指示器、ウインカーのタイミングを意識しました。
右左折は30m手前、進路変更は3秒前だったように思います。

二輪免許の教習時に、目を閉じて
合図から3秒だと思った時点で手を挙げるという実験をしました。

結果的に言うと、多くの人が3秒より早く手を挙げます。
なぜなら、ほとんどの人は合図と同時に「1」を数えるそうです。
しかし実際には、ストップウォッチを押す瞬間は「0」。

《実際の経過時間》 0→1→2→3
《よくある数え方》 1→2→3

「→」を1秒間だと考えていただいたら分かるように、
1から数え始めてしまうと、2秒間しか経過していません。
10分を数える時の1秒間と、
3秒数える時の1秒間では同じ誤差でも大きな違いです。

当店で扱っているストップウォッチはこちら。
用途は様々ですが、個人の体感時間が違うことを
確かめてみることもひとつの使い方。

ストップウォッチ TD-392 タニタ

以下は、余談となります。
上記の実験の際、私は音楽が好きなためか、
無意識に1秒を1小節と捉えていました。
1小節は大抵4拍子ですので、1秒を4つに分けています。

かなり3秒に近かったので、意外に精度が高いのかもしれません。
楽譜が分かる方はぜひ試してみてください。

                       ★(実際の3秒)
実際の時間   0‐‐‐/1‐‐‐/2‐‐‐/3

                   ☆(ここで3秒と思う)

一般例     イチ‐‐/ニィ‐‐/サン‐‐/

       (1234/1234/1234)☆(次の小節の頭)
四拍子     いーちー/にーいー/さーんー/‐


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堅牢で厳密、更に定量詰めにも最適な「台手動はかり」

2013-06-21 15:40:06 | 計量器専門店 はかりの三和屋


計量士がおすすめする計量器の通販サイト はかりの三和屋

こんにちは。
はかりの三和屋、奥田です。

よく使われる、一般的なはかりに「台はかり」があります。
重さや形状のため、床に置いて使うことが多いですが、
一概に台はかりと言っても、様々な形や仕組みがあります。
本日は、「はかりハンドブック」(日刊工業新聞社)による
はかりの分類・名称に参考に、3種類の台はかりをご紹介します。

みなさんは、「自動台はかり」と言われると
どのようなイメージをするでしょうか?
元々、私の場合はこちらでした。(下写真)
同意していただける方も多いのではないでしょうか。


高精度デジタル台はかり 30kg DP-6800K-30 検定品

しかし、こちらは正確には「電気式台はかり」とされています。
つまり、デジタルの台はかりという分類です。
「自動」と言われると、無意識にデジタル製品だと思ってしまうのは、
現代の便利な生活の多くを、電気製品に頼っているからでしょうか。

もちろん、電気式台はかりも
自動式の台はかりであることに間違いはありません。
ただ、「自動台はかり」と言うと、厳密にはこちら(下)を表します。


小型自動台はかり 20kg D-20S 大和

「自動」と言われると、どこか違和感が残るかもしれません。
しかし確かに、物を乗せると針が自動で動くはかりです。
よって、こちらは間違いなく「自動台はかり」なのです。
「指示台はかり」とも言います。

では、自動でない台はかりとは?
こちらが「台手動はかり」です。(下写真)


F型台はかり 20kg B-20 大和

販売店や使用者により「分銅式」「天秤式」など呼び方は様々。
当店での商品名は「F型台はかり」となっています。

このはかりは、物を台に乗せるだけでは何も分かりません。
上皿さおはかりと同様の仕組みで、
手動で分銅を調整する必要があります。
増錘台(フックの吊り下げ部分)におおよその増しおもりを乗せ、
さお部分のスライドおもりで微調整をして、目盛を読みます。
(参考に以前の記事もどうぞ→上皿さおはかりの使い方)

こちらを知っていれば、上記の針式のはかりが、
「自動台はかり」と呼ばれることにも納得ですよね。

この「台手動はかり」、現在でもちゃんと使われています。
ガス屋さんでは、台手動はかりの堅牢さが重宝されます。
米屋さんではよく定量をはかるので、自動はかりよりも便利。
また、意外かもしれませんが、
プロボクサーの体重測定にも使われています。
厳正な体重測定に使用されるのは、きちんとした理由があります。

自動はかりは、重力加速度の影響を受けるため、
高精度になると使用地域が限られます。
しかし手動のはかりは、分銅と比較するという性質上、
重力加速度の影響を受けず、どこで計量しても問題ありません。
また、手動はかりは電気信号を使わないため、
環境要素による外乱の影響が少ないことも特徴です。

当店で現在掲載している台手動はかりはひょう量20~150kgですが、
大和製衡では最大2,000kgのものまで製造されています。

デジタルはかりのメリットは分かりやすいため、
今回もアナログや手動はかりの長所を
ピックアップさせていただきました。
どれも、仕組みを考えた人を尊敬するばかりです。

⇒アナログ台はかり(台手動はかり)はこちら
⇒アナログ自動台はかりはこちら
⇒標準型デジタル台はかりはこちら
⇒防水形デジタル台はかりはこちら


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「相対湿度」「絶対湿度」とは?

2013-06-20 15:50:42 | 計量器専門店 はかりの三和屋


計量士がおすすめする計量器の通販サイト はかりの三和屋

こんにちは。
はかりの三和屋、奥田です。

事務所の湿度計が、4月以降最高の湿度88%を示しています。
JIS基準では「常湿」を「45~85%」と定められていますので、
とうとう常湿の域を超えてしまいました。
とは言っても、常温や常湿という言葉は慣用的なもので、
基準は他にもたくさんあり、どれが正しいというものではありません。
少なくとも、非常に湿気が多い、という感覚です。


簡易熱中症指数計 室内用(掛け式兼用) TT-546
販売価格2,270円⇒在庫処分特価1,720円)

事務所内にはありませんが、こちらは当店商品のひとつ。
こちらの熱中症指数計によると、例えば気温が27℃でも、
湿度が88%になると「厳重警戒」の範囲です。
4段階中3番目ですので、想像以上に高い指数となっています。
気温はさほど高くなく、湿度の影響が強いことがうかがえます。

ところで、湿度は何%と表されますが、
一体何を基準としたパーセンテージなのか、ご存知ですか?
「空気全体じゃないの?」とお考えの方もいらっしゃると思います。
私も不意に問われると、そう答えてしまいます。
しかし少し考えてみると、空気全体を100%としてしまうと、
水分が88%もあっては呼吸すらできそうにありません。

実は、湿度には「相対湿度」と「絶対湿度」の二つがあります。
私たちがよく使う「湿度」は厳密に言えば「相対湿度」のこと。
単位は「%(%rh)」で、多くの湿度計は相対湿度を示しています。

相対湿度の基準は、
「飽和水蒸気量(または飽和水蒸気圧)」です。
つまり相対湿度とは、実際に含んでいる水分量が、
飽和水蒸気量の何%か、ということです。

  ※以下の飽和水蒸気量については、
  ご存知の方は読み流していただけると幸いです。

  空気中に存在できる水分の量には限度があります。
  その最大量を飽和水蒸気量といい、これを超える水の分子は、
  気体ではいられずに液体へ状態を変えます。
  正確ではないですが、窓に結露する水滴のようなイメージです。

  飽和水蒸気量は、気温により異なります。
  気温が高いほど、飽和水蒸気量も多くなります。

つまり、湿度88%と言っても、
空気全体の88%が水分、というわけではないのです。

一方、「絶対湿度」とは、空気中の水分の質量そのものを表します。
国際的にメジャーな「容積絶対湿度」と、
国内で一般的な「重量絶対温度」があります。
また、「容積絶対湿度」=「飽和水蒸気量」です。

一般的な湿度計で計測できるものは、「相対湿度」なので、
「絶対湿度」が知りたい場合は算出することとなります。
その換算式ですが、思いのほか難解でしたので、
今回は省略させていただきます。

各気温での飽和水蒸気量(または飽和水蒸気圧)や
絶対湿度は、WEB検索すると計算してくれるページがあります。
興味のある方は、探してみてください。

現在の気象庁の予測通りですと、
高知は21日の夜頃に台風の直撃を受けそうです。
今のところは弱い雨程度ですが、
台風がなくても、とにかくじめじめしている最近です。

(※同体積による気圧と質量は比例するため、
相対湿度は飽和水蒸気量、飽和水蒸気圧いずれからも計算できます)

⇒デジタル温湿度計はこちら
⇒アナログ温湿度計はこちら


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当店では、昔ながらの「棒はかり」も取り扱っております

2013-06-19 16:53:02 | 計量器専門店 はかりの三和屋


計量士がおすすめする計量器の通販サイト はかりの三和屋

こんにちは。
はかりの三和屋、奥田です。

今回は、販売店の非常に少ない「棒はかり(棒秤)」をご紹介します。
入社後、初めて触れたはかりが棒はかりでした。
発送するため、フックの部分を丁寧に包み直したことを覚えています。

この棒はかりは「さおはかり(棹秤)」と呼ばれることもありますが、
以前ご紹介した「上皿さおはかり」とは異なるはかりです。
骨董品とされることもある、昔ながらのはかりのひとつです。


当店で扱っている棒はかりは、
手持ち部分である「取皮」が二つ付いています。
どちらを持つかで、はかれる重さと見る目盛が変わります。



反対側に異なる目盛が焼き込まれています。

棒はかりは、非常に簡単で感覚的に使えます。

(1)取皮を持ちます。
(2)フックに重さをはかりたいものをかけます。
(3)定量おもりを棹にかけて動かし、左右を吊り合わせます。
(4)棹が吊り合ったときの定量おもりの位置の、目盛を読み取ります。

例えば、上の写真は、7kgの棒はかりですが、
フックに近い方の取皮(写真右)を持つと、7kgまで50g単位で、
中心側の取皮(写真左)を持つと、
3kgまで20g単位ではかることができます。
大きい方の7kgをひょう量、小さい方の3kgを掛量と言います。

現在、棒はかりを使っている方は多くはないと思いますが、
販売しているところがほとんどなくなってしまったようで、
遠方からもご注文をいただくことがあります。

当店では、現在、5kgから250kgまで、
無検定品7点、検定品2点を掲載しております。
在庫切れの場合は、納品に長期かかることもございますが、
お探しの棒はかりがございましたら
どうぞお気軽にお問い合わせください。

⇒棒はかり(棒秤)はこちら

【お問い合わせ先】
TEL:088-803-6232
FAX:088-883-6275
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