前回のブログの続きです。
デイサービスみわの里の今後の機能訓練の取り組みの基盤となるであろう『創作活動』について書きたいと思います。
昨年から『創作活動』のあり方を見直しはじめ、ようやくその成果が表れてきたデイサービスみわの里!
簡単なようで難しいことなのですが、取り組んだことは二つです。
①何を作るかという段階から利用者さんと職員が一緒になって考える。
②作業が始まってからも、利用者さんの声をもとに作業を追加したり変えたりする。
みんなで考えながら創作活動に取り組むほうが楽しいですし盛り上がる!
毎月の壁面制作をそんな感じでやってみよう!
取り組み始めて試行錯誤を繰り返しながら、半年以上が経過し・・・。
思っていた以上の成果が表れていたのです!!
何より創作意欲が高まっていていることは確かで、職員から何か案を提示すると、利用者さんからいろんな意見を頂戴することができます!
自ら考えて作品を作られる方や家で作って来られる方も増えました♪
利用者さん同士でどうしたらよいか話し合いが始まり、そのまま作業が始まったりもします(^O^)
なぜ、そんなふうに変わってこれたのか??
少し話はズレますが・・・。
先日とあるデイサービスの職員さんと話をする機会があったのですが、その方は「グラフィックファシリテーション」を学び会議の活性化に取り組まれていました。
ファシリテーションというのは、会議等を円滑に進行させ、そのゴールに導くサポートのこと。
そのスキルがあれば、会議の活性化につながり、創造的な会議が行える!
グラフィックファシリテーションは、ホワイトボード等を使って、発言を記録・図式化しながらファシリテーションを行うことだそうです。
組織の活性化のためにはファシリテーションスキルはやはり重要なだなぁ~、負けていられないなぁ~と感じながら、ふと日常に目を向けたのです。
よくよく考えると、これまでしてきた『創作活動』は“ファシリテーション”による成果だったんじゃないかと!
適当に名づけますが、これは「創作ファシリテーション」です!
では、 “創作ファシリテーション”によって出来上がった作品を二つご紹介↓
まずは「不思議なトマトの木」
この作品をつくったのは7月のこと。
「7月と言えば?」というテーマで意見を出し合うと・・・
「とうもろこし」「そうめん」「カブトムシ」「トマト」「オロナミンC(?)」・・・
利用者さんと職員一緒になって言いたい放題!
で、7月の壁面制作に何を作ろうかという話になり・・・
「全部作ったらどうや?」と利用者さんからの声・・・
⇒全部作ることになりました(笑)
そして、トマトを作る際、「トマトの木いうんがあるらしいで」と利用者さんからの声・・・
⇒「トマトの木」を作ることになりました(笑)
「そこに全部生らしたらどうやろう?」と職員の声・・・
⇒全部生らすことになりました(笑)
・・・ということでついた作品タイトルが「不思議なトマトの木」
生り物の制作は利用者さんがイメージをもとに考えながら作られたり、個性あふれるものが生っていて、芸術性のとても高い作品となりました!
ちなみに、トマトの花言葉は“感謝”だそうです。

次に「みわの里弁当」
造花をつくった後に、花瓶に紙粘土で色づけすることになり・・・
「紙粘土やったら新聞紙から作れるで」と利用者さんの声・・・
ネットで調べるとトイレットペーパーからも作れるとあり、トイレットペーパーで試作。
利用者さんは興味津々でトイレットペーパーとノリを混ぜてコネコネ♪
なかなか固まりが悪く・・・
「ボンド入れたらどうや?」と利用者さんの声・・・
これが大成功!見事に強度が上がる!
それでもうまく固まらず利用者さんが両手で丸めておにぎりを作ってみた!
そのおにぎりが落ちてコロコロコロ・・・
職員が拾って「かわいいおにぎりやなぁ!弁当ができるなぁ!」
弁当を作ることになりました(笑)
その後は利用者さんの声・・・
「梅干しがないとあかんで」
「箸も用意しとかなあかんやろ」
制作のほうは、いつも作業はされない方まで真剣にされ・・・
色づけも見事で、本物のよう!
花瓶を作っていたら思わぬ方向に話が向かい、花瓶以上のインスタ映えする作品が生まれました!

こうした創作活動を経て、デイサービスみわの里には1年前にはなかった風が吹き始めています。
創作意欲が活動参加意欲や生活意欲へとつながっているような!
“創作ファシリテーション”により活性化につながったんだと思います!
「不思議なトマトの木」の成功により、何かが変わり始めていたのでしょう!
「不思議なトマトの木」、ありがとう!!
というわけで、機能訓練に取り組んでいくための基盤づくりは十分にできあがりました!
今後の動きはまたのブログでご報告させていただきます!
デイサービスみわの里 Y
デイサービスみわの里の今後の機能訓練の取り組みの基盤となるであろう『創作活動』について書きたいと思います。
昨年から『創作活動』のあり方を見直しはじめ、ようやくその成果が表れてきたデイサービスみわの里!
簡単なようで難しいことなのですが、取り組んだことは二つです。
①何を作るかという段階から利用者さんと職員が一緒になって考える。
②作業が始まってからも、利用者さんの声をもとに作業を追加したり変えたりする。
みんなで考えながら創作活動に取り組むほうが楽しいですし盛り上がる!
毎月の壁面制作をそんな感じでやってみよう!
取り組み始めて試行錯誤を繰り返しながら、半年以上が経過し・・・。
思っていた以上の成果が表れていたのです!!
何より創作意欲が高まっていていることは確かで、職員から何か案を提示すると、利用者さんからいろんな意見を頂戴することができます!
自ら考えて作品を作られる方や家で作って来られる方も増えました♪
利用者さん同士でどうしたらよいか話し合いが始まり、そのまま作業が始まったりもします(^O^)
なぜ、そんなふうに変わってこれたのか??
少し話はズレますが・・・。
先日とあるデイサービスの職員さんと話をする機会があったのですが、その方は「グラフィックファシリテーション」を学び会議の活性化に取り組まれていました。
ファシリテーションというのは、会議等を円滑に進行させ、そのゴールに導くサポートのこと。
そのスキルがあれば、会議の活性化につながり、創造的な会議が行える!
グラフィックファシリテーションは、ホワイトボード等を使って、発言を記録・図式化しながらファシリテーションを行うことだそうです。
組織の活性化のためにはファシリテーションスキルはやはり重要なだなぁ~、負けていられないなぁ~と感じながら、ふと日常に目を向けたのです。
よくよく考えると、これまでしてきた『創作活動』は“ファシリテーション”による成果だったんじゃないかと!
適当に名づけますが、これは「創作ファシリテーション」です!
では、 “創作ファシリテーション”によって出来上がった作品を二つご紹介↓
まずは「不思議なトマトの木」
この作品をつくったのは7月のこと。
「7月と言えば?」というテーマで意見を出し合うと・・・
「とうもろこし」「そうめん」「カブトムシ」「トマト」「オロナミンC(?)」・・・
利用者さんと職員一緒になって言いたい放題!
で、7月の壁面制作に何を作ろうかという話になり・・・
「全部作ったらどうや?」と利用者さんからの声・・・
⇒全部作ることになりました(笑)
そして、トマトを作る際、「トマトの木いうんがあるらしいで」と利用者さんからの声・・・
⇒「トマトの木」を作ることになりました(笑)
「そこに全部生らしたらどうやろう?」と職員の声・・・
⇒全部生らすことになりました(笑)
・・・ということでついた作品タイトルが「不思議なトマトの木」
生り物の制作は利用者さんがイメージをもとに考えながら作られたり、個性あふれるものが生っていて、芸術性のとても高い作品となりました!
ちなみに、トマトの花言葉は“感謝”だそうです。

次に「みわの里弁当」
造花をつくった後に、花瓶に紙粘土で色づけすることになり・・・
「紙粘土やったら新聞紙から作れるで」と利用者さんの声・・・
ネットで調べるとトイレットペーパーからも作れるとあり、トイレットペーパーで試作。
利用者さんは興味津々でトイレットペーパーとノリを混ぜてコネコネ♪
なかなか固まりが悪く・・・
「ボンド入れたらどうや?」と利用者さんの声・・・
これが大成功!見事に強度が上がる!
それでもうまく固まらず利用者さんが両手で丸めておにぎりを作ってみた!
そのおにぎりが落ちてコロコロコロ・・・
職員が拾って「かわいいおにぎりやなぁ!弁当ができるなぁ!」
弁当を作ることになりました(笑)
その後は利用者さんの声・・・
「梅干しがないとあかんで」
「箸も用意しとかなあかんやろ」
制作のほうは、いつも作業はされない方まで真剣にされ・・・
色づけも見事で、本物のよう!
花瓶を作っていたら思わぬ方向に話が向かい、花瓶以上のインスタ映えする作品が生まれました!

こうした創作活動を経て、デイサービスみわの里には1年前にはなかった風が吹き始めています。
創作意欲が活動参加意欲や生活意欲へとつながっているような!
“創作ファシリテーション”により活性化につながったんだと思います!
「不思議なトマトの木」の成功により、何かが変わり始めていたのでしょう!
「不思議なトマトの木」、ありがとう!!
というわけで、機能訓練に取り組んでいくための基盤づくりは十分にできあがりました!
今後の動きはまたのブログでご報告させていただきます!
デイサービスみわの里 Y