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眼瞼下垂。 (その3)

2015年09月26日 | 二重瞼、眼瞼下垂、目の上タルミ、目頭切開

こんにちは。

 

 

 

座敷わらしです。

 

 

 

 

 

 

わらしの農園での作業風景です。

 

(わらしの農園については、2015.7/17 の記事を参照してください。)

 

 

 

 

 

この方がわらしの師匠です。

 

 

わらしよりかなり年下ですが、偉大な畑の先生です。

(座敷わらしは、平成27年付けで御年305歳です。)

 

 

 

 

何事も上達するためには、指導者の一挙手一投足を見逃さないようにすることが重要です。

 

 

 

 

 

 

 

「わらしよ。 畑の小石を拾うがよい。」

「はい、先生。」

 

 

 

 

「わらしよ。 畑に水を撒くがよい。」

「はい、先生。」

 

 

 

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少林寺の修行のような日々が続きます。

 

 

 

 

来る日も来る日も水を撒いたり、

 

 

 

肥料をあげるなど、お世話を続けました。

 

 

 

・・・そして、2ヶ月が過ぎた頃・・・、

わらしはお師匠に呼ばれます。

 

 

 

 

「わらしよ。 今日までよく辛抱してお世話を続けた。 ・・・土を掘り返してみるがよい。」

 

 

 

 

 

そして、カブやキュウリやニラがたくさん収穫できましたとさ。

 

 

「先達はあらまほしき事なり」

 

おしまい。

 

 

 

(・・・続く。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

眼瞼下垂症。

一見ただの一重瞼でも、眼瞼下垂が隠れていることがよくあります。

 

夕方になると目が開けづらくなってくる、肩こりがひどい、が、主な訴えです。

 

視界が狭くなって階段から落ちたり、事故にあったりした方もいらっしゃるそうです。

 

瞼に限った話ではありませんが、人それぞれ、抱えている悩みを解消するために治療の相談にいらっしゃいます。

 

また、治療する側にも、高度な解剖学的知識と技術の練磨が必要であると考えています。

当手術を「変な手術」と感じたり、偏見をお持ちの方は、以下の記事を閲覧することをどうかご遠慮頂きますようお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

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 40代女性

 

( ↑ 術前。)

 上瞼のフチが黒目の上1/3を隠してしまっています。

眉毛もおでこに引っ張られて上方に上がっています。

 

( ↑ 術後 2ヶ月。)

 

 

 

眼瞼下垂があると、目を開けるたびにおでこの筋肉(前頭筋)が収縮するため、頭を伝って肩にコリが出ます。

 

 

肩こりの原因が眼瞼下垂にあることもよくあるので、術後に肩こりが解消されることもあります。

 

 

 

 

見た目には、黒目が大きく見えるようになります。 

 

 

 

 

(ついでに少しだけタルミを取りましたが、あくまでもついでです。)

 

(また術後は自動的に二重瞼になります。二重瞼になるのは、あくまで結果であって、目的ではないことを強調しておきます。)

 

 

 

 

( ↑ 術前。)

 

( ↑ 術後 2ヶ月。 フラッシュ有り。)

 

 

 

この方は、写真では真剣な顔(目)で写っていますが、

術後は視界だけでなく、性格まで明るくなって、表情が非常ににこやかになりました。

 

 

 

いわば機能的障害を改善するための手術ですが、視界が開け肩こりがなくなることで、

性格まで明るくなるという追加効果をみとめることがよくあります。

 

 

 

 

術後3か月目まで、瞼にむくみが残ります。

傷の硬さは6か月目まで残ります。

 

 

 

 

 

 

 (眼瞼下垂については、2015.7/42013.5/11、5/26 の記事も参照してください。)

 

 

 

 

 

症状に思い当たる方はご相談ください。

 

 

 

 

 

※ 眼瞼下垂の治療は保険適応です。

※ 眼瞼下垂にモニター募集はありません。

※ 眼瞼下垂手術の症例写真は、患者様ご本人の承諾を得て供覧させて頂きました。

 従って、モニター写真ではありません。

 

 

 

 

 

記事や治療についての質問は、ホームページのお問い合わせ からメールでお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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