「NHK浜松レコード展~NHKライブラリー展~」のテレビ広告を見て
昔失くした LPを思い出しました。
「ヴィオレ―タ・バラに捧ぐ」メルセデス・ソーサ
南米チリの歌手バラを称えて アルゼンチンの歌手ソーサが歌ったLPです。
どちらのお国もスペイン語圏です。
大好きな澤地久枝さんのご本の中に 南米の何処の街か忘れたけど
バラのミュージックテープを見つけて沢山買ったって書いて有りました。
今はもう亡くなってしまった弟に貸したら 破損してしまったと 戻って来ませんでした。
何と無くジャケットを思い出して Amazonで検索したら 凄いわね~。CDが有りました。
同じだと良いけど
日本語訳が付いているか不安ですが 81歳のバースデープレゼントにします。
南米の動乱の時代を生きた彼女の作った唄が 今も日本で歌われているようです。
歌詞GET!! で探しました。(アーティスト・クミコ)
■ありがとういのち
(作詞/作曲:ヴィオレータ・パラ・訳詞/高橋悠治)
ありがとういのち おまえがくれた ふたつの瞳がひらくときは
見分けられる 黒と白を 遥か空の彼方、星まで
人ごみのなか あの人も
ありがとういのち おまえがくれた 耳はいつも働き続け
きざみこむ コオロギ、カナリヤ、ハンマー、タービン、犬や時雨も
やさしいあの人の声も
ありがとういのち おまえがくれた 音や文字を また、言葉を
考えたこと言える言葉 母や友や兄弟や
輝くあなたの魂のみちすじ
ありがとういのち おまえがくれた 足は疲れ、歩き続ける
町並みを、水溜まりを 海や砂漠や山、野原、
あなたの住む家や庭も
ありがとういのち おまえがくれた 心は震え、押さえきれない
人の考えが創り出すもの 良いものと悪いものの隔たり
あなたの明るい瞳を見て
ありがとういのち おまえがくれた 笑いと涙で見分けられる
幸せと不幸せを 私のうたがそこで生まれる
あなたと私を結ぶうたが みんなと私を結ぶうたが
ありがとう こんなに沢山のものを