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BL・アニメ・声優さんなど気になった事をつれづれに書いていけたらなぁと思ってます

Free!第12話(最終回)「遥かなるフリー!」(感想)

2013-09-26 17:36:22 | アニメ(原作:小説&ゲーム&その他)
For the Team・・・仲間の為に



あらすじはコチラ



※毎度ながら腐発言もあるかもしれません。ご注意を!
それと、私はマコちゃんスキーで、カップリングは王道・マコハル派です(^^ゞ
さらに言うと、いろいろ書いてきましたが、基本的に嫌いなキャラは誰もいません!むしろ全員大好きです。



昨日は朝から「ZIP!」で「Free!」が取り上げられ、そこでサンキュータツオさんが仰った「同窓会アニメ」から始まってまぁホント一日「Free!」状態でした。
CDの発売日でもありましたしね。

締めは当然この最終回。
まぁ、昨夜のTLはほぼ「Free!」一色。
BLの先生方もリアタイでご覧になってる方多々だったので、もう、いろんな声込みでガーッと約2時間くらいはフリーでした。



さて、↑に書いた、小6のあの大会直前の凛の台詞。
これがやはりみんなの心を1つにした言葉であり全てであり、みんながここまでリレーに拘った出発点。

遙への誘い文句は「見た事無い景色を見せてやる」でしたが、遙の心をガッチリ掴んだのはこの台詞だったんじゃないかと私は考えました。

この頃の凛ちゃんって、大きな引っ張る力であり、表のリーダーだったって印象ですね。



ですが、この中での一番の成長株は怜ちゃんであり。
怜ちゃんあればこその最終回であり。
一番大人で、一番男前だったのが怜ちゃんだった最終回でしたよ!




さて、途中まで凛がリレーから外されたなど夢にも思っていない岩鳶の4人。
遙など着いた早々ソワソワしちゃって(^^ゞ
そんな影である意味可哀想だったのは似鳥。

元気づけるつもりが逆効果だというのを彼は知らない・・・というか、気付けない?
凛しか頭に無い感じなのに、凛が見え切れていないというか。
ソッと見守ってやる事も必要なわけですが、つい、声を賭けてしまう似鳥なりの優しさもすごくわかります。


大会前夜での部長の言葉が消化されていない凛のいかにリレーへの思いが強かったのかは、父親の写真を見た凛の表情で丸わかりだったわけですが、まさかにあそまで調子を崩すとは!!

・・・と、ここでまた自分の力で凛を元気づけたいと思っちゃった似鳥君が(^^ゞ
もう、必死なのはわかるのよ!
でも、ここはソッとしておく気遣いも覚えようよ!
あの結果の後に何か言われる事がキツイ時もあるんだよ!(泣)

そしてそのせいで、凛がリレーを外された事と、遙の一種のトラウマ化しちゃった「水泳なんて辞めてやる」という言葉を遙が聞いてしまう事態を引き起こし・・・。



「俺はもう凛と泳げない・・・」

えぇー?!そこで座りこんじゃう?とツッコミ入れたくなるところではありますが、そのくらい、今日という日を楽しみにしていたんだという事でこちらも納得する事にして。
とにかくこの様子では気合いはおろか予選に出る事さえ危うくなったわけで。

ここで↑に書いたように、唯一の外部者だった怜ちゃんの男前ぶりを見せるわけです。
本来、自分だけ何も知らない。体験していないというのは辛いものです。
それこそ「やーめた!」となってもおかしくない。
でも、そこは逃げ無い子・怜ちゃんだったわけで。
話してくれるまで待つなんてまどろっこしい事はせず、ズバッと聞く。
聞いただけでなく、彼の優しさと理論でちゃんと消化して理解して。

今回の自分と凛の交代劇は

「僕が今の仲間」

この自信と自覚がちゃんとあればこその発言だったと思います。
だとしても、「無」だったところから強引に勧誘されて始めて。理論ガチガチだった子が自由の美しさを知って。みんなと泳ぐ楽しさと充実感を知ってここまできて。
誰よりもこの4人で泳ぎたかった筈。
それを元カレに譲ってやるこの度量デカさ!

怜遙派ではない私にも感じる

すべては遙先輩の為

今カレの鏡!
昨夜、指摘されて気付きましたが、「テニプリ」でも謙也が千歳にD1を譲ったのを思い出しました。
もう!こういう時に自分を抑えて譲る事が出来る奴に私は弱いー!!



rei-f14

「僕も彼と同じ気持ちだからです」

この後の怜ちゃんの微笑み。
可愛いというより、悲しそうな笑顔に見えたのは私だけだろうか?
こんなにも仲間と泳ぎたい事を切望していたのにそれをライバルに譲り。
果ては遙からの「凛と泳ぎたい」発言。
怜ちゃんの心中を思うと、ここでウルッとしてしまいました。



さて、ここで一気に「凛ちゃんを探せ!」となるわけですが。

私の悶々ポイント1

個人的には凛の奮起エンドを交代エンドと半々に期待していた分、
凛を立ち直らせ、先へと進ませるエンドを迎えるには交代の道を取るしか無かったのは渋々(?)納得するにしても、あまりにも全員が遙姫中心だろうと。
遙の一言で・・・いくら時間が無い中での事とはいえ、誰か一人でも怜ちゃんに向けて何か言葉・・いや、態度でイイから欲しかったんです。
あまりにこの流れを自然体で受け止めている真琴と渚がね~。

最初、遙凛で始まり、現在一番大好きなのが真琴になっている私だからこそ!ここは敢えて指摘したかった。
ここ数話、特に怜ちゃん問題に関しては形だけでも「部長」である真琴の口から欲しかった言葉が無い!

遙に言われちゃったり、言葉すらなかったり・・・
ってか、全て遙しか気付けていないというか・・・
せめて、怜の肩をポンと叩くとかリアクションが欲しかったなぁ。


さて、なかなか見つからない凛は、遙の予想どおり小学校の桜の木とソックリな木の前で見つけるわけですが、
もう、既に捨て鉢になってる凛には遙の言葉すら届かない。
逆ギレて、果ては取っ組み合い状態。

ところが、これもまた偶然的に遙が書いた文字を見つけてしまうわけですねぇ。
それはお得意の「Free」じゃなく自分が煉瓦に書いた「For the Team」だったわけで。
それを見てやっと凛の心の中の氷が溶けたというか本心が漏れたというか。

でも、見た方は「そう!この言葉が聞きたかったのよ」と思われたのでは?
ここ数話の凛の表情や言動が全てここに向かってましたものね。

そしてここでも男前っぷりを発揮の怜ちゃん。

「泳ぎたいなら泳げばイイ!」

ライバルの背まで押しちゃうんですから。
そこからの、小6の時とは逆に、遙からの逆ナン(違っ/笑)


rin13

haruka9

しかし、なんなんでしょ?この乙女な凛と、まるっきり王子な遙の図(^^ゞ
以前から、総受け状態の遙が唯一攻められるのは凛だけと思ってましたが(例の金網ドン!から/腐っ)、これで確定でしょ?(≧m≦)ぷっ!



ギリギリセーフで予選に出る遙たち。

と、ここでなんと!とんでもミス発覚☆

miss

わかりますか?
真琴、水着着てないです!(腐っ)
飛び込んだ勢いで脱げちゃったのか?
でも、そうなると上から見たら大変っ(*/∇\*) キャ

ま、冗談はさておき、これは貴重映像になったかも(〃∇〃) てれっ☆




ここでキセキの世代風に言えば「開花」DB風に言えば「スー○ーサイ○人」?
OP含めて、今までは遙のシーンでしか出てこなかった水の中に射す光のシーン。

凛は恐怖を感じていた水が大丈夫になり(と、受け取りました)
渚の時なんかイルカ達が登場しちゃって。
渚的にはみんなが憧れであり、仲間であり、追いかけたい人たちなんだね。
凛は再び小6の仲間と泳ぐ事で出口が見つかったのでは?

そしてなにより、OPで遙の手を取り引っ張り上げる手は誰なのか?
これは各人で妄想でもいいな!と思ってましたが、最終回でちゃんと答えを出してくれました。
気分的には凛なのでしょうが、誰が欠けてもダメで、あの時声が聞こえてきた4人全員が引っ張り上げてくれたのでしょう。

そしてその先にあった見た事のない景色

その結集が1位をもぎ取る。
なんという最終回に相応しい光景☆


抱き合い泣きじゃくる姿・・・
しかし、その中に怜はいない。
自分が納得し、自分が背中を押した。だから怜ちゃんに涙は無い。
けれど観客席から4人を眺める彼の横顔は・・・どうしてもツライ。
あの時、誰か1人でも怜を見ていたら!
この場で実力の120%を出せたのは玲ちゃんのおかげなのに。

それでも、喜び合っている姿を見ながら「美しかった」と笑顔になる怜。
もう、この子って!イイ子過ぎる!!
でも、ここのところ美しいと感じられなかった遙の美しい泳ぎを見れたのは嬉しかったんだろうな。



さて、各々叱られちゃったり謝ったりだったわけですが・・・
最後の最後で一番報われたのが似鳥ですよね!
ここにきてお互い『名前呼び』

nitori2

この笑顔(腐っ)

しかも台詞端折れば「アイ、付き合えよな」って・・・
どこの中坊の告白ですか!ヾ(ーー ) オイッ
もう、ここはここでイチャコラしてなさい!(爆)


私の悶々ポイント2

同じような内容で恐縮ですが・・・

さて、来年こそ怜を含めた4人でリレーに出る為にここに来ると誓いあう4人。
しかし、ここでもマコちゃんは部長として言うべき言葉を遙に奪われてるわけで(^^ゞ
御子柴部長がかっこよく株を上げて最終回を迎えたのに対してなんという残念さ(涙)
むしろ、遙の方が普段言葉少なめなクセに・・・
真琴ファンだからこそ、ここで怜に向けての言葉が欲しかったですぞ!!

ま、王道マコハル派の私からすれば、「ハル」しか見えていないのだ!という説明で「しかたないか」という気にはさせられるのですが、そんな私ですらこれだけの思い。
怜ちゃんファンの肩の心境はいかばかりかと思われるわけですよ。
もちろん、エンカの「See you next summer」に全てを賭けるわけですが、
1年待たされる身は辛いですよね。
やっぱり、この最終回で怜ちゃんにもっと報われて欲しかったです。

報われポイントが憧れの遙先輩の美しい泳ぎと、かつての仲間達の心からの笑顔だけでは可哀想過ぎます。




さて、それからの凛ちゃんはまるで憑きモノが落ちたかのように、昔の凛らしさを取り戻し。
渚たちの無茶ブリにも応えてやれる余裕も出来た模様(笑)
いや、過去の思いは過去のモノとして消化し前進できるようになったみたいです。

それを示す部室の写真。
みんなにとっての幸せへの一歩を踏み出した証の1枚。

ええ。これがきっと大正解。
この形態を取らなければ凛を引きとめ、さらには遙の競泳に対する思いをUPさせ、ひいてはそれが怜や真琴や渚の喜びに繋がったわけで。
来年は、怜ちゃんも水着姿で写真を撮って下さい。

しかし、上記したように、個人的には凛ちゃん奮起する!ルートでこんな幸せ展開になって欲しいな~と思っていたんです。
もちろん、それじゃ凛を完全に救う事にはならなかったとしても。

何が見たかったのか・・・

もちろん、かつてのメンバーでのあの予選シーンは迫力満点で素晴らしくて。個々が今の自分から未来へ羽ばたいていく泳ぎは感動モノでした。
しかし、最終回。
今までみんなで必死に作り上げてきた岩鳶水泳部4人の泳ぎが見たかったんです。実は。
別に大会内じゃなくてもイイ!
ラストの合同練習内でもよかったんだよな~。
これが小学生時代の遙たちではなく、怜を入れた新しい『仲間』との泳ぎというヤツが。

もちろん、それは「来年まで待ちなさいよ!」と言われてしまうかもしれない。
その思いこそが2期へ繋がるのかもしれない。
でも、それはまた進化した彼らであって、今の彼らの泳ぎを最後に目に焼き付けておきたかったな~。


しかし、最初は下手したら「不思議ちゃん」?なハルちゃんが、実は一番人を見ていて気持ちを汲んでやれる子だったり。

おっとり懐深そうなオカンマコちゃんの百面相に癒されたり・・・
振り返れば、一番「萌え」をくれたのは彼でしたし。

末っ子気質丸出しの天真爛漫に見える渚あればこその水泳部であり最終回。
これに関しては、遙が11話で礼を言ってましたよね。

そして渚が起こしたミラクルを盤石なものにしたのが怜ちゃん。
彼の性格が行動が、遙と凛という2人の主役の心の中に巣食っていたモノを出してくれたし、あの木の前で全てをさらけ出し言い合いする事が出来たんだと思います。
彼こそ『橋渡し』を買って出てくれた影の主役だったと思います。


そんな彼らの性格を端的に示しているのがコレ

clubrooms

真琴⇒きちんと畳む。でもどこか緩む。
遙⇒枠に収まるようにする。
渚⇒フリーダム w
怜⇒ショップ店員もビックリな
畳み方。スリッパもキッチリ。
凛⇒親のしつけからか、一応は畳む。

こういうところまで細かく描き分けて下さったスタッフさんの拘りに感謝★



「水泳」「上半身」「筋肉」「水」

拘りに拘り抜いて作って下さった監督はじめとしてスタッフさん方に感謝を。
そして素敵なキャラクター達に息を吹き込んで下さったキャストの皆様にも感謝を。

特に、今まで釣り目キャラ?(笑)の多かったたっつんの新境地というか、この穏やか~な声がものすっごくツボだと新発見☆
特に「レ~イ」と呼ぶ言い方がドストライクでした(〃∇〃) てれっ☆

また一年後絶対に会えると信じて!!


1クールお付き合いありがとうございました。




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