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BL・アニメ・声優さんなど気になった事をつれづれに書いていけたらなぁと思ってます

夜のヤッターマンザックリ感想

2015-03-29 23:59:26 | アニメ(原作:小説&ゲーム&その他)
夜のヤッターマン第1話~第12話(最終話)



あらすじ(ウィキより)

何が善で、何が悪なのか……!?ドロンボー一味との長き戦いを制したヤッターマンだが、彼らが築いた王国ヤッター・キングダムは平和な楽園ではなかった!?国は疲弊し、圧政に苦しむ人々!そこに立ち上がったのは、かつてヤッターマンのライバルとして戦ったドロンボー一味の末裔で、ヤッターマンに恨みを抱くレパード。“ドロンジョ”の後継者としてその名を受け継いだ彼女は新生ドロンボーを結成。憎きヤッターマンにデコピンするため、ヤッター・キングダムに乗り込む!!



恒例のキャスト貼り

ドロンジョ:喜多村英梨
ボヤッキー:平田広明
トンズラー:三宅健太
ドクロベエ:ホリ
オダさま:たかはし智秋
ドロシー:伊藤静
ガリナ:吉野裕行
アルエット:伊藤静




先ほど、最終回を見ました。
感想は書いていませんでしたが、時間帯がよかったのか?はたまたヤッターマン世代だからなのか?(笑)なんとなく毎週見てました。

2008年に放送された吉野さん達キャスト等一新でリメイクされた方はちゃんと見れていませんでしたが、太田さん主演の1977年版は見てました。
1977年版はフジ。2008年は日テレでしたね。



さて、夜の・・・と付きましたが、別にお色気路線でもグロい内容になったわけでもなく。
なんで「夜のヤッターマン」だったのかは結局最後までわかりませんでした(笑)


タイトルは横に置かせて頂く事にして・・・
今回の面白かった点は、今までのタイムボカンシリーズでは

ヤッターマンは「善」

ドロンボー一味は「悪」


リメイク版もそれは変わらず。
なのに今回、それが逆転していた点。
そしてドロンジョの子孫が悪として人々を苦しめてているヤッターマンを退治しようと立ち上がります。
ドロンジョ(レパード)はやはりボヤッキーの子孫のヴォルトカッツェとトンズラーの子孫・エレパントゥスが傍に仕えていて、彼女と共に立ち上がってくれます。

もう、この3人が本当にイイ奴らで。

旅をしていくにつれて、ヤッターマンの極悪非道なやり方に怒りを覚え。
だけど立ち向かうには力不足で。


そんな旅の途中で出会ったのが

ガリナとアルエット


この2人は幼馴染同士でアルエットは両親と愛犬をヤッターマン達に連れていかれたショックで、出会ったころは視力が失っています。
ガリナもまた両親を連れ去られています。

目の見えないアルエットは、「天使」が両親達を取り戻してくれると信じていて、レパードをその天使だと感じます。
またレパードも亡くなった母と面影が似ているアルに面影を重ねます。


この2人がガンちゃん達の子孫かどうかはちょっとわかりませんが、それでも2人共ガンちゃん達と同じネックレスをしてたり、けん玉を武器にしたり、第一、吉野さんと伊藤さんというキャストは日テレ系のヤッターマンと同じキャスト。
まぁ、多分、何かしら関係はありますよね。



とにかくこの出会いによってガッちゃんとアルという同行者が加わり、ヤッターマンを倒すべく旅に出るわけです。
その間にレパードがガッちゃんを好きになってしまったりと軽く恋バナ要素も加えてきたり(^^ゞ




紆余曲折ありつつ、やっとヤッター・キングダムに辿り着いた一同。

ところがここで驚愕の真実を知らされます。
実はヤッターマンの正体は・・・

ドクロベエ

なんてことはなく、一度は自分の星に戻ったクセに負け続けたヤッターマンにリベンジしようと戻ってきて結局勝てなくて。
その腹いせにヤッターマンの名を語って悪事を行ってきたというわけで。

おまえは子供かっ!\(- -;)オイオイ
知ってみればくだらないorz

でも、たまったもんじゃないのは人間たちなわけで。
そして大ショックだったのは正義心から立ち上がったレパード達からすれば、いくら自分たちがみんなの為に動いても信じて貰えるわけもなく。

それ以上に、これから人の心を1つにまとめるためにヤッターマンとしてみんなの前に立つ!と決意したガッチャンとアル達とこれ以上一緒にいる事は出来なくなっちゃった事。
あくまでレパードを見守ろうとするヴォルトカッツェとエレパントゥスでしたが、レパードの心は決まっていて。


それでも最後に勇気を振り絞って愛の告白をしようとしますが・・・・・


見た目は少女の様なのに、なんというレパードちゃんの健気な事!!(泣)

そして共闘しながらドクロベエを倒し、レパード達は家へと戻り、ガッちゃん達はヤッターマンとして2人で進んでいくという最終回でした。



そして最終回のラスト。
ベッドで眠っているレパードに語り掛けてきた声は伊藤静さんが兼任していたレパード母ではなく

ドロンジョ様


ドクロベエは滝口順平さんが既に亡くなられているのでホリさんが頑張ってくれてましたね。
正直、台詞が長くなると「んー・・」と思わないではなかったですが、ルパンが山田さんから栗田さんに代わったのよりは違和感なかった気がします。
それでもやっぱり私の馴染みのキャストさんが特別出演して下さったのはテンションがかなーり上がりまして。

小原乃梨子さん

たった一言でしたがありがとうございました!!





全体的には正直言うと無難にまとまった内容だったかな~?
途中からはあの懐かしいヤッターマンのテーマがガンガン流れ、OP曲のスクモの「極限Dreamer」もすんごく良くてヘビロテしてた時もありましたが、気分的にはどうしても盛り上がりますよね~(わははっ)

古き良き昭和アニメの王道主題歌でしたから。

しかし、やっぱり最終的にドクロベエが悪の根源だったというオチはホッとしましたし、「やっぱりこうでなくてはダメなのかもね」と思いました。
でも、ラストのドロンジョの話。
そしてどこまでもレパードを守り仕えようとするヴォルトカッツェとエレパントゥスの存在に、
ドロンボー一味はドクロベエに上手く利用されてただけで、とってもイイ人だったんじゃ?と思いたくなるとこなどは、ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラーの3人にとって救済となる作品になったかも。

ガッちゃんはガンちゃんと性格がだいぶ違ったりひ弱な点は最初「あれれ?」となりましたが、レパード達とヤッターマンを倒すために旅をすると決めてからは優しさ゜ラスな面が見えてきて、ガンちゃんとはまた違った魅力になったと思います。
アルちゃんは、目が見えないというハンデもあるせいか?アイちゃんのような男勝り?(笑)な快活さはありませんが、その分、最後までレパードにとって母みたいだったり姉みたいだったりと優しい子でしたね。
最終回、別れのシーンとなった頃、やっと目が見えるようになったんですが、やはり最後までレパードを「私の天使」と言って抱きしめたシーンはちょっとジーンとしてしまいました。



「ヤッターマン」はやはり子供向けのわかりやすい元気が貰える作品。
そして夜のと付けたように、今回の「夜のヤッターマン」はむしろ人と人の心の結びつきだったり、思いやりだったり、弱さだったり・・・
むしろ人間らしさ全開で泥臭く、大人が見てもジワジワこれた作品だったのかもしれません。

あ!だから『夜の』だったのかな?(笑)




大した事は書いていませんが、とにかく最終回に小原さんが喋った!という事だけ書きたくて記事にしてみました(^^ゞ









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